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不良少年の恋

みなさん、ご訪問ありがとうございます。
最近はすっかり小説家気取りで
物語ばかり書いています。
変な物語じゃなくて、イラストを描けと言う
ご意見もございますが、読んで頂けると嬉しいです。
また、感想もコメントして欲しいです。

とん子の初恋
〜不良少年の恋〜

「あ〜あ、恋がしたいなぁ〜。 」
「きゃっ、とん子イヤラシー。 」
「何がいやらしいのよ!
私だって恋がしたいわよ。 」
とん子は17才、高校三年生。
片想いの男の子はいるけど、一度も話した事が無い。
本当は受験勉強で恋なんてしている暇はない。

あ、とん子!
不良グループよ。
あっちに回って行きましょう。
校舎の陰で煙草を吸っている。
その中のリーダー格の芝山。
目つきが鋭くみんなから恐れられていた。
でも、とん子はその影がある芝山に密かに恋心を抱いていた。
ねえねえ、とん子、あんな奴最低よね。
う、うん…。
その時、芝山と目が合った。
とん子は顔が赤くなった。

「おいおい、姉ちゃんたち、何でそっちに回るんだよ!
い、いえ私達は別に避けたわけじゃ…。 」
不良グループの下っ端どもがとん子達を囲った。
仕方なくとん子達は不良グループの前を通った。
不良グループの1人がとん子の肩に手をかけ
「あれ?学年成績ナンバーワンのとん子さんじゃないの? 」
「いえ、ナンバーワンだなんて…。 」
「あれあれ? 」
赤くなって、可愛い!
とん子は俯いていた。
その時、「ヤメロ! 」
芝山が一喝した。
チェッ!
とん子は芝山に頭を下げて通り過ぎた。

その夜、とん子は
「あーあ
芝山くん、カッコ良かったなぁ〜。
ちょっと怖かったけど…」
「ヤメロ!」
とん子は真似して言って見た。
「キャーッ カッコ良い〜!」
そう、とん子の片思いの相手は芝山だったのだ。

翌朝、昨日の友達が
「とん子、昨日は恐かったね。
私、先生に言いつけてやる!
とん子も一緒に来てくれるよね。 」
「え? 私は良いわ。 」
「えー?何で?先生に言いつけようよ。」
「とにかく私は良いの! 」

校門に差し掛かると、そこに芝山がいた。



芝山はとん子を見つけると、
「わりゃちょっと来いや! 」
「とん子! 行っちゃダメよ!
私、先生を呼んでくる! か

「良いの! 大丈夫よ。 」
とん子は芝山の方に歩き出した。
すると芝山は何かを取り出し、とん子に渡した。
「これワレのやろ? 」
それはとん子の生徒手帳だった。
「これを渡すために、ずっと待ってくれてたの? 」

「そんなんやなか! 」
芝山は手帳を渡すと恥ずかしそうに去って行った。
とん子はそんな彼が可愛く見えた。

「とん子! 大丈夫?
何もされなかった? 」
「ふふふ大丈夫よ。 」
「とん子!あんな奴に近付いちゃダメよ。
きっと昨日の続きで私達をカラカイに来たのね!
アタマに来ちゃうわね!
特にあいつ飛んでもないワルなんだから
この前もヤクザと喧嘩したって噂よ。 」


とん子はわざわざ手帳を渡すために、
朝早くからじっと待ってくれてた
芝山を愛おしく思った。

それから数日たった日曜日、玩具売り場でうろうろしている芝山を見かけた。
とん子は思い切って声をかけた。
とん子は自分が何処からこんな勇気が出て来るのか驚いた。

「芝山くん、何してるの?
この前は手帳を拾ってくれてた、ありがとう。 」
「わっ! なんだあんたか…。
確か戸田とん子やったな。 」
「うん。 芝山くん、こんな所で何してるの? 」
「いや、なんでもなか! 」
「なになに? 」
とん子は男子とは殆どまともに話さえしたことないのに
芝山の前で、こんなにスラスラ話が出来る自分に驚いていた。

「実はなぁ、俺小学4年生の妹がおってな、今日がその妹の誕生日なんやけど
なんか買っちゃろうと思うバッテン、何ば買ったら良かか分からんとたい。 」
「えー? 芝山くんに妹がいたの? 」
「ああっお転婆やばってん可愛かったい。
おにーちゃんおにーちゃんって言うもんやけん。
誕生日のプレゼントば買っちゃって約束ばしたったい。
ばってん何ば買ったら良いか分からんし、金もあんまりもっとらんけん
どげんしょうか迷いよったったい。 」
「じゃ私が一緒に選んで上げる! 」
「え? 」
「ほんなごつか? 恩に着るバイ。 」
ふたりはおもちゃ屋さんで、一緒にプレゼントを選んだ。
とん子は凄く楽しかった。
「ねえ?これは? 」
「おおっ!これは良かばい! 」
スヌーピーの縫いぐるみ。
ばってん、ちょちょ金が足らんばい。
ふふふ…。
私にも妹さんにプレゼント一緒にさせて♪
え?そげなコツ悪かばい!
良いの良いの〜♪
ふたりは見つめあって、笑った。

いつも遠くから、芝山を見ていたとん子だったが
初めて芝山の笑っている顔をみた。


今日はありがとな!
うん。

送って行ったるさかい、後ろに乗れや。
え?
芝山のバイク!
そんなオートバイとか乗った事無いし…。
良いから乗りや!
うん。
とん子は思い切って芝山の後ろに乗った。
初めて乗るバイク!
とん子はドキドキだった。
しっかり握っとくんやで!
バイクは勢い良く走り出した。
芝山の肩には買ったばかりのスヌーピーの入った袋。
そして必死でしがみつくとん子!
ふたりは走り出した。
哀しい恋に向かって…。
でも、とん子は幸せだった。

つづく

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なこさん

おはようございます。
哀しい恋。
例の如く先は何も考えてません。(^^;;
どう言う展開になっていくのでしょう。。。

走り出すバイク。
後ろにはトン子が乗っている。
芝山はとん子と離れたくなかった。
夕陽のなかをバイクは突っ走る。

わっ!
凄い景色!
そこは市内が見渡せる丘の上だった。
こんな場所があったなんて、とん子知らなかった。
夕陽に照らされながらふたりは口づけをした。
とん子は初めての口づけだった。
それは想像していたよりもっと甘く
芝山の唇が自分の唇と重なり合う。
本の一瞬の時間だったが
とん子には時間が止まったような感覚だった。

夢のような時間だった。
もっともっと一緒にいたかったが
妹さんの誕生日!
自分も遅くなると家族が心配する。

家から少し離れたところで降ろしてもらった。
芝山くん、本当に楽しかった。
妹さんにヨロシクね。
今度、ココロちゃんにも会いたいな。
おう!今度な!
芝山のバイクは走り出した。

しかし狭い街、とん子と芝山の事はすぐに
街中の噂になった。
芝山は停学!
とん子は厳重注意された。

なんで?
何も悪いことはして無いわ!
とん子は泣いた。
芝山くん…。
芝山くん…。

とんとんさん

びっくりです。
色々事情もおありだとは思いますが
残念です。
この物語はとんとんさんが主役ですので
見に来て下さいね。
コメントも寄せて下さいね。
本当に寂しくなります。

お身体に気を付けて、元気で過ごして下さいね。
また遊びに来て下さい。
お待ち致しております。

有り難うございました

こんばんは~~
突然ですが、この度ブログを閉めることに致しました。
勘太さんには、とんとんのイラストやコラボ絵、物語など
沢山書いて下さり感謝以上のお礼を申し上げます。
有り難うございました。作品は大切に保存しています。
これからは時々眺めて楽しみますね。

私がブログを立ち上げた時、いち早くコメントを下さった勘太さん。
ビックリもし、とても嬉しかったです。
勘太さん繋がりで、沢山の方々がブログへ遊びに来て下さる様になり
楽しんで色鉛筆画を描けました。
どんなに感謝しても感謝しきれません。本当に有り難うございました。

早朝からのお仕事がある勘太さん。
どうぞ健康に留意してお元気でお過ごしくださいませ。

心姫さん

おはようございます。
いつも読んでくれてありがとう!
哀しい恋。
どうなって行くのでしょうか?


芝山はデパートのおもちゃ売り場にいた。
なんとなく照れくさい。

芝山には、妹がいた。
小学4年生のお転婆な女の子だ。
芝山はその妹が可愛くて仕方なかった。
お兄ちゃん!
明日ココロのお誕生日、忘れていないでしょうね。
ああ、もちろん覚えとうくさ!
忘れるわけなかろうもん!
大事なココロの誕生日ば!
わーい、お兄ちゃん大好き!
私大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになるけんね!
はははは〜♪
兄妹じ、結婚出来んとばい。
そんなことないも〜ん!
はははは。
誕生日にはプレゼントば買っちゃけんな。
わーい。

プレゼントって言って見たもんやけど、
ココロの奴、どんなのが好きなのかな?
そんな時。
芝山くん、何してるの?
わっ!
芝山は背後から声を掛けられ驚いた!
こんな所で誰だ!
するとあの、とん子だった!
いきなりこんなおもちゃ売り場で声を掛けられ芝山は戸惑った。

しかもみんなから恐れて避けられているのに
このとん子は平気で話しかけて来る。
とん子は明るく可愛かった。
芝山は、戸惑ったが、いつの間には自然に話が出来た。
いつも誰かに突っ張っていたが、そんな物から解放された気分になった。
こんな気分は妹ココロといる時以外は今までなかった。
芝山は不思議な気分だった。
ねえねえ、芝山くん!これはどう?
可愛い犬の縫いぐるみをとん子は見せた。
とても可愛い犬だった。
芝山はスヌーピーを知らなかった。
うん、これは良かばい!
ウフッ
とん子の可愛い笑顔に芝山の顔は紅くなった。

No title

こんばんは。

おお~ またまた気になる展開ですね~ v-391
とん子さんは 博多弁 使わんと?

No title

哀しい恋に向かって・・・?
気になる始まりですね。

博多弁の恋の行方・・・ハッピーエンドが良いなぁ~~~

とんとんさん、なんでそぎゃん、博多弁しゃべれっと?
うまかなぁ~

とんとんさん

こんばんは〜♪
なんか変な言葉を喋るとんとんさんがいますね。
ぶぃっくりしますた。!(◎_◎;)

芝山ととん子はどうなって行くのでしょう。


芝山は孤独だった。
何でも力でねじ伏せてきた。
今たむろっている連中も仲間とはとても言えない
連中だった。
気に食わない奴はぶん殴り、力ずくで従わせた。
悪い事は何でもして来た。
物事の良し悪しなんて考えたことも無かった。
そう、彼女の存在を知るまでは…。

校舎の裏側で何時もの如く、たむろってタバコを吹かしていたら
彼女が俺たちの前を通って来た。
彼女と目が合ったその時、芝山は何かを感じた。

仲間内が彼女をからかう。
思わず、大声で静止させた。
仲間内が彼女の肩に手をかけた時
彼女は手帳を落として行った。
仲間内が拾ったのを取り上げた。

戸田とん子…。
その名前は芝山の脳裏に焼き受けられた。
芝山が初めて知った恋かも知れない。

それからとん子の姿が脳裏から離れない。
彼女を思うと胸が切なく苦しくなった。

翌朝、芝山は早起きをして、校門で彼女を待った。
彼女を見つけた時、芝山の顔が輝いた。
しかし、声をかける言葉が見つからない。

わりゃ、ちょっと来いや〜
最悪の声のかけかただった。

折角とん子を見つけたのに、手帳を渡すと
芝山は逃げるようにそこを離れた。
もう、心臓が破裂しそうだった。


こんばんは~

哀しい恋になるの~。
気になります。
優等生と不良なんて、少女漫画の王道ですね。

こんにちは~

芝山ととん子はどげんなるんやろね~~^^
青春はよかばい♪
プロフィール

kantakun007

Author:kantakun007
初めまして
勘太と言います。
よろしくお願いします。
下手ですがイラストを描くのが好きです。
暖かい絵を描きたいなぁ。

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