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ドラえもんと僕…その後3

みなさん、ご訪問ありがとうございす。

昨日は血液検査をました。
勘太さんは毎月血圧の薬をもらいに行っているのですが
「そろそろ来月あたり血液検査をしましょうかね?」
と言われていたのです。
朝から何も食べてはいけません。
お腹ペコペコでした。

「ドラえもんと僕…その後3」

「うわぁぁぁあああああ!!!」
魔女がまたしても呪文を唱え始めた!

暗い闇の中だ!
重機や機械の音、怒鳴り上げる声、呻き声が聞こえる。

そうだ!
僕は学生時代、仲間とIT企業を立ち上げたんだ。
まず初めに検索サイトを立ち上げて
広告収入!
色々なプログラムを開発!
そしてM&Aで企業買収!
そして会社をドンドン大きくして行く。
夢は広がるばかりだった。
事務所を借り、莫大な準備資金!
しかし共同経営の友人がその金を持って消えた…。
残ったのは巨額な負債。

僕は闇の金融機関から、このタコ部屋と呼ばれる人里離れた工事現場に
送られた。
数年間は此処から出られない。
「コラー!
貴様!なんばサボりようとか!」
ワタやんと呼ばれている親方のムチが飛ぶ!
この前もこのムチで叩かれ、ミミズ腫れに腫れ上がり
一晩中高熱で魘された。
恐ろしいムチだ!

20150624060051d0c.jpg

まさに此処は地獄だ。
生きる希望も何も無い。
毎日毎日重労働の日々。
不味い食事!
それさえも賃金から高い金が引かれる。
そしてそれだけ此処から出られる日が伸びるのだ。

「ちくしょう!
頭に来るぜ!
働いても働いても、ピンハネされて
いつ迄経っても此処から出られやしない!」
隣のノブと呼ばれている男がつぶやく。

夜になるとインチキ賭博が開かれる。
何も楽しみの無い此処の労働者達は
競って、なけ無しの金を掛けていた。
そして此処でも金を吸い取られ
労働者達は一生此処から出られないのである。

「ちくしょう!
俺は絶対此処から這い出てやる!」
ノブが言う。
「しかし、どうやったら此処から出られるの?」
僕はノブに聞いた。
「今夜、大きな賭博会が開かれるんだ!
そこで俺は今溜め込んでいる金を全部注ぎ込んで
一発大穴を当てて、大金を手にするんだ!
そしてその金を奴らに叩きつけて俺は此処から出てやる!」

賭博会は開かれた。
ノブはこの環境でどうやって貯めたのか?
結構な額の金を貯めていた。
恐らく食事も我慢して溜め込んでいたのだろう。
ノブは今日の機会を待ち望んでいた。
実はノブは賭博の世界では結構有名な博徒だった。
やはりノブも仲間に裏切られ、此処に放り込まれたのだ。
ノブは毎夜の小さな賭博会で少しずつ稼いで貯めていたのである。

「さあ、今日は半年に1度のビック賭博会だ!
諸君!一発逆転を目指して
大金を手にして此処からオサラバしよう!」
親方のワタやんが叫ぶ!
「オーっ!」
会社主催の賭博会!
労働者のレクレーションと言う催し物だが
実はこの賭博会で労働者の金を巻き上げてしまおうと言う
会社の目論見なのである。

20150624122526116.jpg

「ノブ!全部掛けて大丈夫なのかい?」
僕はノブを心配した。
「へっ!任せときな!
俺は此処では隠していたが、腕には相当自信があるのさ。
こんな賭博会は赤子の手を捻るようなもんだぜ。」
その言葉通りノブは勝ち進んだ。
そして会社側が用意したギャンブラーとの一騎討ち!
勝てばノブは数千万もの大金を手にし、借金を払って
此処から出て行く。
会社側が用意したギャンブラーも負ければ、
此処に叩き込まれるのである。
会社側のギャンブラーも必死だ。

一騎討ちの勝負はポーカーだった。
ワンペア!ツーペア!スリーカード!
ストレート!フルハウス!
ノブの技は見事だった。
そう言えば伝説のギャンブラー•ノブ!
そんな名前をネットで目にしたことがある。
それがこのノブなのだろうか?

ノブの優勢は変わらない!
最後ノブは大勝負に出た!
あり金を全部掛けて来たのだ!
ノブには自信があった。
今迄に中で一番良い手が来たのである。
しかし相手のギャンブラーはノブの賭け金の倍の金額を提示して来た。
賭け金が無ければ、ノブの負けだ!
「クソっ!汚い手を使いやがって!」
ノブは主催者の会社に訴えた!
「頼む!足りない分を貸してくれ!」

「バカ!
そんな事出来る訳無いやろ!」
親方のワタやんが言う。

「分かりました。
不足分は会社側が貸しましょう。
その代わり、負けたらあなたは一生此処から出られませんよ。」

こうして最後の勝負は行われた。
ノブのカードはダイヤの10、J、Q、K、Aの
ロイヤルストレートフラッシュ!
信じられない!
ここに来て、ポーカーの最高の手である。
やはりあの伝説のギャンブラー•ノブはこの人だったんだ!

相手のギャンブラーは落ち込んでいるだろう。
これより強い手は無いのだから
ふふふふふ…。

201506241828060eb.jpg

どうした事か?
笑っているように見える。
相手のギャンブラーの手が明かされた!

なんと言う事だ!
会社側のキャンブラーもロイヤルストレートフラッシュだ!
しかもスペードのロイヤルストレートフラッシュ!

同じロイヤルストレートフラッシュの場合。
スペード、ハート、ダイヤ、クラブの順で強いのだ。

ノブは敗れた。
そして会社側のギャンブラーの正体が明かされた。
伝説の伝説!
幻のギャンブラー•キングジョーカー!だった。
なんでこんな賭博会にキングジョーカーがいるんだ!

翌朝、ノブは首を括って死んでいた。

会社の担当者は言った。
「あぁ〜あ、会社からの借り入れを残して
死んでしまったわ。
でも、労働者たちには莫大な死亡保険金をかけてあるから
会社が損する事は無いのよね。」


僕らが死んでも、会社側は痛くも痒くも無いって事か…。
僕らは虫けらも同然。
僕らがどう足掻いても、会社は儲かるばかりだ。

僕はどうやったら、此処から出られるんだ…。



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こんな展開になるとは~♪


まさかの展開 面白いですね~!

魔界の世界でも、娘が可愛いのですね♡

サタンが...とはね(さすが優しいww

サタンの結論は、また楽しみですね!

yumeさん

こんにちは〜♪

勘太さん次第…その後
どうなんでしょうね?(⌒-⌒; )

「ドラえもんと僕…その後6」

僕は金の糸を登って行った。
果てし無く長い道程だ。
細い今にも切れそうな糸。
おまけに僕の後ろからは沢山の仲間も登って来ている。
ただただ切れない事を祈るばかりだった。

すると雲の切れ間
一点の明かりが漏れている。
「やった!
天に辿り着いたぞ!」

僕は金の糸を登り切った。
そして、そこを這い上がると

「あれ?」
そこには魔女と魔界の珍獣ピオがいた。

「ふふふ…。
良く這い上がって来たのう。
多くの者にこの糸を垂らして来たが
登り切ったのは、お前が初めてじゃ。」
魔女が僕を見て言った。

そして気が付けば、金の糸の出入り口は閉じられていた。
「あれ?親方達はどうなっちゃったの?」

「ふふふ…。
あれは、わしが創り出した世界じゃ。
幻の世界なのじゃ。」
魔女は僕に言った。

「じゃ、あの鉢巻を巻いた人は誰なの?」
ピオの言葉に振り向くと
そこには、なんと親方がいたのである。

突然、辺りが暗くなり
雷が鳴り響き出した。

「こ、これは…。」
魔女のソルシエールが恐怖に震え出す。

親方の姿が黙々と大きく盛り上がり出した。
そして魔界の大魔王サタンへと変貌して行ったのだ!

「あっ!お父様!」
なんと親方は、サタンが化けていたのであった。

「ガハハハハハ〜!
ワシは親方になり、お主をずっと見ておったのじゃ。」

サタンはギロリと僕を睨み付けた。
そしてサタンが手を振ると大きな風が吹き
ピオの姿がミヨコに変わった。

「あっ!ミヨコ!
ピオがミヨコだったの?」
僕がミヨコに聞くとミヨコは言った。

「黙ってて、ごめんなさい。
お父様に珍獣ピオの姿に変えられて
私がミヨコだとあなたにばれ無いようにしていたの。
私がミヨコだと時点であなたを消すと言われていたの。
本当にごめんなさい。」

なんと驚いた事にミヨコは魔界の大魔王サタンのひとり娘だったのである。
期限付きで人間界に降りることを許されていたのだ。
そして僕と出逢い恋に落ちた。
しかし期限が来て、魔界に連れ出されていたのであった。
魔界に戻されたミヨコは、サタンに人間界に戻れるように
何度も何度も泣きながら懇願した。

僕はサタンの下部ヴェルフェゴールのちょっとした悪戯心の
魔界への道標を頼りに此処にやって来た。

しかしその道標もサタンの命令により置かれていた物だったのである。

「わはははっは。
魔界の大魔王と呼ばれているわしも娘には弱い物じゃ。
わしはじっくりミヨコが愛したお前を品定目した。」
サタンはギロリと僕を睨み付けている。

そして遂にサタンは結論を告げた!

こんにちは~☆

ピオは、どうして自分がミヨコだと僕に言わないのか?
不思議でしたが...なるほどね~☆

自分がミヨコだってコトも
僕に、気付かれてもいけないのですねv-12

全ては、サタンが仕組んだようですね...!
この先、どうなるのでしょうね~

う~ん?勘太サン次第ね(笑
ドキドキ♡わくわくですよ☆^▽^☆

yumeさん

こんにちは〜♪

僕は奥さんのミヨコさんを探しに道標に導かれるまま魔界へ。
その入り口で魔界の珍獣ピオと出会ったのです。
ピオの助けを借りて、僕はミヨコを探しに魔界を進む。
そこに行く手を阻む魔女ソルシエールが現れたのです。

魔女ソルシエールは呪文で、僕を幻想の世界へ送り込む。
実は僕に甘い世界を見せ、僕が初恋の人に心を奪われるのを
ピオに見せつける筈だった。
しかし僕はそれが魔女の罠だと気付いた。

次に魔女は呪文で僕を過酷な闇の労働現場へと送り込んだ。
そして僕は新たに人間性を問われる関門を迎えるのです。

飛ばされた先々での僕の記憶は、魔女が作り出した偽の記憶なのです。

実は魔女はサタンの命令により、色んな幻想の世界へ僕を
送り込み、僕の人間的弱さをミヨコに見せようとしているのです。

全ては、サタンが僕を試す為に仕組んだ事なのです。

何故ピオは、自分がミヨコだと僕に言わないのか?
自分がミヨコだと僕に気付かれた時点で
サタンは僕を消し去ると告げているのです。
だから自分から言うだけでは無く、
自分がミヨコだと僕に気付かれてもいけないのです。

はてさてどうなって行くのでしょう?

こんにちは~♪

僕は、奥さんのミヨコを探しに ピクと
魔界の怖い世界に入って行ったのですよね…

魔女によって 昔へタイムスリップしたのかなぁ?
汚い賭博の世界! ノブ…可哀想ですね(o・・o)/~

うふふ♪親方、何故か 大阪弁でなくて!博多弁とは(笑

この 闇夜の世界から、脱け出せれば 良いですね!( ・◇・)?v-353



PS☆私も、次回は 採血デスよ~☆
プロフィール

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Author:kantakun007
初めまして
勘太と言います。
よろしくお願いします。
下手ですがイラストを描くのが好きです。
暖かい絵を描きたいなぁ。

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