ドラえもんと僕…その6

みなさん、ご訪問ありがとうございます。

昨日、Twitterにメッセージが入っていた。
返事を送ったあと、プロフィールを見て見るとかなり若い子だった。
親子程の年の差だ。
僕は学生時代を思い出した。

下宿のすぐ近くの飲み屋さん。
そこでオジさんと意気投合。
もう少し飲み足りない僕たちは
そのお店でウィスキーのボトルを買って僕の部屋で飲んだ。
そのオジさんは青春について語っていた。
残りのウィスキーは飲んどって良いからねと言って帰って行った。
そのオジさんとは、その後会うことは無かった。
オジさんは今の僕より若かったかも知れない。
でも、もうこの世にいないかも知れないなぁ。

きっと彼が僕の歳になった頃には、もう僕は
この世にいないんだろうなと思った。

「ドラえもんと僕…その6」

僕は勉強が楽しくなって来ていた。
どんどん新しい知識を吸収して行く。
僕はかなり先の予習までしていた。
そしてテストがある度に成績を上げて行く。

「それでは今日もテストを返します。
呼ばれたものは前に出てもらいに来るように。
剛田タケシくん、33点!
スネ夫くん、30点!」
何時ものようにテストが返ってくる。
201504051058546e1.jpg


みんなの関心は、僕の点数だった。
どこまで点数を伸ばして行くのか?
「のびくん、85点!
静香くん、83点!」
おおっ、ついに静香ちゃんを抜いた!
「出来杉くん、95点。」
このままで行けば、出来杉くんを抜くのも時間の問題かも知れない。

また次のテストでは
「のびくん95点、静香くん80点!
出来杉くん98点!」
いよいよトップの出来杉くんに肉薄して来た。

出来杉は、のび太の影に怯えていた。
今まで1度もトップの座を譲った事は無い!
それがのび太が凄い勢いで迫って来る。
そしてのび太に成績を抜かれて、のび太から見下され
笑われる夢にうなされていた。
どうしたら良いんだ…。

出来杉は夜の校舎に忍び込んだ。
そうテストの問題用紙を盗むためだ。
「負けたくない。負けたくない…。
のび太くんに負けたくない。」
真っ暗な職員室先生の机を探し答案用紙を探した。
その時、後ろからそっと肩を掴まれた!
心臓が止まるほどの驚きだった。


夜の校舎。
職員室、テストの問題用紙を探している出来杉。
突然肩を優しく摘まれた。

「うわっ!」
出来杉くんは驚きのあまり声を上げた。
腰が抜けてしまいそうだった。
恐る恐る振り返ると、そこには少女が立っていた。
見たことがあるような無いような不思議な少女だった。

少女の輪郭がなんだか少し光って輝いているように見えた。
「出来杉さん、何をそんなに焦っているの?」
少女は言った。
「あなたはこんな行動をしなくても
立派な成績を納めているわ。
人は人。
何も焦らなくても大丈夫よ。」
不思議な少女だ。
「き、君は確か…。」
そう同じクラスの子だった。
何故、こんな夜の校舎にいるんだ?
それより、この子の名前が出て来ない。
同じクラスの子のはずなのに…。

「私は本当はずっと昔、学校の階段から落ちて死んでしまったの。
霊として長い間彷徨い
どれだけの月日が経ったか分からないある日
気が付いたら、あなた達のクラスにいたの。
とても楽しいクラス。
いつもテストで0点だったのび太さんが、あんなに努力をして。
でも、あなたはあなたよ。
堂々と受けて立ちなさい。
そしてお互いに競い合って伸びて行くのです。
さあ、もう帰りましょう!」
彼女がそう言って、腕を振ると一瞬周りが光り出し た。
そして気が付くと出来杉くんは家のベットで寝ていた。
「あれ?
あれは夢だったんだろうか?
言われて見れば、彼女の言う通りだ。
僕は何を焦っていたんだろう?
でも、不思議な夢だったなぁ。
明日、彼女に会って聞いて見よう。」
不思議な少女だったなぁ。
彼女は本当に幽霊なのかな?
そんな馬鹿な事はあるはず無いよな…。
出来杉くんは、もう一度眠りについた。

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ミタサンさん

おはようございます〜♪
読んでくれてありがとうございます。

仕事も何も出来ないダメ人間の僕が
のび太になってしまい
それでも予習など努力して、0点だったテストも急上昇!

現実の世界に戻った僕も
仕事で、リサーチ下調べをして成績を上げて行く。
と言う物語のはずだったのが…(⌒-⌒; )
どうなって行くのでしょう?

心姫さん

おはようございます〜♪
のび太くんがときめいた。
いやいや〜♪
のび太くんになった僕がときめいた彼女。

次の章で、いきなりの急展開になってしまったのですが
宇宙人との接触の時にキーポイントとして登場予定です。

こんにちは♪

>激しい音と共に教室が揺れ出した...

それって、ゴーストかなぁ~?v-12

アァ~

なんだか 不思議な世界に迷い込んで 深夜なのに ドンドン読んでしまいましたo(^-^)o

100点 過去に取った記憶が無い点数ですL(・o・)」

でも得意科目では 実力試験で一番かしこい同級生と競いあった事が有ったなぁ~(^O^)

次に起こる出来事が 何なのか ワクワク ドキドキ デスネ(*^_^*)

こんにちは~

一瞬出てきた、ブラック出木杉!
夢だったのなら、よかった。
やっぱり出木杉君は賢くて優しくて、
素敵じゃないとね~。
もしかして、のび太君がときめいちゃったクラスメイト、
幽霊かもしれないのかぁ。

yumeさん

おはようございます〜♪
請求書もなんとか昨日、提出して来ました。
毎回大変です。(⌒-⌒; )

「ドラえもんと僕…その7」

僕は学問が楽しくてたまらなくなっていた。
そして出来杉くんとテストで競い合っていた。

「おい!のび太、
どうすれば成績が伸びるんだよ?」
ある日、ジャイアンとスネ夫が聞いてきた。
「そうだね。
取り敢えず明日授業で習うところの教科書を
読んでおけば良いよ。」
僕はジャイアンに言った。
「えー?それだけ?」
「ああ、それだけだよ。」
本当にジャイアン達が真面目に明日の予習をし出したら
きっと成績も上がるはずだ。

ジャイアンとスネ夫は、のび太の言う通り
次の授業で習うところを予習し始めた。
少しずつだが成績も上がって行った。

そして次のテストが戻って来た日。
「やったー!
初めてテストで50点以上取ったぞ!」
ジャイアンは大喜びだ。
僕と出来杉くんは共に100点だった。
「君たち2人は、本当に凄い!
先生も鼻が高いよ。」

その時だった。
突然、グウオオオオオオオオ!と激しい音と共に教室が揺れ出した。



彼女の存在は?…

Twitterにメッセージをくれた彼も
いつか、勘太さんの様に…
ふと思い出してくれる時が訪れるかもしれないですね。
青春の頃の思い出は…いいものですね〜♪

出来杉君の前に現れた彼女の存在は…
お化けではないと思いますが
何だか、過去から来た感じですね〜⁇









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初めまして
勘太と言います。
よろしくお願いします。
下手ですがイラストを描くのが好きです。
暖かい絵を描きたいなぁ。

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