ドラえもんと僕…その5

みなさん、ご訪問ありがとうございます〜♪
先日、時計を買いました。
良い時計を買おうと思いながらも、やっぱり特売品を買ってしまいました。

カシオのソーラー電波時計!
税別九千五百円の物が七千円でした。
お気に入りです〜♪(o^^o)

「ドラえもんと僕…その5」

ドラえもんが出してくれたロボット。
そのロボットが突然喋り出した。
「ボクは見張り家庭教師カーくん。ヨロシクであります。」
小ちゃくて可愛らしいロボット、カーくん。
「ああ、僕はのび太、のびのび太。よろしく。」
この可愛らしいロボットがあんなに厳しいロボットだったなんて
僕には想像すら出来なかった。

「ピーッピーッピー!それでは早速勉強を始めるデス。
さあ早く机に向かって教科書を開くであります。」
僕は見張り家庭教師カーくんに急かされて勉強机に座った。
「ふふふ…。のび太くん、頑張るんだよ。
僕も君の頑張りに期待しているからね。」
そう言ってドラえもんはタケコプターで窓から飛んで行ってしまった。
「ああ、ドラえもん…。」
僕がドラえもんが飛んで行った窓の外を眺めていると
「ピーッピーッピー!勉強するであります!
まず、今日習ったところを復習するであります!」
カーくんに言われ、僕はランドセルから教科書とノートを取り出した。
良く考えたら、僕は授業の復習なんて、今まで一度もした事が無かった。
僕は教科書を開いた途端、眠くなってしまった。
「ピーッピーッピー!」カーくんの激しい警告音に僕は叩き起こされ
今日習ったところを読まされた。
そしてまた睡魔が…。
どうやら僕は勉強に向いていないらしい。
教科書を見るだけで眠くなる。
これでは、0点取るのも仕方ない事だ。
しかしそんな僕をカーくんは見過ごしてくれなかった。
カーくんの警告音にも慣れて来た頃、またも睡魔が…。
その途端激しい電流が僕を襲った!
「ぎゃぁああああああ!」
それは眠気も吹っ飛ぶほどだ。
2015040105261129a.jpg

「勉強するであります!」
僕は教科書を読み始めた。
復習と言ったって、授業中、ろくに先生の話なんて聞いて無かったから
教科書を読んでも、全く分からなかった。
しかしウトウトするとカーくんの電流が襲って来るので
僕は教科書を見ると眠くなる癖だけは改善されて行った。
兎に角、全然分からないなりにも、僕は今日の授業の復習を終えた。
考えたら、まともに勉強をしたのは、生まれてはじめてかも知れない。
僕はいつも勉強をすると言っては、教科書を開いた途端居眠り
すぐ漫画の本を取り出したりして、今までまともに勉強をした事が無かった。

「あー!疲れた。
カーくん終わったよ。」
僕はカーくんに自慢気に言った。
するとカーくんは
「ピーッピーッピー…。
それは今からランニングを始めるであります!
まず何事も体力を付けるのが大事であります!」
「えー?今からランニング?
冗談じゃ無いよ!勉強が終わったんだから遊ばせてよ!」
僕はカーくんに訴えた!
「ピーッピーッピー!ダメであります。」
僕が逆らおうとするとまたしても、カーくんの電流が飛んで来た!
「わーっ!分かったよ!」
僕はランニングを始めた。

走り出すと、静香ちゃんに出会った!
何と言うラッキーなんだ!
「静香ちゃん!遊ぼう!」
静香ちゃん、なんて可愛いんだ〜♪
「ピーッピーッピー!ダメであります!
走るであります!」
無情にもカーくんが許さない!
「ふふふ…。のび太さん、頑張っているのね。」
明るく笑う静香ちゃんを後に僕は、走らされた。
「ああ…。静香ちゃん…。」
走るって言ったて、僕はまともに運動なんてしたことが無い。
すぐにヘトヘトになってへたり込む。
そんな僕をカーくんは甘やかせてはくれなかった。
30分くらいのランニングだっただろうか?
僕には10時間くらいの長い時間に感じた。
ヘロヘロになって家に帰りつくとまた机に向かう。

「ピーッピーッピー…。復習の後は、次は予習をするであります!」
僕は明日、習うであろうところの教科書を読み始めた。
予習をしたのも生まれて初めてだった。
僕がまた気が散り始めると、カーくんは言った。

「ピーッピーッピー!あの悔しかった思いを思い出すであります!」
僕はあのジャイアンに殴られて泣いた悔しい思いが蘇った。
そして涙ながらに教科書を読んだ。

翌日、学校の授業。
授業中、あれだけ先生の話が呪文のように聴こえて
何を言っているのかサッパリ分からなかったのが、今日は分かる!
昨日、教科書を読んでいたところを先生が話している!
まるでタイムマシンに乗って過去に戻ったような感覚だ!
こんな感覚は初めてだった。
退屈だった授業が楽しい!
僕の中の何かが弾けた気がした。

家に帰って、すぐに授業の内容を忘れないように復習をした。
そしてその勢いで予習も終わらせた。
不思議だ!
こんなにスムーズに勉強が出来るなんて!
僕はカーくんを連れ出しランニングに出かけた。

翌日、またテストがあった。
今までは全く分からなかったのが
今日は幾つか分かるのがあった。
そして僕は帰って、テストで分からなかったところを調べた。
「何だ!こんな事だったのか?
どうしてこれが分からなかったのかなぁ?」

翌日、テストが返って来た。
「それでは、昨日のテストを返します。
呼ばれた人は前に取りに来なさい。
剛田タケシくん!28点〜
スネ夫くん!30点〜。」
そして先生は僕のところで顔色が変わった。
「のび、のび太くん!48点!」
教室がざわめく!
「のび太さん、凄いわ!」
静香ちゃんがそう言ってくれた。
「のび太が俺様より良い点を取るなんて信じられん」
ジャイアンが大きな声を上げた。
「のび太のくせに生意気だぞ!」
スネ夫のその声にみんなが笑った。
「のびくん、やれば出来るじゃ無いか!
先生は信じていたよ。」
先生は涙を流しながら言った。
クラスのみんなが拍手をしてくれた。
僕は嬉しくて涙が出て来た。
あの彼女も喜んで拍手をしてくれていた。

学校の帰り、ジャイアンが待ち構えていた。
「おい、のび太!
俺様より良い点を取るとは良い度胸だな!」
顔を真っ赤にして拳を握り締めている。
「そーだ!そーだ!のび太のくせに生意気だぞ!」
ジャイアンが僕に殴りかかった時

「やめてー!」
あの彼女が止めに入った。
彼女はジャイアンの前に立ち塞り
「のび太さんは、努力しているのよ!
なんでそれがいけないの?」
彼女の膝は震えていた。

「ちぇっ、帰ろうぜ!
女の子に助けてもらうなんて情けねーの!」
ジャイアンはとスネ夫は、そう言って立ち去って言った。

「き、君は…?」
僕は彼女に聞いた。
「なんで僕を助けてくれるの?」
彼女は言った。
「ふふふ…。努力しているのび太さんって、素敵だもの。」
彼女はそう言って、走り去って行った。
201504020602067d7.jpg

青春の胸の高鳴りを僕は感じた。

コメントの投稿

非公開コメント

心姫さん

おはようございます〜♪
ついに目覚めたのび太。
あの出来杉くんを追い詰めるほどに…。

「ドラえもんと僕…その6 後編」

夜の校舎。
職員室、テストの問題用紙を探している出来杉。
突然肩を摘ままれた。

「うわっ!」
出来杉くんは驚きのあまり声を上げた。
振り返ると、そこには少女が立っていた。
「出来杉くん、何をそんなに焦っているの?」
少女は言った。
「あなたはこんな行動をしなくても
立派な成績を納めているわ。
人は人。
何も焦らなくても大丈夫よ。」
不思議な少女だ。
「き、君は確か…。」
そう同じクラスの子だった。
何故、こんな夜の校舎にいるんだ?
それより、この子の名前が出て来ない。
同じクラスの子のはずなのに…。

「私は本当はずっと昔、学校の階段から落ちて死んでしまったの。
そして気が付いたら、あなた達のクラスにいたわ。
とても楽しいクラス。
いつもテストで0点だったのび太さんが、あんなに努力をして。
でも、あなたはあなたよ。
堂々と受けて立ちなさい。
そしてお互いに競い合って伸びて行くのです。
さあ、もう帰りましょう!」
彼女がそう言って、腕を振ると一瞬光り出し
出来杉くんは家のベットで寝ていた。
「あれ?
これは夢だったんだろうか?
言われて見れば、彼女の言う通りだ。
僕は何を焦っていたんだろう?
でも、不思議な夢だったなぁ。
明日、彼女に聞いて見よう。」
不思議な少女。
彼女は本当に幽霊なのかな?
そんな馬鹿な事はあるはず無いよな…。
出来杉くんは、もう一度眠りについた。

こんばんは~

のび太君、目覚めましたね~。
やれば出来る子だったんですね!
のび太君がしずかちゃん以外の女の子にトキメクなんて~。
ちょっとショックかも・・・。

No title

勘太さん、思いもよらないオチの方が
きっと 面白いですよ(笑)
…これからの展開、楽しみですね☆

yumeさん

こんにちは〜♪
オチを言ってもらっては困りますね…(^^;;
って、思いもよらないオチにしないといけませんね。

「ドラえもんと僕…その6」

僕は勉強が楽しくなって来ていた。
どんどん新しい知識を吸収して行く。
僕はかなり先の予習までしていた。
そしてテストがある度に成績を上げて行く。

「それでは今日もテストを返します。
呼ばれたものは前に出てもらいに来るように。
剛田タケシくん、33点!
スネ夫くん、30点!」
何時ものようにテストが返ってくる。
みんなの関心は、のび太の点数だった。
どこまで点数を伸ばして行くのか?
「のびく、85点!
静香くん、83点!」
おおっ、ついに静香ちゃんを抜いた!
「出来杉くん、95点。」
このままで行けば、出来杉くんを抜くのも時間の問題かも知れない。

出来杉は、のび太の影に怯えていた。
今まで1度もトップの座を譲った事は無い!
それがのび太が凄い勢いで迫って来る。
どうしたら良いんだ…。

出来杉は夜の校舎に忍び込んだ。
そうテストの問題用紙を盗むためだ。
「負けたくない。負けたくない…。
のび太くんに負けたくない。」
先生の机を探し答案用紙を探した。
その時、後ろから肩を掴まれた!

No title

彼女は、僕の未来のお嫁さんかな?⋆。˚✩



プロフィール

kantakun007

Author:kantakun007
初めまして
勘太と言います。
よろしくお願いします。
下手ですがイラストを描くのが好きです。
暖かい絵を描きたいなぁ。

最新コメント
カウンター
ブログ村
にほんブログ村 小説ブログ ファンタジー小説へ
にほんブログ村
最新記事
楽しい物語
ちょっと不思議な楽しい物語がいっぱいです。是非読んでみてね。
リンク
くろックCute DC01
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

月別アーカイブ
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
{\rtf1\ansi\ansicpg1252 {\fonttbl\f0\fnil\fcharset0 ArialMT;} {\colortbl;\red255\green255\blue255;\red0\green0\blue0;\red255\green255\blue255;} \deftab720 \pard\pardeftab720\sl320\partightenfactor0 \f0\fs26 \cf2 \cb3 \expnd0\expndtw0\kerning0 \outl0\strokewidth0 \strokec2 \ \ \ }