名探偵姫野ココロ…その9

おはようございます( ´ ▽ ` )ノ
ちょっと忙しくて更新する暇がありませんでした。

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のんびりイラスト


続き、あります。

「名探偵姫野ココロの冒険…その8」

宇宙人は去った。
しかし人類の殆どが消滅してしまい
周りは誰もいない。
人類は10分の1…(ーー;)
いや百分の1…。
一体どれだけの人数が生き残っているのだろうか?
私は誰もいなくなった街で1人たたずんでいた。

時は流れ…。
気が付けば千年の歳月が流れていた。
宇宙人が立ち去る時こう言う声が聴こえた。

〜ココロヨ、オマエニハジンルイヲミマモルヤクヲアタエヨウ
ニンゲンドモガマチガッタホウコウヘススマヌヨウ
ミマモルノジャ〜

私は不老不死となっていた。
周りの者がみんな年老いて死んで行く。
いつも私だけが生き残る。
子供達もお爺さんお婆さんになってこの世を去って行った。
生きることがこんなに辛いものとは思わなかった。

私は悩み苦しみ、ビルの屋上から身を投げた。
それでも擦り傷一つ付いていなかった。

人間は宇宙人が去ったすぐは途方に暮れていた。
世界各地にほんの一握りの人類しか生き残っていない。

しかし彼らはウイルスが増殖するが如く増えていった。
世界各地に散らばっていた人間は、その各地で確実に植えていった。
宇宙人が立ち去った時は、世界の人口は1千万人を割っていただろう。
それがこの一千年の間に50億人を突破していた。
まさに脅威的なスピードである。
もはや宇宙人が襲来する前と何ら変わらなくなっていた。

私は人と交わることを避け、ヒマラヤの山中で
ひっそりと人類を見守っていた。
地球を蝕む人類。
私は時折、あの宇宙人の人類抹消計画は
あながち間違えでは無かったのではないかと思うようになっていた。
私は人類を悪への方向へ導いて行きそうな者を密かに抹消して来た。

原子力を開発する者、公害を撒き散らす工場を作ろうとする者。
テロや戦争を起こそうとする者を次々抹消して来た。
しかし考えて見れは、その行為は宇宙人が行った物と
何ら変わら無い。

それからまた500年もの年が流れた。
なんと人間共の慌ただしい事か!
生まれて育ち子孫を残し死んで行く。
それは目が回るほどの速さだった。
そんな慌ただしい人間に何を諭せば良いのだ?
いくら私が諭しても、直ぐに死んで次の代へと変わって行く。
その都度同じ事の繰り返しだ。

そして人間はまた増えすぎて地球にダメージを与えていた。
これは私の力ではどうしようも出来ない!

その時、あの宇宙人達がUFOと共に戻って来たのだ!
〜ジンルイノカンシゴクロウダッタ〜
宇宙人は私に言った。
〜ドウダ?ジンルイノヨウスハ?〜

私は言った。
「凄い勢いで増殖し、地球を蝕んでいます。
このままでは地球は死んでしまいます。
また駆除をお願いします。」

〜ソウカ?
ワカッタ
イママデゴクロウサマデシタ〜

宇宙人は優しく微笑んで
〜オダヤカニスゴセルセカイニ
アナタヲモドシテアゲマショウ〜
と言って私に光線を浴びせた。

うわぁあああああああ。

気が付くと私は家のコタツで転寝をしていた。
新年の初夢を見ていたのだろうか?。
本当に夢だったのだろうか?
長く長く苦しい夢だった。

「良く寝いたね。
もう紅白も終わったよ。
さあ、年越しソバを食べよう。」
旦那が優しく言ってくれた。
久しぶりに見る旦那!

「あれ?何で泣いているの?」
私は涙が溢れて出ていた。
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テレビから除夜の鐘が聴こえて来る。

年越しソバを食べながら旦那が言った。
「今度、カメラマンを辞めて、探偵事務所を開こうと
思っているんだ。
カメラマンと言っても、今やっている事は
探偵とあまり変わらないだろう?
知り合いが仕事も回してくれると言うし
小さい時から探偵に憧れていたんだよ。」

その時、テレビから今年の流行語大賞が流れていた。

ダメよ〜ダメダメ〜!

私は思った。
宇宙人にとっては、人間の人生なんてアッと言う間だ。
地球を蝕むウィルスのようにさえ見える。
それでも私たちは生きて行く。
暖かい家庭を築きながら。

翌朝、大空を見上げた。
大空の彼方にキラリとUFOらしき物体が見えた様な気がした。
宇宙人さん、暖かく見守っていてね。

結局、私達は探偵事務所を開くことにしました。
私は何と無く先のことが見通せて
名探偵と呼ばれるようになっていました。

名探偵姫野ココロの冒険…終わり

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心姫さん

こんばんは〜♪

どこからどこまでが夢で
どこまでが本当なのか?

宇宙人が襲来してくる前の
探偵になる前の世界に戻って来ました。

果たして、今までのは全て夢だったのか?
それとも数年後にはまた同じ事が繰り返し
起こってしまうのか?

一体どうなるのでしょう?
夢だった事を祈るばかりです。

のんびりくん

こんばんは〜♪
UFOに乗って宇宙散歩良いですね。
好きなところへ
す〜いすい〜♪

長い長い夢だったのでしょうか?
とても長く孤独な日々。

しかし千五百年も生きていたら
どんな感じなのでしょうね。

こんにちは~

どっからどこまでが夢~?
ってなりそう。
先を見通せるってことは・・・。

No title

姫のココロさんの年越し夢だったのでしょうか(#^.^#)
とても長~く辛い夢い物語だったのですね。
お酒を飲んでゆっくりとお正月を(^^♪

のんびりくんは、宇宙船で初詣に(^o^)丿
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勘太と言います。
よろしくお願いします。
下手ですがイラストを描くのが好きです。
暖かい絵を描きたいなぁ。

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