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天使の微笑み…最終話

ガブは信じられなかった。

まさか神様の仕業だったとは…

人類は神の逆鱗に触れたと言うことなのか?

天変地異は続いていた。

遂に富士山まで噴火した。

そしてこの天変地異は日本だけでは無かった。

ニューヨーク、マンハッタンにも津波が襲いかかり、自由の女神も崩れ落ち

ハワイを初め太平洋の島々は水没して消滅した。

これは、あのマヤ文明の人類滅亡の予言の書と一致していた。

人類はあっさり滅亡してしまった。

ガブは何も出来ずに、人類が滅んで行くのを見ているだけしか手立てが無かった。

そうだ!

あの男は?

あの男は、まだ生きているだろうか?

初めから読みたい方はこちらから「天使の微笑み」

「天使の微笑み…最終話」

全く信じられないことが立て続けに起こっていた。

日本中は、もはや壊滅状態だった。

地震、津波!火山の噴火!

おまけに原子力発電所の爆発!

これが世界の終わりと言う物なのか?

ガブが言っていた愛に溢れた世界にすることが出来ずに

神の逆鱗に触れたと言うことなのか?

するとこの惨状は、僕のせいなのか?

僕がもっと愛のある世界に向けて努力しなかった報いなのか?

僕だけが、この正義のコスチュームのお陰で助かっている。

ガブ!僕はどうしたら良いんだ!



ワタやん首相は、ノアの方舟計画を進めていた。

世界のあらゆる機関がマヤ文明やノストラダムスの予言等など

あらゆる予言の書の研究を進めていた。

そして結論は人類滅亡!

世界の終わりは必ず来ると言う事だった。

世界各国はそれぞれノアの方舟計画を地下で進めていたのだ。

「まさか本当にこのノアの方舟計画が実行される日が来るとは思わなかった。」

ワタやん首相は淋しく呟いた。

首相として何も出来ずに、このノアの方舟計画で自分達だけが助かるなんて…。

日本はアメリカ等先進諸国と連携し、極秘に巨大宇宙ステーションを建設していた。

世界の要人はいち早く宇宙ステーションの各国のエリアに避難し始めた。

「さあ、首相!急ぎませんと。」

SPが促す。

「ああ、そうだな。」

ノアの方舟計画…。

日本人の割り当て枠はたったの100人、

全世界でたった千人だけしか乗り込むことが出来ない。

しかしその宇宙ステーションも軽く定員をオーバーしてしまい

あっさり爆発炎上して宇宙の藻屑と消え失せてしまった。

人類は滅んだ。



僕はエベレストの頂上にいた。

しかし地殻変動でエベレストの頂上のすぐ目の前は海だった。

見渡す限り何も無い!

誰もいない。

あのガブも突然消えてしまったままいなくなってしまっていた。

僕は世界でたった独りぼっちになってしまったのだ。

僕はただじっと放射能で汚染された海を見つめていた。

鳥も飛んでいない。

何もいない海を…。

僕は誰も救えなかった。

僕は必死でみんなを救助した。

安全な場所に避難させた。

でも、コスチュームを着ていない人々は

放射能の影響で僕の目の前で次々と死んでいった。

あの親子も…。

僕はくたびれたよ。

このまま眠って死んで行くのかな…?


ふとベルトにスイッチがあるのに気が付いた。

なんだろう?このボタンは?

そこには5・10・15・20…100・200と数字が表示されるようになっていた。

何なんだろう?この数字は?

僕は適当に数字を回してスイッチを押した。


その時、声が聴こえた。

〜やっぱり無事だったんだね。〜

振り向くとガブがいた。

「ああっガブ!

何処に行っていたんだよ!」

僕は久しぶりにガブを見て涙ぐんだ!

〜いや、この世界の終わりは神様の仕業だった。

なんとか止めようと奮闘したんだけど、僕にはどうすることも出来なかった。

でも、君が無事で良かったよ。〜

ガブは嬉しそうに笑った。

「ああ…。このコスチュームのお陰だよ。

でも、誰も救えなかった。

みんな目の前で死んでいったよ…。」

僕は涙が溢れて止まらなかった。

と、その時、僕のベルトがピコンピコンと光だした。

〜あ…!お前、そのボタンを押したのか?〜

ガブは震える声で言った。

〜そのボタンは時空間移動装置だ!

そしてこの僕でさえも絶対押してはいけないと言われてるものなんだ!〜

「ええっ?なんだって!」

ベルトが光だし僕の身体を包んだ!

僕は身体が消えた!

うあああああああああああああああああああ

僕は時空間の流れに放り込まれた。

僕は何処に流れ着くのだ?

ダイアルの数字は10を示していた。

これまでの出来事が走馬灯のように巻き戻されて行った。

そして突然僕は放り出されるように10年前の現実の世界に飛び出した。

それはちょうど僕がビルから飛び降りようとしているとこだった。

そうあれから10年の月日が流れていたのだ。

ビルから飛び降りようとしている僕にガブが声をかけていた。

「おおっ、懐かしい!」

僕はじっと自分がビルから飛び降りるところを見ていた。

そして僕は真実を知った。

ビルから飛び降りた僕は、落ちて死んだ!

僕は死んでいた!

ガブから助けられたんじゃ無く、落ちて死んでいたんだ!

じゃ、今の僕は何なんだ?

一体どうなっているんだ?

あの時、落ちて死んだと思っていたら、部屋で目覚めた。

どう言う事だ?

突然ガブが現れた。

〜そうさ、実は君は1度死んでいるんだ。

と言うより、君は僕が作った人形なんだ。

その人形に僕は君の記憶を入れただけなんだ。

だから、そのコスチュームで放射能が防がれた訳じゃ無いんだ。

その言葉を聞いて、僕は身体から力が抜けて行った。

そしてただの人形に戻った。

201412071155590a6.jpg


〜ありがとう。

君は良く頑張ってくれたよ。〜

しかしこの世の中も10年後には、滅んでしまうんだな…。

ガブはこれからの人類を思い、哀れに思った。

そして人類が滅んだ後の世界に戻ったガブはある光景を目にした。

神様のイタズラだろうか?

南アフリカのある村だけ、被害を受けずに残っていた地域があった。

そこには放射能も汚染されず、動物達も暮らしていた。

そして幼い男の子と女の子の2人が生き残っていた。

きっと2人の名前は、アダムとイブと言う名前なんだろうなと

ガブは思った。

生き残った者たちだけで、愛のある世界を築けば良いと言う

神様の言葉を思い出していた。

新しい世界が築かれる。

愛のある思いやりのある世界が生まれるのを願うばかりだった。

何も汚れを知らない幼い2人。

そんな2人を見て

ガブは思わず微笑んだ。



天使の微笑み…おわり



〜あとがき〜

思いもよらない壮絶なストーリーなってしまいました。

当初は神様の仕業では無いストーリーを頭に描いていました。


〜もうひとつのエンディング〜

地震により原子力発電所がやられ、放射能汚染。
放射能汚染は全世界を巻き込んで行く。

「ガブ!このままでは人類が滅びてしまうよ。
何か方法は無いのかい?」
僕はガブに言った。

〜ひとつだけ方法がある。
君のベルトの横にあるスイッチ。
それを押すと僕らが出会った瞬間に戻れるんだ。
でも、戻ると僕と君は出会わなかった事になる。
つまり君はあのままビルから飛び降りて死んでしまうんだ。
そんな事出来ないだろう!〜
ガブの目に涙が浮かんでいた。

僕は決心した。
「それでも構わないよ。
ガブ!
お願いだ!人類を救ってくれ!」

僕はベルトの横のスイッチを押した。
「ガブ!頼んだよ。
原発再稼働を止めて、人類を救ってくれ!」

僕は時空間を流され
ビルから飛び降りた瞬間に戻った!
うあああああああ
そして地面に叩きつけられて死んだ。

しかし今、原発再稼働への道は進んでいる。
人類は原発再稼働を止めることが出来るのだろうか?

おわり




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非公開コメント

心姫さん

こんばんは〜♪

猿の惑星は衝撃的な映画でしたね。
チャールトン・へストンがとても良かったですね。

初めは、自分の事しか考えないチャラ男の物語。
段々思いもよらない展開になってしまいました。
書いている本人にも先の展開は読めません。
行き当たりばったりの物語です。

そう言えば、中学の時から友達と交互に漫画を描いていました。
友達が描いた続きを描いて行くのです。
1人で書いているけど、そんな感じですね。

さて、次はどんな物語を書こうかな…( ̄▽ ̄)

こんにちは~

なんと!
随分壮絶なお話でしたね~。
時空間装置で、やり直せるのかと思ったんですが。
なんとなく、猿の惑星って映画を、
思い浮かべてしまいました。

ガブリエルさん

おはようございます。

本当に思いもよらない壮絶なストーリーなってしまいました。

当初は神様の仕業では無いストーリーを頭に描いていました。

もうひとつのエンディング。

地震により原子力発電所がやられ、放射能汚染。
放射能汚染は全世界を巻き込んで行く。

「ガブ!このままでは人類が滅びてしまうよ。
何か方法は無いのかい?」
僕はガブに言った。

〜ひとつだけ方法がある。
君のベルトの横にあるスイッチ。
それを押すと僕らが出会った瞬間に戻れるんだ。
でも、戻ると僕と君は出会わなかった事になる。
つまり君はあのままビルから飛び降りて死んでしまうんだ。
そんな事出来ないだろう!〜
ガブの目に涙が浮かんでいた。

僕は決心した。
「それでも構わないよ。
ガブ!
お願いだ!人類を救ってくれ!」

僕はベルトの横のスイッチを押した。
「ガブ!頼んだよ。
原発再稼働を止めて、人類を救ってくれ!」

僕は時空間を流され
ビルから飛び降りた瞬間に戻った!
うあああああああ
そして地面に叩きつけられて死んだ。

しかし今、原発再稼働への道は進んでいる。
人類は原発再稼働を止めることが出来るにだろうか?

おわり

のんびり屋さん

こんばんは〜♪
気まぐれな神様の判断によって、人類は滅亡した。
神様によりリセットされてしまいました。
放射能汚染された地球も
少しずつ再生されて行くのでしょう。

でも、悪ければリセット。
本当にそれで良いのでしょうか?

No title

なんか、凄い壮絶なストーリですね(笑)
また、新たなアダムとイブが世界を創るんですね
今度は、数千年経っても平和な世の中になると良いですけどね

輪廻

道を外れた人類は、地球とともに最初からやり直しなのですね(#^.^#)
男の子と女の子から、正しい道を歩く子孫が増えていきますように。

天使ガブさんみていてね~(^o^)丿
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