幸せの向こう側…その5

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初めから読みたい方はこちらから「幸せの向こう側」

「幸せの向こう側…。その5」


今日は、美しが丘バスケット部のインターハイ予選の1回戦の試合の日だ。

サチコはルンルン気分だった
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「お前も応援に来いよ。」とカズオから言われた。

カズオさんが、お前も応援に来いよだって〜♪

サチコは嬉しくてたまらない。

絶対に勝ってほしい。

だってあんなに一生懸命に練習しているんだもの

きっと大丈夫よね。



いよいよ、試合の日である。

まだ短い期間ではあったが、知世は手応えを感じていた。

彼らの才能を感じていたのだ。

特にカズオの才能は目を惹く物があった。

知世が教える技をドンドン吸収して行く。

他もみんなもフォーメイションなど、素直に覚えて行く。

ただ気掛かりなのは、実践不足だった。

練習試合もこなせないままの予選突入なのだ。

この1回戦さえ乗り切ってくれれば、後は波に乗ってくれると思う。

しかしまさか知世自身が足を引っ張る事になろうとは思ってもいなかった。

対戦校はそれ程の強豪校ではない。

1回戦としてはクジ運に恵まれていると言って良いだろう。

その対戦校は、以前知世が住んでいた事がある地域の高校だった。

そして知世は、その対戦チームの監督を見て愕然とした。

それは、知世が以前付き合っていた彼だったのである。

知世は彼と結婚する事まで夢見ていた。

しかし彼には奥さんがいたのだ。

「彼が結婚していたなんて、知らなかった。

私は騙されたんだわ。」

そして知世は泣きながら彼の前から、姿を消した。

まさかこんな形で再会してしまうとは…。

彼の想いが蘇る。

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学生時代、バスケットの全日本学生選抜に選ばれた。

知世には才能があり、これからのバスケット界を背負って立つと

期待する関係者もいた。

さあこれからと言う時に知世は膝に激痛が走った、

知世は膝を故障したのだった。

それは選手生命を断ち切る程の重症だった。

知世は落ち込む、そして…。

仲間だと思っていた者たちまでが

「ふふふ…良い気味だわ。

自分が一番だって思い上がっていた罰が落ちたのよ。」

そう陰口を叩く者もいた。

自分の夢が絶たれ、荒れた。

そして落ち込んでいた時と彼に出逢ったのだ。

彼は子供達にバスケットを教えていた。


知世が自分を見失い、当てもなく彷徨っていた時

近くの体育館で、子供達のミニバスケットの大会が行われていた。

何気なく覗くと、ちびっ子達がミニバスケットを楽しんでいた。

上手いチームやそうでないチーム。

色々だ。

ぼんやり眺めていると、ボールが転がって来た。

知世は、ボールを拾い、軽くドリブルをして返した。

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「わっ!お姉さん、上手い!」

「ねえねえ、教えて教えて〜!」

子供達が、知世の周りに集まって来た。

「私たちのコーチヘッタピなのよ。」

その子供達のコーチが彼だったのである。

ひょんな事から、子供達にバスケットを教えるとこになった知世。

子供達は落ち込んでいた知世の心を救ってくれた。

そして知世は、子供達のコーチの優しい彼と付き合うようになったのだった。

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彼は知世を支えてくれた。

知代は幸せを感じていた。

しかし幸せな気分は長く続かなかった。

彼には奥さんがいたのだ。

騙された!

知世は泣いた。

これ以上涙が出ないだろうと思うくらい泣いた。

知世は、泣きながら彼の前から姿を消した。

しかしそれは、知世の勘違いだったのである。

彼のお姉さんの旦那さんが、事故に合い

生活に困っていた。

彼はお姉さん家族の面倒を見ていたのだ。

知世には、心配かけまいと彼は知世には黙っていた。

それを知世は、彼の奥さんだと勘違いしてしまったのだった。

彼がプロポーズしようと指輪を買った日に

知世は、姿を消してしまった。


その彼が相手チームの監督としているのだった。

知世は、動揺した。

そして彼がプロポーズしようとした日に知世が消えた事。

知世の勘違いだった事を聞かされた。

そんな全て私の勘違いだったなんて…。

「そんな…。あんまりだわ。」

そんな中、試合は始まってしまった。

試合に集中出来ない知世。

知世の指示を待つカズオたち!

しかし肝心の知世は、うわの空だった。

「クソっ!どうしちまったんだよ!

大事な時に!

どうして何時ものように指示を出してくれない?」

カズオたちの連係が上手く行かない内に、相手から

どんどん点を入れられてしまっている!

美しが丘バスケット部!

ピンチ!

知世先生!

早く目を覚ましておくれ!

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心姫さん

おはようございます〜♪
美しが丘バスケット部ピンチ!
知世先生!早く目を覚ましておくれ!〜♪

心配そうに見つめるサチコ。
どんな展開になって行くのでしょうか?

こんにちは~

バスケ部ピンチですね~。
先生、早く目を覚まさないと!!
サチコと知世とカズオ、
それぞれの思いが交差する試合ですね。

yumeさん

おはよう〜(o^^o)

いえいえ〜♪
良く似ていますよね。

請求書、やっと終わりました。
眠い…。

No title

勘太さん 間違えてすみませんね<m(__)m>

和世先生ではなくて!知世先生でしたねv-290

ハッチさん

おはようございます〜♪
読んでくれてありがとうございます。

バスケットを織り交ぜながら
サチコとカズオ…。
そして知世先生。
三角関係へとなって行くのでしょうか?

すぐ近くに憧れの彼女がいるのに気づかないカズオ。
そして知世先生の大人の魅力。

ドラマは思わぬ展開に…。
なるかも知れません。
って、何も考えていない…。(^^;;

それよりこのピンチ!
どうなっちゃうの?i-201

こんばんは☆


イラストから伝わってくる♪
サチコのルンルン気分とは対照的な、

知世先生のへのへのもへじ気分e-330 (笑

(あ~ とんだ勘違いで、
幸せを遠ざけていたなんて (^^; セツナイ..)

大事な一回戦が思わぬ展開の ピンチ!
カズオ、サチコの「じれったい」を忘れて、
ドキドキ ハラハラの5話でした。。

楽しめました~ (^◇^)v

yumeさん

こんばんは〜♪(o^^o)
何時も読んでくれてありがとう!

今回は、サチコとカズオのドラマに
知世先生のエピソードは、不要かな?
とも考えてしまいました。
話がゴチャゴチャにならないようにしないとね。

ちなみに知世先生です。(^^;;

バスケ部ピンチ?

カズオからの一言が、サチコにとってはとっても嬉しかったわね。

和世の、全てが勘違いだったなんて..ショック!

でもここで!和世先生頑張って~美しが丘バスケ部ピンチだよね!

早く目を覚ましておくれ~だねv-292

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