神様がくれた野球…その20

みなさん、ご訪問ありがとうございます〜♪

姫野ココロは走っていた。

「わ〜!間に合わないわ!遅刻しちゃう!」

ココロはチアリーダー部に入部したばかりだった。

今日は野球部の応援に駆け付けるのだ!

昨日は、遅くまで練習して、つい朝寝坊してしまったのだ。

ココロは走って走って、やっと集合場所にたどり着いた。

「もう!ココロ遅い!

もうバスも出発しちゃうわよ!

早く乗りましょう。」

部長の良子さんはお冠だ!

新しく就任した校長先生が大の高校野球ファンで

一回戦から全校を上げて応援に繰り出していた。

ココロはその応援の特にチアリーダーの応援に

心を奪われた。

早速、チアリーダー部の門を叩き、今日が初舞台なのである。

バスが球場に着くと、まだ前の試合が行われていた。

「おい、前の試合がもうすぐ終わるぞ!早く準備しろ!」

係りの先生が大きな声で指示をする。

前の高校と入れ替わりに、私たちはスタンドに入った。

グランドの綺麗な芝生が目に入った。

「わっ、綺麗!」

私は思わず、口にした。

「さあココロちゃん、用意するわよ。」

ミニスカートがちょっと恥ずかしい。

もちろんパンツは見えても良いパンツである。

早速各校の練習が始まった。

私たちも準備は整った。

試合開始を待つばかりである。

初めから読んでみたいと思われる方はコチラから→「神様がくれた野球



「神様がくれた野球…その20」


いよいよ3回戦である。

スタンドではチアリーダー部が足を高く上げて応援してくれている。

20140921173216d6e.jpg




前日、ワタやん監督から僕は言われた。

「明日の先発はお前だ!

しっかり頑張ってくれ!」

僕は野球の神様の不思議な力で、1流選手の能力を授かっていた。

球速150キロ以上の球を投げることが出来るのだ。

〜ホウホウホウ…。全てワシのお陰じゃ〜

たまに聴こえる神様の声。

神様の姿は僕だけにしか見えないらしい。


試合は始まった。

僕は第1球を投げた。

ズバーン!

150キロの剛速球が唸る!

「やっぱり速いですね。」

イガラシがキャプテンの谷口に言った。

「ああ、調べた通りだ。

兎に角球をよく見て、球数を投げさせるんだ。」

キャプテンの谷口がみんなに言った。

僕は1回の表を三者凡退の0点に抑えた。

上々の立ち上がりだった。

隅谷高校の先発は、キャプテンの谷口だ!

指の故障の時に覚えた変化球で、対戦校を抑えて来た。

「良いか!奴の変化球は、中々打ちづらい!

じっくり引きつけてミートするんだ!」

ワタやんの指示が飛ぶ!

引きつければ、速い球!

そして変化球と頭脳的なピッチングで谷口は、美しが丘打線を

翻弄している。

美しが丘高校も谷口の投球に0点に抑えられていた。

試合は投手戦の展開で進んだ。

各打者の苦手なコースを上手く突かれていた。

「かなりうちの事を調べられているな…。」

ワタやんは、唸った…。

谷口は言った。

「良いかい?みんな!

相手の遠山投手は、150キロの剛速球と大きなカーブ!の配球で

攻めて来る!

どちらも威力のある球だ!

みんな、そろそろ速い球にもなれて来たと思う!

この回は徹底的に速い球に合わせるんだ!」

そう、隅谷高校は速い球に合わせるためピッチングマシンを

3メールも前に持って来て、バッティング練習をしていたのであった。

キャプテン谷口の頑張りに、ナインも感化されて

おそらく練習量は、参加校一番では無いだろうか?

朝から晩まで練習漬けだった。

僕は山田のミットを目がけ投げ込んだ!

カキーン!

すると綺麗に弾き返された!

段々僕の球に合って来ているのが分かる。

明らかに速球狙いだった。

カーブには、全く手を出さない!

試合は五回まで進んでいた。

この回、速球に合わされ、1アウト2塁1塁だ。

速球を狙われ、カーブの配球を増やしているが

全てカーブと言う訳にはいかない!

次のバッターはイガラシだ!

上手いバッティングをする。

ピッチャーにとっては 、凄く嫌なバッターである。

僕は大きなカーブの後、胸元に速球を投げ込んだ!

イガラシはそれを待っていたかのように、見事に打ち返した!

セカンドランナーが生還し、隅谷高校1点先取だ!

なおも1アウト3塁1塁だ!

そしてバッターはキャプテン谷口だった。

谷口も勝負強いバッティングをする好打者だった。

僕はカーブで谷口を仰け反らせ、速球を微妙な位置に投げ込んだ!

谷口のバットがピクリと動いたが、バットを振らない!

ボール!

選球眼も中々良い!

僕は外角低め、1番打ちづらいところに投げた!

それでも谷口のバットは僕の球を捉えた!

カキーン!

球は高く舞い上がった!

打球の行方を見つめる僕!

球がグングン伸びる!

外野スタンド!

フェンスいっぱい!

新庄が飛びつきキャッチした!

20140923060914901.jpg

何とか新庄のダイレクトキャッチでホームランを阻止した!

しかし3塁ランナーは、タッチアップでホームに帰って来た。

なんと隅谷高校は、2点先取したのである!

苦しい展開の美しが丘高校だった。


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No title

<(;_"_;)>ペコッごめんなさい!
 










No title

また大変なピンチを迎えてしまいましたね!
でも、新庄の活躍が凄い!

チヤガールの悩ましいこと!
球場の喧騒が聞こえてくるようですよ。

のんびり屋さん

先制を許してしまった美しが丘ナイン!
谷口くんの頭脳的なピッチングに抑えられています。
何か手立ては無い物でしょうか?
ワタやん監督!
美女軍団ばかり見ないで、アドバイスを
出して欲しいですね。

こんにちは~

懐かしい、野球の応援。
あんなに足上がらなかったけどね・・・。
美しが丘ピンチですね。
さすが情報時代。
負けずにがんばれ~!

No title

コレだから 監督は
やめられませんね~ イヒヒヒヒ~ v-391

No title

ひやひや!ドキドキ!の展開になってますね~

美しが丘高校ピンチ...みんな頑張って~♪

可愛いチアガールも応援しているんだから(笑う)

...赤い帽子の女の子?太ももムッチリねww

あ!それより...応援ねo(*⌒O⌒)bふぁいとっ!

どうなるのだろう...この展開~!

蓮見さん

これこれ…。
あなたは美しが丘高校のマネージャーですよ!
^^;

No title

大変!あの美女軍団は強敵だわっ

No title

隅谷は天才もスターもいない
ただただ一生懸命だけで強くなった公立高校チーム
。。。のはず!

よ~し アウエー覚悟でこの試合のみ
隅谷高校を応援することに決めた!
勘太さん  
ご苦労をおかけします<(_"_)>ペコッ

谷口くーん 相手は今までにないタイプよ
合わせて粘って追加点よー!ヽ(⌒○⌒)

お~(^o^)丿

監督~! 奥様に怒られますよ~ その笑顔(^^♪

アラ○○○のチアガールのみなさん 効果覿面ですね!

いけない!
観客ののんびりくんにまで効果が。。。

先制を許してしまったこの場面・・・ どうなるのか・・・
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勘太と言います。
よろしくお願いします。
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暖かい絵を描きたいなぁ。

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