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怪盗Rの挑戦状…最終回

みなさん、ご訪問ありがとうございます。

怪盗Rの真実とは一体何なのか?

マリーは瞑想によって何が分かったのだろうか?

マリーの涙の訳は…?

今明かされる怪盗Rの真実!

初めから読みたい方はココから「怪盗R」


怪盗Rの挑戦状…最終回 〜怪盗Rの真実〜



涼子は、窓の外を見ていた。

怪盗Rとして、犯罪を重ね現金を手にして、やっとこの孤児院は

金策に走り回らなくて済んでいた。

しかし気になるのは園長先生だった。

高齢の園長先生はここのところ体調を崩され、寝たきりの生活が続いていた。

ある時、涼子は園長先生に呼ばれた。

「涼子…。実は大切な話がある。

私はもう長く無い。

私が息を引き取る前に、お前に話しておかなければならない事がある。

涼子、ここのところ世間をに義わかせている怪盗Rはお前じゃろ?

全く困った子じゃ。

しかしこれも血と言う物かも知れんな。」

園長先生は、ポツリポツリと話し出した

「お前の父さんのことじゃ。

実は私とお前の父さんとは親友じゃったのだ。」

涼子には父の記憶は無かった。

殆ど記憶に無いほど幼い頃からここの孤児院に預けられていたのだ。

ただ夢の中に出て来る父は優しく微笑んでくれていた。

園長先生は話を続けた。

「お前の父さんは全てにおいて天才だった。

しかしその才能をお前の父さんは悪い方に使ってしまったのじゃ。」

《怪人28面相!またまた予告通りダイヤを強奪!警察は為す術もない無し!》

「お前の父さんは、怪人28面相と称して、あらゆる盗みを働いた。

そしてそれは面白いほど上手くいた。

お前の父さんは天才だった。

そしてルーブル美術館から、あのモナリザの絵が初めて海を渡って日本に来たのだ。

天狗になっていたお前の父さんは、モナリザを 盗む予告状を出した。

お前の父さんにとってそれはゲーム見たいな物だった。
 
警察は厳戒体制を敷いた。

しかしお前の父さんにとっては赤子の手を捻るような物だった。

お前の父さんはモナリザを盗むのに成功したかに思えた。

そこに立ちはだかったのが、名探偵明智小太郎だった。

お前の父さんがモナリザを抱えて出て来たところを明智小太郎が率いる

警察隊が待ち構えていた!

お前の父さんは命辛々逃げて来た。

それ以来、怪人28面相の前には事ごとく明智小太郎が立ち塞がった。

お前の父さんはまるで人が変わったかのように荒んで行った。

そんなお前の父さんを救ってくれたのがお前に母さんだった。

お前のお母さんは全てを分かった上で、お前の父さんを愛して支えてくれた。

ふたりは幸せなひと時を過ごした。

しかし幸せは長く続かなかった。

お前の母さんはお前を産んで直ぐに亡くなってしまった。

お前の父さんは泣いた。涙が枯れるほどなきつくした。

そして泣き尽くした時、お前の父さんはお母さんの笑っている笑顔が浮かんだのだ。

お前の父さんは、私にお前を預け、最後の勝負に出た。

あるデパートで展示されている、世界最大のルビーを狙ったのだ。

しかしまたしても明智小太郎に阻まれ、そのまま行方知れずになって

しまったのじゃよ。」

園長先生は息も絶え絶えにお父さんの事を話してくれた。

まさか私のお父さんが、あの有名な怪人28面相だったなんて…。

「涼子、いや怪盗R!

あのモナリザをお前が奪えば、きっとお前の父さんも姿を現すかも知れん。」

園長先生は最後の力を振り絞って、言った。

と、その時だった!

「そこまでだ!怪人28面相!

こんな処に隠れていたとは、全く気が付かなかったぜ!」

なんと!ワタやんがマリーと一緒にドアを破り乗り込んで来た!

「あっ!お前は明智小太郎!」

そう言うと、園長先生は立ち上がり顔を剥がした!

「あっ!あの時の銀行マン?」

え?え??どうなっているの?

涼子は狼狽えるばかりだった。

そう、涼子が銀行に行った時に冷たく断わった銀行マン!

それも怪人28面相だったのである。


「ワシは明智小太郎だ!今は捜査上、渡辺金之助、通常ワタやんと呼ばれている。

そしてお前が園長先生と慕っていたのは、怪人28面相!お前の父親だ!

こいつは園長先生になりすまし、実の娘を怪盗にしたて上げようといている

悪人や!」

「じゃ、私がずっと園長先生だと思っていたのは、怪人28面相!

私のお父さんだったの?」

涼子は、何がなんだか信じられなかった。

「そしてこの孤児院の経営が苦しいように装い、お前に怪盗への道を歩ませたのや!

銀行の融資打ち切りも、こいつの仕業や、

他の孤児院からの電話もこいつが仕組んだ物やで!」

「そうよ!私はこの真相を知った時、あなたが実の父親に騙されていて

哀しくて涙が出たわ!」

「そしてあなたが弟のように可愛いがっていたカズオとノブオも怪人28面相が

幼い頃から仕込んでいたのよ。」

マリーが涼子に言った。

「さあ、怪人28面相!そして怪盗R!観念するのね!

外には大勢の警察官が取り囲んでいるわ!

逃げる事は不可能よ!」

「ふふふふ…。色々教えてくれて、ありがとう!

でも、私は捕まる訳には行かないわ。」

そう言うと涼子の姿は消えて行った。

「あっ!消えた!」

ワタやんが驚きの声を上げた!

怪盗Rは、何処に行ってしまったのか?

またタイムスリップしてしまったのだろうか?

マリーは特殊能力を使えば、追えない事は無かったが

今回は敢えて、追って行かなかった。

怪盗Rとは、またいずれ決着を付ける日が来るだろう。

外に待機していた警察が部屋に入って来て、怪人28面相とノブオこと怪盗N、そしてカズオを捕まえた。

「怪人28面相!今度こそ観念するんやな!」

ワタやんは、長年追い続けていた怪人28面相を捕まえられて、上機嫌だった。

真実を知った涼子こと怪盗Rは、姿を消して行った。

あの時の涼子は悲しみと共に凄まじいパワーを秘めていた。

マリーは追って行けなかった。

怪盗Rの悲しみのパワーとマリーの特殊能力がぶつかれば、空間の歪みが生じ

危険な状態に成りかねなかった。

そして怪盗Rと、マリーの闘いは永遠に終わらない。

怪盗R!

いつか捕まえて見せるわ。

マリーの目が光った。

終わり



「マリー!大変や!

あのモナリザにRの落書きがされてるんや!

チクショー!怪盗Rの仕業に違い無いぜ!」

ワタやんが慌てて、科学調査研究所のマリーのいる部屋に入って来て言った。

それを聞いたマリーは何故か嬉しくて笑みがこぼれていた。

そうモナリザの微笑みのように…。


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怪盗Rさん

こんばんは〜♪
今回は怪盗R対マリーは対決。
2大キャラクターのぶつかり合い。
迫力がありましたね。
ワタやんが名探偵だったと言うのも驚きましたね。

「消えた怪盗R 2」

レオナルド・ダ・ヴィンチがこんなにイケメンだったとは…。
晩年のダ・ヴィンチの肖像画しか知らなかった涼子は驚いた。

涼子はダ・ヴィンチの優しさに惹かれて行った。
そしてダ・ヴィンチも不思議な少女涼子に興味を抱いた。
ダ・ヴィンチにとって涼子の話は興味的だった。
ダ・ヴィンチにとって涼子の話は未来の話なのである。
ダ・ヴィンチの色々なアイデアは涼子の影響が大きかったと言えるかも知れない。
ふたりは恋に落ちた。

「涼子、君は不思議な少女だ。
僕の知らないことを沢山知っている。
一体君は何処から来たんだい?」
ダ・ヴィンチの質問に謎の微笑みで応える涼子だった。
モナリザの謎の微笑みはここから来ているのかも知れない。

アリサヤさん

おはようございます〜♪
読んでくれてありがとう!

何故怪盗Rは、モナリザを盗もうとするのか?
それは…。
別のストーリーを考えていましたが、考えがまとまりませんでした。
どうしても辻褄が合わない…。

それは、続編で書いて行こうかな?
とも思っています。

では、触りだけ…。

「消えた怪盗R」

怪盗Rは姿を消した。
マリーは涼子を追って行くことが出来なかった。
それは凄いパワーが空間の歪を生んでいたからだ。

涼子は時空の狭間を流されて行った。

涼子は目が覚めた
「ここは何処?」
そばに若い男が立っていた。
「気が付いたかい?
突然現れた物だからビックリしちゃったよ。「
若い男は優しく行った。
「ありがとう。私は涼子。ここは何処なの?」
涼子は恐る恐る聞いた。
「ここはイタリアのヴィンチ村だよ。
僕はレオナルド・ダ・ヴィンチ。」
何と若い頃のレオナルド・ダ・ヴィンチと出会ってしまったのである。

怪盗Nさん

おはようございます〜♪
捕まってしまいましたね。
しかしワタやんがあの明智小太郎だったとは
驚きです。

きっとRさんが助けに来てくれるでしょう( ´ ▽ ` )ノ

応援ありがとう!

No title

ちょっとこれまた 
すごいお話しの展開ですね~

怪盗Rさんもワタヤンさんも
実は実は 勘太ワールド実話♪
そうなんだ~

みんなそれぞれが一生懸命でいいな
ラストのマリーさんの優しさにほろりです

こんにちは~

完成おめでとうございます~。
最終回に凄い展開ですね。
まさかの事実がいっぱいで。
ワタやんさんは実はすごい名探偵だったんですね。
この話は、まだまだ今後がありそうで、
それもまた楽しみです。

N
カズオ

安心して
必ず助けに行くわϵ( 'Θ' )϶

こんにちは☆

この展開は全く予測出来ませんでした。
実の娘を騙して怪盗にするなんて、すごい父親ですね。
常識を超えた怪人28面相のプロ意識ぶりには驚かされました。
作家勘太先生の想像力にも驚かされました。

それと 『モナリザの笑い』 とても素敵ですv-353

つかまっちった(#^.^#)

なんと! そんな経緯があったとは(@_@)

まずは、「ファンタジー小説」と「拍手」をポチっと押して。。。 (^o^)丿

怪盗Rは、きっと怪人28面相を助けてくれるはず!
その時いっしょに怪盗Nも(#^.^#) ヨロシクです。
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勘太と言います。
よろしくお願いします。
下手ですがイラストを描くのが好きです。
暖かい絵を描きたいなぁ。

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