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モンスター井口 その3

みなさん、ご訪問ありがとうございます。
同じ物語、読んでくれている人は、あらかたストーリーが分かっている中で
違った観点からの物語。
ミキの気持ちは…?井口は…?

ミキのデビュー戦も決まり、練習も最終段階になろうかと言うのに
ミキはドンドン調子を落として行く。
井口は見ていて気が気で無かった。
しかし上手くアドバイスを与えられない。
「何やってんだよ!そんなんじゃデビューなんて止めっちまえ!」
相変わらず、冷たい言い方しか出来ない。
いつも良いところまで追い詰めるものの最後は逆転のパンチを食らって倒されてしまう。
今まで遠くで見ていた浩一が口を開く。
「追い込んだ時、一呼吸置くのが良いですよ。」浩一のアドバイスは的確だった。
ミキは調子を戻して来た。
これなら行ける!
手応えを掴んで来た。
それと同時にミキと浩一は急接近して来た。
井口は気が気でない。
ミキに笑顔が戻って来た。
浩一と話が弾む、波長が合うと言うのはこう言う事なんだろうなぁと思った。
ミキは浩一の優しさに惹かれ始めている自分に気が付いて来た。


井口は浩一とスパーリングを行っていた。
浩一もかなりの上達だが、やはり井口との差は歴然としていた。
しかしジムの中でこれ程井口とやりあえる選手はいなかった。
そしてお互いボクシングの技術に付いて語り合った。
井口は次はアニマル浜口戦を控えていた。
ハードパンチャーで名を売っている連勝中の選手だった。

そして浩一はミキの指導に付ききっりだった。
まるで選手と言うより、トレーナーと言った感じである。
浩一はミキと共に必殺技にフュニッシュパンチの修得に励んでいた。
ミキのフュニッシュブローに選んだパンチは必殺コークスクリューカウンターパンチだ!
拳を回転させながら放つ威力倍増のパンチである。

いよいよミキのデビュー戦の日はやって来た。
相手はクラッシャーデビルの後輩のチヒロ。
クラッシャーと同じハードパンチャーだ!
デビュー以来3連勝中
しかも圧倒的な強さでKO勝ちを収めている。
試合は始まった!
試合は一進一退だ!
だが自力に勝るチヒロが押して来た。
お互いフュニッシュブローを放つ!
チヒロのボンバーパンチ対ミキのコークスクリューカウンターパンチ!
ミキのパンチはチヒロの頬をかすめ、チヒロのパンチはミキの頬に炸裂した。
ミキは倒れ立てなかった。
試合後、泣きじゃくるミキに優しく慰める浩一。
「良く頑張ったよ。次は必ず勝てるよ。」
ミキの心は浩一へと傾いて行った。


井口はこの苛立ちを対戦相手のアニマル浜口にぶつけた!
見事に必殺のボディーブローで2ランドKO勝ちを収めた!
井口は連勝街道真っしぐらだ!
浩一とのスパーリング後、練習に身を入れていた。
ワタやんの指導にも従っている。
元々の素材!正に国内では敵無しであった。
浩一はデビュー戦を勝利したもののその後網膜剥離を発症し、あっさり現役を引退。
トレーナーの道を歩むのである。
井口は日本チャンピオンベルトを手にし、その後東洋太平洋チャンピオンにまで登りつめた。
そして念願の世界タイトル戦へと駒を進めて来たのであった。


井口はついに世界タイトルに挑戦する日がやって来た。
王拳ジムとしても久々の世界タイトルマッチだった。
ジムを上げての大興行だ。
何と試合会場は日本武道館!
派手な演出で開催された。
ワタやんもRコーチも鳥肌が立っていた。

前哨戦ではイチゴとチヒロの日本タイトルマッチが行われ、
そして姫野ココロがユカ・メンドーサの世界タイトル挑戦する
タイトルマッチも行われる。

チヒロはミキと試合の後も全勝で勝ち上がり日本チャンピオンのベルトを手にしていた。
そのベルトにイチゴが挑戦するのだった!
「絶対に勝って井口さんに勢いを付けて見せるわ!
井口さんの為にも絶対に勝つ!」
リングサイドではミキも応援している!
Rコーチは言う
「あなたなら絶対に勝てる!
きっとアリサヤさんもこの会場の何処かで応援してくれてるはずだわ」
リングサイドで、ボリボリお菓子を食べながら観戦している太った女性がいた。
まさかその女性がアリサヤだと気付く者は誰もいなかった。
試合は一進一退!
正に実力伯仲!
アマチアからのテクニックはイチゴの方が1枚上手だ!
しかしチヒロはクラッシャーデビル譲りのハードパンチャーだ!
恐らく彼女のパンチは国内女子選手の中ではトップクラスだろう!
それでもイチゴは負けられない!
井口の為に!
井口さん!井口さん!井口さん! 絶対に勝って見せるわ!
イチゴは井口への想いをパワーに変えた!
イチゴは外見には見えない激しいパワーの持ち主だった。
激戦の末、イチゴはチヒロを倒し、日本チャンピオンのベルトを手に入れた!
「井口さん!やったよ!見てくれましたか?」
イチゴは心の中で叫んだ。

そして国内女子最強の選手!
姫野ココロが世界チャンピオンのユカ・メンドーサに挑戦する。
恐るべきパワーのユカ・メンドーサに姫野はどう戦うのか?

ユカ・メンドーサが腕を振る!
ブンッブンッ!と凄い音だ!
ゴングは鳴った。
両者が拳を合わせ試合は始まった。
勢い良く王者ユカ・メンドーサが飛び出して来た。
姫野は可憐によけカウンターのジャブを繰り出す!
それでも構わず王者は強力なパンチを繰り出す!
「凄い…。これはクラッシャー・デビルも顔負けだわ!」
パワー・スピード・迫力ともクラッシャーのレベル以上だ!
姫野はブロックしていても、体ごと吹っ飛ばされた。
姫野は翻弄した。
試合後半、ついに姫野は力尽き、マットに沈んだ。
ユカ・メンドーサは勝利の雄叫びを上げた!
姫野はそのまま引退した。

いよいよ井口の出番である。
派手な音楽、レーザービームの中、チャンピオンと井口が登場!
〜本日のメイイベント!
世界歴代チャンピオンの中でも屈指の名チャンピオン!
マイケル・ゴードン!
対する挑戦者は日本が誇るハードパンチャー
モンスター井口!〜
全く派手な紹介だ!

会場は沸き立つ!
テレビも全国に中継された。

セコンドにはワタやんと浩一が付いている!
「井口!1発頼むで!」ワタやんが気合を入れる。
「井口くん、絶対に大丈夫だよ!絶対勝てるよ!」浩一も声をかけた。
リングサイドではミキも見つめていた。
そしてチヒロを破ったイチゴも駆けつけていた。
井口はミキと腫れた顔のイチゴを見て、心に闘志を燃やした。
試合は始まる!
それぞれの希望を載せて!

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No title

静まり返る会場!
泣き叫ぶイチゴとミキ!
浩一は目の前の出来事が信じられない!
レフリーが試合を止めた!
担架が運ばれ井口は病院へ直行した。

アリサヤさん

おはようございます〜♪
ご訪問ありがとう!

「井口!ワレしっかりせんかい!お前もモンスターって言われてるんやさかいな!」
ワタやんが井口に声をかける。
「ああ、分かってる!」
井口はしっかりした口調で言う。
浩一は井口が大夫落ち着いて来たのを感じた。
この痺れるような感じ、これが世界戦なんだね。
浩一は全身が鳥肌が立っていた。
「さあ、頑張って行こう!」
浩一は井口を送り出した!
「井口、頼むでぇ〜」隣でワタやんが祈っている。
本当に神に祈って勝たせて上げたい。
井口、頑張れ!
ようやく井口も落ち着きを取り戻し、カルロスの動きを把握することが出来た。
井口のパンチも当たるようになった!
その度に会場は大興奮だ!
井口のパンチがボディーに炸裂!顔をしかめるカルロス!
「効いてるで!イッテモウタレ〜!」ワタやんが叫ぶ!
井口がパンチを繰り出した時、カルロスのスクリューパンチが井口のこめかみにヒットした!
ゴンッと言う音と共にコーナーに頭をぶっつけ倒れた。
みんな一瞬凍りつく!
イチゴが悲鳴を上げた!
井口はそのまま起き上がることはなかった。

yumeさん

こんばんは〜♪
井口とミキとイチゴとの結末は?浩一のミキへの想いは…?

ゴングは鳴った。
マイケルは名チャンピオンと言われるだけあって落ち着いている。
井口が牽制のジャブを放っても軽くかわし、獲物を狙うような眼で井口を見ている。
井口は精神的に押されている。
国内選手では敵なしだった井口もこのチャンピオンには圧倒されている。
しかし彼は挑戦者、立ち向かって行かなければならない。
彼が優っているものは若さだけだった。
彼は果敢に攻めた!
しかしマイケルの強烈なパンチが飛んで来る。
1ラウンド終盤、マイケルの連打が井口を襲う!
井口はロープに詰まりながら、何とか堪え1ラウンドを終了した。
「どうした!井口!いつもの井口らしく無いぞ!
パンチ力じゃお前の方が上だ!自信を持って行こう!」
ワタやんが言う。
「ああ、分かってる!」
井口は応えたがまだ硬さが抜けていない。
「井口くん、力を抜いて、相手を良く見るんだ!
力は井口くんの方が上だよ!」
浩一も声をかけた。
何とか井口くんの硬さを取らなければ…。浩一は思った。
2ラウンドが始まる。
マイケルはゴングと共に猛攻を仕掛けて来る。
ロープに詰められる井口!
「井口くん!パンチを出すんだ!」浩一の声が響く!
井口もパンチを繰り出すが、なかなか当たらない。

マイケルは華々しい戦歴を打ち立てレジャンドチャンピオンの称号を得ている。
しかしどんな凄い選手でも、年齢との闘いが待っている。
それはマイケルでも同じだった。
幾ら鍛えても体力の衰えは隠せない!
早いラウンドで決めるんだ!
マイケルは、そう自分に言い聞かせていた。
「ユーハ、スバラシイセンシュダトキイテイル。
シカシオレハマダチャンピオンノザヲユズルツモリハナイ!
ユーハ、マダワカイ!
ユーハ、オレサマガインタイシタアトニカツヤクスルンダナ!」
カルロスはそう言いながら、若い井口にパンチを繰り出した。
「井口さん、頑張って!」イチゴは祈りながら試合を見つめていた。
井口はマイケルの猛攻をなんとか凌いで2ラウンドを持ち堪えた。

こんばんは☆

いじめられっ子だった浩一も、随分成長しましたね。
人を思いやれる優しいトレーナーになれると思います。
心とは裏腹に冷たい言い方しかできない井口も憎めませんね。
ちょっと素直じゃないタイプもいいですよね。

リングサイドに居ても、誰からも気付かれないアリサヤ…
どれだけ太ったんでしょう…怖ろしいですね。
しかもこんな所へ来てまで、ボリボリとお菓子をv-12

太ると花壇の中の葉牡丹を見ても、美味しそうに見えてしまうんですv-356
ダイエットでお腹が空いているせいかもしれませんが。
野菜不足かな。。。

心姫さん

おはようございます。
井口はイチゴとくっつくのでしょうか?
浩一には選手としてもっと頑張って欲しかったですね。
網膜剥離になってしまうとは残念です。

世界タイトルマッチを前日に控えた日、イチゴと井口はジムの片隅で話をしていた。
「井口さん、いよいよ明日、念願が叶う日ですね。
絶対に勝って世界チャンピオンになって下さいね。」
イチゴは心の底から思った。
「ああ、ありがとう。お前も日本チャンピオンのタイトル挑戦頑張れよ。
お前だったら、勝てるはずだ!気合を入れて行けよ。」
「はい、ありがとうございます!井口先輩の為にも絶対に勝ちます。」
イチゴは嬉しくではつい大声で応えた。
井口はそんなイチゴが可愛く見えて来た。
「イチゴ、明日はお互いに頑張ろうぜ。そして2人とも勝ったら一緒になう。」
井口はイチゴの愛らしさに、素直さに、自分の気持ちを打ち明けた。
イチゴは嬉しくて、言葉にならず、ただただ涙が溢れ出て来た。
「はい…頑張ります。ありがとうございます…。」

イチゴは井口への想いを秘め、見事チヒロを破り、日本タイトルを手に入た。
井口さんに喜んで貰える!
井口さん!頑張って!
井口の相手はレジャンドチャンピオンと言われる程の名チャンピオンである。
モンスター井口と言えども、簡単に勝てる相手ではなかった。
なんと戦歴は45勝無敗!
タイトル防衛も10回を超えていた。
そしてKO率は8割を超えていた。
まさに井口以上のモンスターである。
そんな相手に井口は勝てるのか?
イチゴとの約束は守れるのか?

No title

わぁ!展開が凄いですネ~☆
イチゴさんは日本チャンピオンのベルトをv-354
ココロさんは、メンドウサ―に敗れ引退に…(@_@;)

いよいよチャンピオン対井口の対戦ですネ!
ドキドキ…☆
ミキと、イチゴと井口の結末は?気になりますね♪

こんにちは~

目まぐるしくいろんな展開が。
浩一君は目の問題で引退したんですね~。
でもトレーナーとして活躍できてるなら良かったです。
井口選手とイチゴ選手の距離が縮まりそうですね。
プロフィール

kantakun007

Author:kantakun007
初めまして
勘太と言います。
よろしくお願いします。
下手ですがイラストを描くのが好きです。
暖かい絵を描きたいなぁ。

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