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ドローイング・バック その4

みなさん、ご訪問ありがとうございます〜♪


清とワタやんの厳しい練習は続いた。
清は王拳ジムに移籍するにあたり、ジムの寮に入って
こちらの高校に転校していた。
1年の時はいじめらっ子で、マンションの上から飛び降り自殺をしたはずだったのに
気が付くと、悪の帝王と恐れられていた翔太くんと入れ替わっていた。
翔太くんの身体で沢山の対決をし、影山くんとの対決で凄い蹴りを食らって
意識が飛んだ時に、元のこの身体に戻っていた。
翔太くんは僕の身体を鍛えてくれていて、この身体に戻った時は以前の僕からは
考えられないくらい丈夫な身体になっていた。
翔太くんの魂に身体の全ての機能が反応した結果だと思う。
翔太くんのお陰で、僕の身体は研ぎ澄まされていた。
翔太くんの身体で格闘技を学ぶ内に、翔太くんがこれまで体験していた
格闘技が僕の心に浸透して行くのを感じた。
そして僕はボクシングに魅了されて行った。

僕は元の身体に戻っても、ボクシングを続けた。
ある日、トレーナーのケンさんからプロテストを受けるように進められた。
夢みたいだった!
17歳になって、年齢が達した時にプロテストを受けた。
そしてプロテストの相手が高校のボクシング大会を全て制した。
モンスターと呼ばれていた井口さんだった。
井口さんは王拳ジムと契約されていて、王拳ジム期待の選手だった。
そのモンスター井口さんをプロテストの時に倒してしまい
井口さんは王拳ジムから契約を破棄され、ジムを追われた。
そして僕がこの王拳ジムに呼ばれたのだった。

この春、僕は高校3年生になった。
ジムの寮から高校に通った。
朝のロードワークの後、学校に行き、授業が終わるとすぐにジムに戻り練習をした。
3年生になって、クラスが変わった。
進学クラスとそうでないクラスと分かれた。
僕のクラスは比較的不良と呼ばれる生徒が集まっていた。
今の僕はボクシングが全てだったので、高校ではあまり目立たないようにしていた。
不良達から絡まれても、サラリと交わすことが出来た。
今の僕からすれば、彼らのパンチなど、スローモーションのように見えた。
そんな中、1人の男子生徒が虐められているのに気が付いた。
泣きながらパンを買いに行かされ、こずかいを取られ
後ろから蹴られ!
クラスのみんなから笑われ
それは虐められいた頃の僕その物だった。

何故やり返さないんだ!
何故、立ち上がろうとしない?

虐められいたあの頃にそんな事が出来ただろうか?
自分は結局何も出来ずに彼らを怨みながら自殺したんだ!
清は涙を流していた。
今の清にとって、彼らをやっつける事は簡単だった。
しかし清はじっと耐え、彼を見守っていた。
自分で立ち上がらなければダメなんだ!

新しいクラスにも馴染んで来ていた頃。
清は虐められっ子の存在に気付く。
中本浩一。
彼は泣いていた。いつも虐められて泣いていた。
ある日、彼が清に話しかけて来た。
「清くんはどうして虐められないの?
体も僕とあまり変わらないのに。」
話し方もウジウジしていた。
「僕も昔は虐められいたんだよ。
今の君より、もっともっと酷かった。
今の君は昔の僕とウリふたつさ!」
清はあの頃を思い出しながら言った。
「え?なんだそうだったの?
じゃどうして今は虐められ無くなったの?」
浩一が清を見る目が変わった。
清は虐められ無くて、自分だけが虐められる不公平さを表していた。
「自分で立ち上がらなければ、何も解決しないよ!」

そこに虐めっ子の不良達が絡んで来た。
「ヘイヘイ〜♪ちっこいの2人が連んでなに話しているんだ?」
如何にも意地悪そうな奴が言った。
201404022252339f9.jpg

「浩一くん、良く見ているんだよ。」
そう言うと
「僕には関わらないでくれ!」
キッパリ清が言うと
「なに!チビのくせに生意気だぞー!」
そいつが殴りかかって来た!
清はサラリと交わすと男は勢い余って窓際の壁に当たって、床に倒れた。
そして清はそいつを睨み付けて言った。
「おい、お前!逆に僕がお前を虐めてやっても良いんだぞ!
2度と僕に絡んで来るな!」
その顔は般若の様だった!
「おい、こいつはヤバいよ!」
もう1人の奴が言って
不良達は怯えて逃げて行った!

浩一はまるで信じられない物を見たと言った感じで清を見ていた。
「凄い!清くん凄いよ!」
浩一は信じられなかった。
自分と大して変わらない清が意図も簡単に不良達を追い払った!
まるで魔法を見ている様だった
浩一は清を憧れの目で見た。
「どうしたらあんな風になれるんの?」
清は空を見上げてこう言った。
「自分の心に信念を持つんだ!
絶対に負けない心!
どんな事があっても折れない心!
そうすると君も変われるよ!」
「折れない心…。負けない心。」
清は左手を構えて、肩から真直ぐ打ち込んだ!
ビュッと言う音がした。左ジャブだった。
「良いかい?左拳を軽く握り、素早く前に出し
素早く元に戻す!それを毎日、毎日繰り返すんだ!
浩一くん、出来るかい?」
「うん、やって見るよ!」
これが清と浩一との出会いだった。


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非公開コメント

yumeさん

こんばんは〜♪
ゆっくりマイペースが良いですよね。
そのうち復活お祝いイラストも描きますね。

No title

こんばんは~☆

勘太さん復活のコメント♪ありがとうですv-290
スローなブログですが、遊びに来て下さいyo(笑
イラスト使わせてネv-353

物語の続きが楽しみで~すv-354

yumeさん

復活おめでとうございます。
みんな待ちわびていましたよ。

心姫さん

おはようございます〜♪
浩一との出会い、どう展開して行くんでしょうね。
名古屋はもう慣れましたか?


清はデビューに備えて黙々と練習していた。
スパークリングの数も増やしていた。
「ダメだ!ダメだ!もっと打ち込め!」
ワタやんの厳しい声が飛んだ!
「ふーっ」
「清!デビュー戦が決まったぞ!1ヶ月後だ!
相手はアニマル浜田!相手もデビュー戦や!
負けんじゃねーぞ!」
「ハイ!」
いよいよデビュー戦か。。。
武者震いするのを感じた。

ワタやん

おはようございます〜♪
虐めっ子の浩一を見て、昔の自分を思い出す清。

浩一は毎日ジャブの練習をした。
清から教えてもらった通り、素早く出している素早く元に戻す!
「なかなか上手く行かないなぁ。
清くんみたいにビシュってカッコ良い音がしないな…。」
浩一は暇さえあれば、何度も何度もパンチを繰り出していた。
これがあんなに凄いパンチだとは全く気付いていなかった。

清はそんな一途な浩一を見ていた。
少し浩一の目が輝きだした様な気がしていた。
虐めっ子は相変わらず浩一に絡んでいたが、清が見ているのに気が付くと
おぞおぞと立ち去って行った。

「清くん!
何だか僕、あれ以来あまり虐められ無くなった様な気がするよ。
清くんのお陰だね。」
浩一は嬉しそうに清に言った。
「うん、浩一くんも元気が出て来ているよ。
後、スタミナ付けるためにランニングとかもしたら良いよ。」
シュッ!シュッ!ビシュッ!
清はジャブジャブ!ストレート!
ワンツー!ワンツー!とパンチを繰り出して見せた。
「うわっ!清くん!凄い!」
浩一も真似してパンチを繰り出して
「全然上手く行かないや。。。」と笑った。
浩一は清のパンチを思い出しながら
ワンツー!ワンツー!と何度も何度も練習していた。
僕も清くんみたいになるんだ!
もう、虐められたく無い!

浩一は清が言う通り、ランニングにも挑戦して見た。
ちょっと走っただけで息切れした。
ハアハア〜ハアハア〜
これはキツイや…。
それでも清くんみたいになりたいと続けた。

不良達の不満は溜まっていた!
憂さ晴らしに浩一を虐めていたが、清が見ているのであまり無茶なことは
出来ない。
その日は清はボクシングの練習の都合で学校を休んだ。
不良達は浩一が1人になったこの日を逃さなかった!
浩一は不良達に取り囲まれた!
「イ〜ヒヒヒ!
今日はお前1人!助けてくれる相棒はいないぜ!
今ままでの鬱憤を晴らさせて貰うぜ!」
ドンッ!
浩一はイキナリ後ろから蹴られた!
「イ〜ヒヒヒ!お前1人じゃ、何も出来ないんだよ!
彼奴がそばにいてたから俺たちは遠慮してたんだよ!
イ〜ヒヒヒ!
お前が1人になるこの日を待ちわびていたぜ!」
不良達は面白がって何人も何人も集まって来ていた。
「清くん〜助けて…。」
「わーははは!彼奴はいないぜ!わーははは!」
この前の意地悪そうな不良がそう言って殴りかかって来た!
浩一は頬を殴られ、蹴られ蹲った。
…結局何も変わっていないんだ…
…清くんがいないとダメなんだ…
その時、清の言葉が頭をかすめた。
…折れない心!負けない心!…
浩一は立ち上がった。
「オッ、こいつ偉そうに立ち上がったぜ!」
不良達が笑いながら、また殴りかかって来た!
浩一は無意識の内にジャブを繰り出していた。
バッシ!
それは不良の顔面に直撃した!
ぐわっ!
不良は倒れた!
「キサマーッ!」
不良達は殴りかかって来た!
バッシ!バッシ!バッシ!
それは面白いように不良達の顔面にヒットした!
あっと言う間に不良達は倒れ込んでいる。
立ち上がった不良が浩一に襲いかかった!
クソーッ!
バシッ!パンチは不良を撃ち抜いた!
不良は倒れた!

キャーッ
女生徒の声で浩一は我に返った。
どうしちゃったんだ。
周りは不良達が倒れこんでいる。
なんとジャブ一つで不良達を倒してしまった浩一。
浩一は恐くなってこの場から立ち去った。

どうなっちゃたんだろう?
清くんから教えてもらったパンチがあんなに威力があったなんて…。



No title

勘太さん ありがとう~☆

もうすぐデス(*^-^*)
その時は、よろしくネ!

yumeさん

おはようございます♪
ブログ復活はまだでしょうか?
首を長くして待っていますよ〜\(^o^)/

なこさん

おはようございます〜♪

清の学園生活を描いて見ました。
ボクシングに専念するため、学校では目立った事をしない。
終わると直ぐにジムに向かう生活をしていました。
虐められている浩一を見ても自分からは関わろうともしなかった。
浩一から話しかけられている所に虐めっ子の不良達が…。
意図も簡単に追い払う清!
清は浩一にジャブの打ち方を教えた。

浩一はただただジャブを打った。
「素早く前に出している素早く引く!」
ただただ、それだけ!
浩一は変わって行くのでしょうか?

こんばんは~

浩一君との出会いにより、
今後の展開がどうなっていくのか、
また楽しみになりましたね~。

No title

こんばんは。

今回は翔太君から 与えられたと言うか 
教えてくれた事を 今は 浩一君に 
教えてあげられる立場に・・・
GIVE & TAKE って 言うのかなぁ~
とってもイイですね! v-218

No title

ドローイング・バック その4に入り
ストーリーも更に、展開が広がりましたねe-282

清のプロとしての今後も、浩一クンとの出会いは...
色々!楽しめそうですね☆

「折れない心…負けない心」 v-353
浩一君にも、伝わって欲しいですネv-354

おはようございます!

清くんに また新しい出会い。
虐められっ子の浩一くんと友情を育んで、
浩一くんが救われるといいな。
プロフィール

kantakun007

Author:kantakun007
初めまして
勘太と言います。
よろしくお願いします。
下手ですがイラストを描くのが好きです。
暖かい絵を描きたいなぁ。

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