月と太陽 その4

みなさん、ご訪問ありがとうございます。


スーパーマンのような身体から貧弱な体になってしまっても
落ち込まない強い心の翔太!
黙々と貧弱な身体を鍛えて行く翔太!
清の横暴な行動を見て、自分の行いの反省をする翔太!
それに引き換え、得たパワーを自分の復讐のために使う清。
横暴な振る舞いで、翔太が築いた地位を失ってしまう。
ここから清の成長が始まる。
清は約束した。
どんな事があっても諦めないと。
そして失った翔太の地位を取り戻すと!

今までは、力任せに殴った。
こんな快感は今までは無かった。
僕はこの感覚に溺れた。
今まで虐められてた悔しさをぶつけていた。
悪の帝王だから当たり前だと思っていた。
しかし違うんだ!
悪の帝王は帝王で今の地位を維持する難しさ!
人をまとめる大変さ。
また人を惹きつける何かがいるって言う事を。。。
僕は知らなかった。
みんな努力していると言う事を!
あの獄山さんでもそうだ!
みんな必死なんだ!
僕は甘えていた!
これからは負けない!

清は今の自分に足りないことを考えた。
このままでは獄山さんところか、他の誰にも勝てない!
戦う術をマスターしなければ!
もう甘える事は出来ない!
清は格闘技の本を見た。
空手、柔道!ボクシング!
清はボクシングの本を手に取った。
足幅、拳の握り方、ジャブ!フック!ストレート!
読みながら実戦してみる。
シュッ!シュッ!
ステップの踏み方!
なるほど…。
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清は一晩で数冊の格闘技の入門書を読み終え、全て実戦してみた。
分かった事は、ただ闇雲に拳を振り回してはダメだと言うことだ!
清はただただシャドーで全ての型、パンチの種類を覚えた。
特に気に入ったのはボクシングの入門書!
あの翔太と獄山の闘いが目から離れない!
自分もあんな闘いがしてみたい!
ワンツー!ワンツー!
ステップ!ステップ!
清は街のボクシングジム、入門者募集!見学ご自由に…。と言う貼り紙を
見つけ、覗いて見た!
「あのー、すみません。見学したいのですけど…。」と言うと
ジムに緊張が走った!
わっ!翔太だ!
道場破りだ!
「いやいや、あの、見学させてもらいたいのですけど…。」
と言っているのにジムのみんなに囲まれてしまった!
「いえ、あの…見学させてもらいたのですけど…。」
よし!リングに上がれ!
見学だと言っているのに、みんな殺気だっていた。
それは無理も無い!
悪の帝王の翔太が乗り込んで来たのだから…。
清はリングに上げられた。
清は本で読んだ事を心で反復した。
まずはリズム!
ステップ!ステップ!
ジャブ!ジャブ!
清は軽くウォーミングアップでジャブを繰り出して見た。
ブシュッ!ブシュッ!
ただ軽く振って見ただけなのに凄い音がした。
清は改めて、翔太の身体の凄さを知った。
「よし!吉田行け!」
吉田はこのジムのホープ!
日本ランキング間近のバリバリの選手だった。
「吉田!遠慮はいらん!思いっきり
プロの厳しさを思い知らせてやれ!」
カーン!
ゴングが鳴った!
清は本に書いてある事を思い出しながらジャブ打って見た。
軽くよけられ、すかさずストレートが返って来た!
バッシ!
目も覚めるような一撃だった。
なるほど…。
清は色々試して見た。
吉田は清のパンチをことごとくよけ、的確にパンチを返して来た。
成る程…。
実践は違うな!
清はこのスパーリングでどんどん技術を吸収して行った。
吉田は戸惑っていた。
的確に強いパンチを打ち込んだ!
強いパンチを打ち込んでも打ち込んでも、この男はビクともしない!

第2ラウンドに突入!
悪の帝王とか言われているけど、全然大した事おまへんな!
ジムのみんながそう思ってい時
今までとは違うパンチが飛び込んで来た!
ズッドン!
成る程、だんだんコツが分かってきたぞ!
と思ったとき、吉田はすでに今のパンチで伸びていた。
清は目覚めるのを感じた!
清はもっとスパーリングをしたかったけど、ジムの方から
頼むから帰ってくれと追い出されてしまった!
清はもっと実践を経験したかったけど、実践の練習には困らなかった。
次から次へと翔太を倒して名を上げようと言う輩が挑んで来た。
しかし清にとっては、全然練習にもならなかった。
まず彼らはパンチのスピードが遅い!
動きに無駄が多い!
これは清が上達している証拠!
また翔太の身体が覚えている事に順応している証だった。
清は覚醒した!
それは清自身も感じていた。
清は挑戦して来る輩をことごとく撃破した。
その噂は広がり、翔太復活!
獄山との再戦をみんなが望んだ!
清はまだまだ練習のつもりだったのに、清は担ぎ上げられた。
清の強さは半端ではなくなっていた。
気が付けば、清の周りにまた人が集まって来ていた。
今度は力で従わせた者たちでは無い!
だが、清は自分を高めるのに必死だ!
翔太との約束を守る事だけしか頭に無かった。
それに清はボクシングの魅力に惹かれた。
ボクシングの繊細な動き!
相手のパンチをよけ、自分のパンチを繰り出す!

そしてついに獄山との再戦の時は来た!

清は獄山に勝てるのか?
そして獄山の苦悩!


翔太はバイクを飛ばした。
後ろには百合子が乗っている。
わぁ!気持ちいい!
清くん、バイクも運転出来るなんて知らなかったわ。
なんだか清くん急にスーパーマンになった見たい。
どうして急にかわっちゃったの?

そうか?
そんなに変わったか?
うん、とても素敵になっちゃった。
そうかそうか。
翔太は満更でもない。

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ふたりは並んで海を見ていた。
潮風が心地よく頬を撫でる。
翔太は今の生活も満更悪くないと思っていた。
しかしいつか百合子には秘密を打ち明けないといけないと感じていた。
百合子を愛おしく思う心が強くなって行く翔太。
百合子は清と並んで海を見つめている時間がずっと長く続けば良いと思った。
この幸せな時間が…。
しかしふたりには哀しい出来事が待ち受けていた。


清はボクシングにのめり込んでいた。
別のジムを探し、密かに練習していた。
けして目立たぬように。
これだけ大きな身体!
目立たないようにと言っても無駄なことではあるが。。。
兎に角追い出されないようにと気を付けていた。
もちろんジムの方も、こんな有能な素材を見逃すはずは無い。
仕切りに本格的にプロを目指すように進めて来る。
でも、清はまだやらなければならない事がある。
ジムに迷惑をかけるからと断り、一線を引いていた。
翔太との約束!
翔太の地位を回復する事!
清は身体を動かし、拳を交えることがこんなに楽しいとは思わなかった。
もちろん翔太の身体があっての事だと言う事も承知していた。

最近では、清に臨んでくる輩もすっかり減ってしまっていた。
清は逆にちょっと物足りなく感じていた。
いつでも獄山との再戦の準備は整っていた。
正直早く決着を付けて、ボクシングに専念したかった。

獄山は最近の翔太の身体の清の成長を見ていた。
もはや自分が敵う相手では無いと言う事も感じていた。
それに翔太の周りには、離れて行った奴らも自然と翔太の方に集まっている。
しかしケジメはケジメだ!
自分は翔太と闘わなければならない!
それがこの極悪高校を仕切っていた自分の役目だ!
戦いの日は決まった!

しかし戦いの前日、獄山は謎の人物の挑戦を受け敗れてしまった。
極悪高校に激震が走った!
その謎の人物とは!

極悪高校に激震が走った!
あの獄山が敗れたのだ!
一体相手は誰だ!

県南部に極悪高校と同じように落ちこぼれが集まる高校があった。
邪鬼工業!
そこを仕切る総番の寺島が1人の転校生にやられた。
鬼のように強かった寺島がやられた。
その男は影山修司!

転校早々影山は邪鬼工業の儀式を受けた。
不良グループに取り囲まれ戦いの儀式だ。
そこで転校生のランクが決められる。

「へー、何だよ!
いきなり呼び出しておいて、何をさせる気だ?」
影山は周りを見渡しながら言った。
周りには数十人がニヤニヤしながら見物していた。 
「へへへへ…。これはこの学校の古くからの儀式での、
ここでお前のランクが決められるんだよ!
勝ち上がれば、幹部も夢じゃなかど!
それとも奴隷扱いされるかはお前の力次第だ!
ここは力が全てだ!
俺はここを束ねている1年の寺島だ!
見たところ、結構鍛えてるみたいだな。
お前には特別に20位の奴と戦わせよう。
どうだ?文句はあるまい。
間違えて勝てば、準幹部クラスだぞ!」
寺島はアゴで、20位の松尾を呼び出した。
「へっ!面倒くせーぜ!
こんなかで1番強いのはあんたかい?
あんたとやらせてくれ!」
影山は寺島を睨みつけた。
「ふふふ…。兄ちゃん、威勢が良いの!
それは構わんが、負けたら奴隷扱いやど!
分かってるやろうの?もっとも命があればの話しやけどの」
寺島の顔が怒りに歪み始めた。
「能書きは良かけん、早よ来いや!」
巨体の寺島が立ち上がった。

「いきなり無茶だ!寺島は、3年生も手も足も出ないんだぞ!」
「可哀相にあの転校生、殺されるぞ!寺島が切れたら
誰も押さえられない!
誰か、上級生に伝えろ!寺島はんを殺人犯にさせる訳にはいかないからな。」
周りはざわめいた。
それだけ、寺島の恐ろしさを知っている。
周りは少し退いた。
とばっちりを受けるのを恐れているからだ。

闘いは始まった。
影山は何かの拳法のような構えをしている。
少林寺だ!
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「ふふふ…。カッコだけは1人前だな!
自慢じゃないが、俺も武道はなんでもやっているんだ!
もちろん、道場を丸ごと潰し回っていたがな。」
寺島は拳を突いた!
武道をこなしていると言うだけあって、見事な正拳だ!
影山はそれを受け流し、蹴りを入れる!
寺島もそれを受け、次々に攻撃を仕掛けた。
巨体なのに凄いスピードだ!
上級生もが怖れるのも無理はない。
「ははは、やるじゃないか!デブ!
だが、それでは俺には勝てない!」
勝負は一瞬にして決まった。
ふたりは激突し、お互いに拳を突いた!
ふたりは固まったままだ。
そして寺島の巨体が崩れ落ちた!

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うおおっっおお! 
寺島が敗れた!

「おい、こいつに勝ったって事は、俺が1年で1番なのか?」
「何を言ってるんだ!
寺島は3年の総番を倒していて、1年でここの総番を張っていたんだぞ!
あんたがここの総番だ!」
みんな歓喜の声を挙げた!
「何を言っているんだ?
俺は総番なんて、やるつもりは無いぞ!
総番はそのまま、こいつにやらせておいてくれ!
その代わり俺の邪魔はするな!」

影山の話は獄山の耳にも届いていた。
その影山が極悪高校に現れたのであった。
「あんたが極悪高校を仕切っている獄山はんか?
あんたには怨みは無いけど、俺は強い奴と闘いたいんや!
勝負してくれ!」
そして獄山は闘った。
極悪高校を守るために!
そして己の意地とプライドのため。

影山は強かった!
武術を極めていた!
「県下ナンバーワンと聞いてやって来たが、全然大した事無いんだな。
これじゃ邪鬼工業の1年の寺島の方が強かったぞ!」
「俺はナンバーワンじゃ無い!
ここには俺よりもっと強い奴がいる。。。」
獄山はそう言い残して、倒れた。

「誰だ!獄山より強い奴と言うのは?
ふふふ…。やっぱりそうで無くちゃ面白く無いよな!」

清は影山と闘うのか?
勝ち目はあるのか?

獄山より強いと言う奴の事はすぐに分かった!
翔太と言う、同じ1年の奴だと言う!
今年は1年に強いのが揃っているんやな。
寺島と言い、翔太とか言う奴と言い
そして俺!
まあ、俺が一番やけどな!

影山は翔太を捜した。
いた!
あのデカイ奴だな!
沢山の手下に囲まれてる!
流石極悪高校で1番なだけあるな!
手下をあんなに引き連れている。

「おい、翔太!俺のパンチを受けてみろ!」
「あはは!やめてくれよ!」
「俺、彼女が出来たんだぜ!」
「わ〜良いなぁ!」
「わははははは。。。」
何なんだ!
あいつの周りは!
手下と戯れている!
いや、手下と言う感じじゃ無いぞ!
友達、いや!仲間と言った感じだ!
なんなんだ!こんな大勢の仲間とつるんでいる奴なんて見たこと無いぞ!

影山は翔太の前に立ちふさがった!
「あんたがここで1番強い翔太はんか?
あんなに怨みは無いけど、俺と勝負してくれないか?」
「あなたが獄山さんを倒した人ですか?」

清は影山と睨み合った。
影山の強さがヒシヒシと伝わってくる!
今まで感じたことがない強さだ!
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清は影山と闘う!
果たして勝つのはどっちだ?

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アリサヤさん

おはようございます〜♪
影山は強そうですね。

影山と清のパンチが交錯した。
ドンッ!
影山のパンチが清の顔面にヒットした!
清はよろけて、倒れた。
確かに避けた筈なのに…。
立ち上がろうとする清に影山の蹴りが飛んで来た。
清はなんとかかわし立ち上がった。
しかし息着く間も無く、影山の蹴りが飛んで来る!
なんて素早い攻撃なんだ!

百合子はゾンビだった。
そして翔太もゾンビと化してしまった。
街はゾンビで覆い尽くされてしまった。
ついに待望のゾンビ登場!
それは次回作で…^^;

なこさん

おはようございます〜♪
次から次へ強敵が…。
まるでドラゴンボール見たいですね。^^;


清と影山は睨み合った!
「ほな、翔太はん!いかせてもらいまっせ!」
キエーッ
影山は蹴りを繰り出した。
速く鋭い蹴りだ!清は左腕で受け止めた!
すかさず次の蹴りが飛んで来る!
速い!
今までの相手とは違う!
しかし見える!見えるぞ!
清は冷静だった。
影山は蹴りからパンチを繰り出した。
清はそのパンチに合わせカウンターを放った!
ドンッ!
それは一瞬だった!

心姫さん

おはようございます〜

翔太と百合子は…。
翔太は百合子を抱いた。
百合子の可愛い乳房を吸った。
ああ…。
百合子は恥ずかしそうに翔太を見つめたまま言った。
「ああっ私、幸せ…。」
翔太は百合子の唇に自分の唇を合わせて口ずけをした。
「百合子…。俺もだよ。」
翔太の手は、百合子のスカートの中に…。

○○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○○○

○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○○

こうして翔太と百合子は結ばれた。

No title

こんばんは。
影山、相当強そうですね。
清と影山の対決が見ものです!


翔太と百合子を待ち受ける悲しい出来事って何でしょう?
まさか、百合子がゾンビに?! 
ついにゾンビ登場となるのかー?!

No title

次々と強敵が現れてきますね~

どんなことになるのかな~

こんばんは~

清は成長しましたね~。
翔太と百合子はどうなるんでしょう・・・。
プロフィール

kantakun007

Author:kantakun007
初めまして
勘太と言います。
よろしくお願いします。
下手ですがイラストを描くのが好きです。
暖かい絵を描きたいなぁ。

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