神様がくれた野球…その10

みなさん、ご訪問ありがとうございます〜♪


いよいよ夏の高校野球大会が始まった。

美しが丘のエース剛田が大会直前になって白血病で倒れた。

チーム内の動揺は大きい。

全てにおいて頼もしい奴だった。

無口ではあるが、黙々とやるべき事をやり遂げるタイプだった。

そんな無口な男が、補欠だった田中と気が合い、

田中の練習に付き合っていた。

田中は誰がどう見ても、野球には向いていない万年補欠タイプの男だ。

そう、野球の神様と出逢う前の僕そのものだった。

その田中と早朝練習を重ね田中は見る見る才能を開花させて行く。

気が付けば、田中はAチームに昇進し、ピッチャー陣の一角に入っている。

そして剛田が倒れてからは、ますます田中の目が変わった。

田中は剛田に「すまない。俺の代わりに頑張ってくれ。」と言われていた。

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「神様がくれた野球…その10」


ワタやん監督は、みんなを集めて言った。

「みんなも知っている通り、剛田が病に倒れてしまった。

剛田のためにも、みんな頑張って、この戦いを勝ち抜こう!

そして剛田の復活を祈るんだ!

やつはきっと元気になって戻って来る!

そう信じよう!」

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そう言うワタやんの目には涙が浮かんでいた。

一回戦、早米田実業戦が始まった。

僕らは1試合目だった。

高校野球の大会は予選でも、ちゃんとした球場で行われる。

僕はまだ、ちゃんとした球場で投げた事は無かった。

練習試合はいつも学校のグランドだ。

私立の有名校では、独自の専用グランドを持っている学校も多い。

そんな中僕は、ワタやん監督から今日の先発を言い渡されていた。

早米田実業の先発は、一回戦だと言うのにエースの新木大助の登板である。

「くそ〜、一回戦だと言うのに、エースの新木を持って来やがったか…。」

監督のワタやんが言った。

PM学園や帝強との練習試合の情報が伝わっているのだった。

美しが丘高校は各強豪校から、すでにマークされていたのである。

「あのワタやん監督が就任一年目からエライチームを作って来たそうや。

うちも全力で迎え撃とう!」

早米田実業の監督も気合が入っていた。

エース投入は当たり前の選択だ!

ベストオーダー中のベストメンバーで臨んで来ていた。

試合は始まった。

僕は山田のミットを目掛けて投げ込んだ!

気迫の一球だ!

球速は150キロを表示!

観客にどよめきが起こる。

〜ホウホウ〜良い調子じゃ〜

僕は先頭打者を三振に討ち取った。

観客は満員だ!

美しが丘高校は全校を上げての応援!

さすが校長先生が高校野球ファンの高校である。

そして早米田実業は甲子園常連校だけあって、応援も洗練されている。

僕は1回を0点に抑えた。

そして早米田実業のエース新木の登場だ。

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大助〜!大助〜!

新木大助のファンの女子校生の声が飛ぶ!

新木の立ち上がり、打者連続三振!

新木も燃えている!

ツーアウト後、3番長嶋がヒットで出塁!

そして4番山田が新木のストレートをレフトスタンドにホームランを

叩き込んだ!

なんと美しが丘高校が2点先取!

盛り上がる美しが丘スタンド!

剛田の想いがみんなを後押ししている。

果たしてこのまま美しが丘高校は勝てるのか?


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神様がくれた野球…その9

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ワタやん監督の元、逸材が揃った美しが丘高校は

練習試合も連戦連勝だ。

そんな中、地方予選の抽選会が行われ、美しが丘高校の初戦の相手は

優勝候補の一角、シード校の名門、早米田実業だ。

相手に取って不足は無い!

チーム一丸となって燃えていた。

そんな時、美しが丘高校に哀しい事態が…。


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「神様がくれた野球…その9」

いよいよ夏の大会、地方予選前の最後の練習試合だ。

ワタやんは、剛田の調子がイマイチ上がらないのを心配していた。

大会初戦からイキナリ優勝候補の一角の早米田実業と当たるのだ。

剛田の出来が勝敗の鍵を握る。


大会前の最後の練習試合。

相手は怪物江河がいる強豪校の作新高校だ。

剛田は、自分の身体の異変に何処と無く気付いていた。

疲れが取れない。

球も走らない。

先発は剛田だった。

作新高校の怪物江河は快調に飛ばしている。
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大会前の最後の調整なのだろうが、流石に怪物江河だ!

1回の表、美しが丘高校は三者凡退の0点だ。

その裏、剛田のピッチング!

立ち上がりフォアボール、そして連打を打たれた。

全く球が走っていない…。

どうしたんだ?剛田!

ノーアウト満塁。

そして4番バッターに長打を打たれてしまった。

そしてそのまま剛田は倒れこんでしまった!

みんながマウンドへ駆け寄る!

剛田が1アウトも取れないまま降板だ。

それより剛田の容態が心配だ!

剛田は、他の選手に抱きかかえられるようにしてマウンドを降りた。

そして剛田はワタやんが付き添ってそのまま病院に運ばれた。

その後、練習試合は相手、作新高校に気づかれないように行われた。

剛田の後を僕と里中が投げた。

江河が5回でマウンドを降りた後、次のピッチャーから何とか3点取ったが

試合は3対5で敗れた。

気掛かりなのは剛田だ。

試合の後僕らは急いで病院に向かった。

みんなが心配している中、剛田の診察結果が告げられた。

急性白血病だ。

チームに衝撃が走った!

そんな馬鹿な!

あの頑丈そうな剛田が白血病だなんて!

剛田は、すぐに無菌室に入れられ、治療が行われた。

「この大事な時にすまない。本当にすまない。」と剛田は何度も言った。

僕らは剛田抜きで、強豪早米田実業と戦うことになった。


剛田抜きで、早米田実業に勝てるのか?

剛田の容態は…?

僕らは剛田の復帰を信じて戦った。

夏の太陽が暑い日だった。

剛田は…。






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神様がくれた野球…その8

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「神様がくれた野球…その8」


帝強高校との練習試合の後、僕らは幾つかの高校と練習試合をした。

僕らは快調に勝ち進んでいる。

ピッチャー陣の調子も良い。

剛田と密かに早朝練習している田中も、この前初めて登板した。

コーナーを丁寧に突くピッチングで無難に抑えていた。

ただ肝心の剛田がいつも途中でスタミナが切れるのが気掛かりだった。

それでも美しが丘高校は勝ち進んだ。

夏の大会の地方予選は目の前だ。


いよいよ夏の全国高校野球大会、地方予選の抽選会が行われた。

ワタやんは、三年生のキャプテン秋山と共に抽選会場に向かった。

注目の抽選結果。

なんと我が美しが丘高校は、1回戦シード校の早米田実業と対戦だ!

早米田実業は甲子園でも優勝経験のある名門校である。

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「む〜ん…秋山。えらい相手を引いてくれたやんけぇ…。」

ワタやんは、思わず口に出してしまった。

キャプテンの秋山はすっかりビビッてしまっている。

当初、ワタやんは、1〜2回戦は2〜3年生中心にオーダーを組むつもりでいたが

これは1回戦からベストオーダーでいかなあかんくなってもうたで!

ワタやんは、次の隣町の都立高校との練習試合は2〜3年生中心のオーダーで戦う事にした。

大会直前の大事な練習試合に戦力外の選手達を使うのは、戦略的には痛手だが

これまでチームに貢献してくれた者達に対してのワタやんの優しさであった。

次の土曜日、都立高校勉強学園との練習試合。

相手の勉強学園は、偏差値トップクラスだが、スポーツも盛んな高校だった。

そんな中、先発は剛田と早朝練習している田中だ。

田中は剛田アドバイスをどんどん吸収して、成長著しい。

主力メンバーは外れていたが、練習試合は善戦していた。

収穫はピッチャー田中の好投だった。

「これは、結構本番でも使えそうだぞ。」

ワタやんは、思わず呟いた。

試合はエラー絡みで1点取られたものの3対1で見事勝利した。

キャプテンの秋山を始め、3年生、2年生も燃えた。

練習試合のあと、ワタやんは、みんなを集めて言った。

「これからの戦いは全てベストメンバーで臨む!

2〜3年生は、出場機会も無くなるが、チームを支えてくれ!」

「ハイ!」

ワタやんの言葉に2〜3年生は清々しい笑顔で大きな声で答えた。


さあ、いよいよ夏の大会が始まる!

しかし、美しが丘高校は思いもよらぬ事態が起こるのである。

それはチームにとって、かなりの痛手で哀しいものであった。

つづく





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神様がくれた野球…その7

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「神様がくれた野球…その7」

僕らは激しい練習は続いた。

監督はPM学園との練習試合で手応えを掴んだのか張り切っている。

監督のワタやんは思った。

甲子園!甲子園!と言われるのが、嫌になって

この公立高校の弱小野球部にやって来たのに

まさかこんなに沢山の逸材が揃うなんて…。

これまでやって来たのは、無駄じゃ無かったってことのかな…。

ふふふ…。
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「おい、ヤバイぞ!監督が不気味な笑いをしている…。」

部員たちは監督の不気味な笑いに怯えていた。



また練習試合が組まれた。

次は帝強高校だ。

これまた、強豪中の強豪校である。

とても普通の公立高校が練習試合出来る相手では無い。

流石、甲子園優勝監督である。

この世界も情報は速い!

美しが丘高校がPM学園に善戦したと言う情報が帝強高校にも

伝わっていたのである。

帝強高校クラスになると、もう1年間の練習試合のスケジュールは決まっているはず!

それなのに、美しが丘との練習試合を組んで来るとは

よっぽど警戒しているからだろう。

帝強高校との練習試合、先発は剛田だ。

初回から150キロの剛速球を投げ込む剛田!

この時期に、150キロ投げ込むピッチャーは帝強高校にもいなかった。

剛田は

快調に飛ばした。

あの強打の帝強高校打線を相手に凡打の山に築いた。

しかも打線も山田、長嶋と連打で、先取点をもぎ取ったのである。

しかし、快調に飛ばしていた剛田が6回突如、ペースを乱した。

スタミナ切れである。

まだ1年生だからであろうか?

力で抑え込む、力投型からなのであろうか?

彼の場合、スタミナが課題だった。

剛田は6回、帝強打線に捕まり2失点。

やっとツーアウトまでこぎつけたが、ランナーは3塁、1塁のピンチだ。

そこで、僕が呼ばれた。

「すまない。」と言って剛田は僕にボールを渡した。

「大丈夫かい?顔色が良く無いぞ!」

僕は心配して聞いた。

「ああ、大丈夫だ。」

マウンドを降りる剛田は、何と無く小さく見えた。

試合は、2対2の同点だ!

ここは抑えなきゃ行けないな!

僕は150キロ台の速球を投げ込んだ!

〜ホウホウホウ〜調子良さそうじゃのう〜

久しぶりに神様の声が聞こえてきた。

そう万年補欠だった僕は、野球の神様と出逢って、素晴らしい能力を授かったのである。

僕は後続を打ち取った。

僕はその後、帝強打線を抑えた。

そして長嶋のホームランであの帝強高校に勝ったのである。

「はい、お疲れ様。ナイスピッチングだったわ。

ハスミ、感激しちゃった。」

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マネージャーのハスミさんがタオルを渡してくれた。

僕は頬が真っ赤になってしまった。

む〜ん、良い香り…。

僕はタオルから伝わるハスミさんの香りを鼻一杯膨らませて吸い込んだ。

〜こらこら…。お前少しおかしいぞ!〜


「何と言う事だ。150キロを投げるピッチャーが2人もいるなんて!

どこの強豪校を探してもこんな学校は無いぞ!

これは要注意だ!徹底的にマークしないと行けないな…。」

帝強の監督は、唸った。

こうして美しが丘高校野球部は快進撃を続けて行くのである。


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神様がくれた野球…その6

みなさん、ご訪問ありがとうございます〜。

そうそうご報告、この度ブログ名を変えました。

ちょっと不思議な物語「夢のつづき…」

少しでも興味を持ってもらえる名前にしてみました。

夢のような、ちょっと不思議な楽しい物語を書いていきたいと思っています。

今回の物語は高校野球を題材にした物語。

万年補欠だった僕が、野球の神様と出会い1流選手の仲間入り。

そんな物語。

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「神様がくれた野球…その6」〜監督ワタやん〜


ワタやんは、この弱小公立高校の野球部にやって来た。

ワタやんは自分の野球人生を振り返る。

彼は小学校のリトルリーグ時代からずっとエースで4番を務めて来た。

野球の名門校と言われるところに入り、甲子園にも出場した。

そして夢だった

東京六大学に進学!

エースとして活躍し、神宮の星として騒がれた時もあった。

プロ入り、ドラフト直前。

最後の大会で、ワタやんは肩を痛めてしまいプロ入りを断念。

ワタやんは、悩んだあげく指導者になる道を選んだ。

野球の強豪校から監督として迎え入れられたが、何処も彼処も

甲子園!甲子園!と何かに取り憑かれたような感じだ。

もちろんワタやんも監督として甲子園に行くのは目標だった。

しかし周りは結果を求める。

また選手の起用についても色々口を挟んで来る!

正直ウンザリだった。

ワタやんは、その焦りから生徒達に厳しくあった。

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これでもか!これでもか!

何故こんな事が出来ない!

お前達やる気があるのか!

百人いた部員が半分に減った。

残った彼等は厳しいワタやんの指導について来た。

ワタやんは監督就任1年目で地区予選の決勝まで駒を進めた。

これを勝てば、甲子園だ!

しかし相手も強豪校!

連続甲子園に出場している名門校。

ワタやんのチームは善戦したが敗れた。

敗れたエースは泣き崩れた。

その後も良いところまで勝ち進むが甲子園の壁は厚かった。

結局ワタやんは、甲子園に導く事は出来なかった。

野球の強豪校としては甲子園が全てだった。

ワタやんは追われるようにして、その高校を去った。

そして次の高校は新設校で、野球で名を上げようと言う高校から

監督として迎え入れられた。

ワタやんは周りの有望な選手をピックアップして、スカウトさせた。

ワタやんが自分の目でリトルリーグや中学を見て周り

伸びそうな奴を引き入れた。

それらの選手は皆、注目の花形選手では無かったが

ワタやんの目に狂いは無かった。

彼等はワタやんの指導の元、グングン隠れた才能を開花させて行った。

ワタやんの高校は勝ち上がり、遂に甲子園の切符を手に入れたのである。

甲子園でもワタやん旋風を巻き起こした!

初出場で初優勝を飾ったのだ。

マスコミは監督ワタやんを取り上げた。

エリート野球人生!

神宮の星!

ドラフト直前肩を痛め、悲劇のエース!

「ワタやん式指導方法」などと言う本まで出版された。

瞬く間にワタやんは時の人となった。

それは選手達も同じで、連日取材陣が殺到!

町を上げての大フィーバー!

甲子園優勝なのだから仕方が無いと言えば仕方が無い。

しかし翌年から、良いところまで勝ち進むがあと一歩のところで負けてしまう。

ワタやんは疲れていた。

甲子園へ行くのが当たり前!

そう言うプレッシャーの中、戦う。

周りからも

「相当甲子園から遠ざかっていますね。

今年結果を出さないと、そろそろヤバイですよ。」とか…。

ワタやんは疲れ切っていた。

結局、その年も甲子園に行けず、ワタやんはその高校を去った。

しかし生徒達の信頼は厚く、みんな涙で見送ってくれた。

そんな時、公立高校の校長先生から是非うちに来てくれと誘いがあった。

その校長は大の高校野球ファン!

特にワタやんの指導方法を認めていた。

教育委員会にも駆け寄り、地域のため教育の為と説得しワタやんの

就任を認めさせた。

ワタやんもその校長の熱意に負けた。

ワタやんは大学時代に教育免許を取得していたので、講師として

美しが丘高校にやって来た。

公立高校で野球を教える。

これはワタやんが描いていた夢でもあった。

甲子園で優勝したワタやんが監督として美しが丘高校にやって来る

その噂は各中学、リトルリーグに流れた。

ワタやんの指導を受けたいと言う選手達がこの弱小公立高校の野球部に

集まって来たのである。
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神様がくれた野球…その5

みなさん、ご訪問ありがとうございます〜。

好投の剛田が9回突如調子を乱し、ノーアウト2塁1塁でバッター清田と言う場面で

まさかのピッチャー交代!

なんとこの場面で、僕が呼ばれた。

冗談じゃ無いよ〜。

初めから読んでみたいと思われる方はコチラから→「神様がくれた野球


「神様がくれた野球…その5」

僕は山田のミットを目がけて思いっきり投げた。

ズバン!

ストライク!

審判の手が上がった。

あの清田相手に初球ストライクを取れた。

次は山田は、カーブのサインだ。

僕は、指をボールの縫目に掛けて、僕は思いっきり捻って投げた。

バッターの清田のアタマに球が当たりそうになり、

そこから大きく曲がった。

清田は思わず反り返った。

審判のコールはストライクだ。

そしてボールふたつの後、僕は清田のインコース胸元に思いっ切り投げ込んだ!

カキーン!

清田は打った。

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打球はグングン伸びる!

しかし外野のフェンスの前でボールは失速し外野手が取った。

〜ホウホウホウ〜良い勝負じゃ。〜

その後、後続2人を三振に打ち取ったが

結局試合は3対5で負けてしまった。

でも、結構良い試合だったと思う。

試合後、なんとあの清田が話しかけて来た。

「お前、結構良い球ほおるな。甲子園で会おう!

今度はホームラン打ったるさかい。」

僕は清田と握手をして別れた。

あのPM学園の清田と握手を…。

監督のワタやんも確かな感触を掴んでいた。

僕らは練習を重ねた。

剛田は、相変わらず剛速球を投げ込む、

僕も快調に飛ばしていた。

敏腕監督のワタやんのもと、我美しが丘高校はダークホース的存在であった。

夏の地区予選はすぐそこまで来ていた。

つづく
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神様がくれた野球…その4

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神様の力を借りて、普通じゃ体験できないような凄いことが

出来るなんて、憧れちゃいますよね。

そんな物語です。

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「神様がくれた野球…その4

Aチームには、凄いメンバーが揃っていた。

関東リトルリーグで首位打者を取ったサードの長嶋。

同じくリトルリーグで天才キャッチャーと呼ばれている山田。

中学の市大会で優勝したチームのエース里中。

そして僕のライバルとなるリトルリーグ日本一のチームの

ピッチャーだった剛田タケシ。

そして監督は甲子園で優勝経験のあるワタやん事、渡辺監督である。

そんな凄いメンバーと野球が出来るなんて、まるで夢物語だ。

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僕はコーチから1からピッチングについて習った。

なるほど、ピッチャーなんて遠くから見るだけで

自分がマウンドに立つなんて夢にも思わなかった。

そして僕の横では剛田が投げていた。

ブンッ!

腕の降る音が聞こえてくる程だ。

球は勢い良くキャッチャーの山田のミットに収まる。

ズッバン!ズッバン!と…。

まさに剛速球!

日本一のピッチャーを間近で見られるのだ。

僕は憧れの目で剛田くんを見ていた。

そして僕らは早速練習試合が組まれた。

相手はTVで良く見るPM学園だ。

桑原と清田のKKコンビがいる学校だ。

「良いか!相手は全国有数の名門校だ!

俺に恥をかかせるような試合をするんじゃ無いぞ!

あの名門校をあっと言わせてやれ!」

監督のワタやんが気合を入れる。

マネージャーのハスミさんが声を掛けてくれた。

「遠山くん、頑張ってね。」

「うん。ありがとう。」

練習試合当日。

相手は天下のPM学園。

新チームになっての初めての練習試合だ。

新設校のうちの学校なんてバカにしていた。

しかし監督の力で組まれた練習試合だ。

監督が言う通り、恥ずかしい試合は出来ない。

先発は里中だ。

中学時代、圧倒的強さで市大会を制した中学のエースだ。

そして監督から

「遠山、お前も準備しておけよ。」

と言われた。

その言葉通り、あの里中の球がピンポン球のように打たれた。

これが全国レベルの野球なのか!

3回表、里中が5点目を清田のホームランで取られたところで

監督から、ピッチャー交代の声がかかった。

剛田登場である。

剛田はこのPM学園の誘いを断わって、ここに来た因縁の相手だ。

そう言う訳で監督は敢えて剛田を先発させなかった。

しかし流石全国有数の名門校PM学園である。

市大会優勝の里中でも抑え切れない。

そのPM学園相手に剛田は好投した。

そして試合は長嶋、山田の連続ヒットなどで2点を返していた。

剛田は、里中が打ち込まれたPM学園打線を三振!三振!

剛速球で凡打の山に打ち取っている。

凄い!

しかし、疲れが出たのか?

九回、ヒットとフォアボールでピンチを招いて、次のバッターはあの清田だった!

剛田!踏ん張れるのか?

頑張れ!

と応援していたら、なんと!

ピッチャー交代!

えー?こんな場面で…。

僕はマウンドに上げられた…。

初めての試合なのにこんな場面で…。

相手はPM学園!

剛田は「すまない。」と言って僕にボールを預けた。

僕は震えていた。

マネージャーのハスミさんも応援してくれている。

しかしバッターは、あの清田だ!

〜うんうん、頑張るのじゃ〜。〜

神様のお気軽な声が聴こえる。

僕は第一球を投げた。

つづく

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神様がくれた野球…その3

みなさん、ご訪問ありがとうございます。

「神様がくれた野球…その3」

グループ分けは、Aチーム20人、Bチーム30人と分けられた。

Aチームには、リトルリーグで活躍した選手や県外から来た選手もいた。

そんなAチームに入れるなんて夢のようだ。

他には三年生7人、二年生8人がいた。

しかしもはや2~3年生と1年生のレベルは明らかに1年生の方が

レベルが上だと言うことは僕が見ても分かるほどだった。

翌日、僕は何故かピッチングをさせられた。

もちろんピッチャーなんてやった事は無い。

しかし監督の言う事は絶対だ!

きっと遠投で、外野のネットを超えたのを見ていたんだと思う。

僕は思いっきりキャッチャーのミットに目がけて投げた。

ズッバン!

「おい!150キロ出てるぞ!」と誰かが言ったのが聴こえた。

本当に信じられない。

〜ホウホウホウ〜これもワシの盡力じゃ〜

次カーブ投げて見ろと言われた。

どうやって投げるのか分からない。

監督から握り方を教わり投げて見た。

ブンッと言って、ボールは鋭く曲がった!

あまりに曲がりが大きくてキャッチャーが取れない。

「こいつは本物だ!」

監督が思わず、漏らした。

「こいつは一年目から面白くなりそうだぞ。」

練習が終わって、帰りの仕度をしていたらマネージャーが声を掛けて来た。

「遠山くんって凄いのね。中学でも活躍していたの?」

僕は女の子と話すのは初めてだった。

「い、いや…。ぼ僕はずっと補欠だったから…。」

「ええっ?遠山くんの中学ってそんなにレベルが高いの?」

マネージャーはビックリした顔で僕を見ていた。

「いや、僕が下手だっただけさ。

今のこの状態だって、自分でも信じられないんだ。

中学の時なんて、ボールを50メートルも投げ切らなかったんだから。」

僕は事実を言った。

「へぇ~遠山くんって不思議なのね。

じゃ、また明日ね。」

可愛いマネージャーだな。

僕はハスミマネージャーの後ろ姿をじっと見つめていた。

〜青春じゃのう〜
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神様がくれた野球…その2

「神様がくれた野球」

僕は不思議な老人とグランドに向かった。

グランドの前に着くと、入部希望者が並んでいた。

「君も入部希望者?じゃ、こっちに並んで。」

どうやら他の人には、この老人は見えていないみたいだ。

マネージャーらしき女の子から言われ、僕は並んだ。

「ここにクラスと名前、出身校も書いてね。」

遠山球児。

僕は名前を書いて、グランドを見てみた。

なんと去年中学の市大会で優勝したチームのエースがいる。

隣の中学の4番だった奴もいる。

彼らは入学式の前から練習に参加していたんだ。

これは偉い高校に入ってしまったなぁ。

これじゃまた3年間補欠決定だな…。

「心配するな!ワシの盡力で手助けしてやる。

しかし最初だけだぞ!

後は自分の努力で本当の実力をつけるのじゃ!

ワシは暫く姿を消しておく、頑張るのじゃぞ!」

「うん、分かってるよ。」

そう言って、老人は姿を消した。

僕らは練習着に着せ替えられ、グランドに整列させられた。

新1年生だけで、50人もいる。

甲子園で優勝した事のもある名門校から、この高校に

やって来た監督が出て来た。

「今年からこの野球部の監督なった渡辺だ。通称ワタやんと呼ばれている。

私がここに来たのは、君らを甲子園に連れて行く為だ。

私の練習は厳しい!

やる気の無い奴は、今すぐ出て行ってくれ。

今までの実績は何も関係無い!

みんな今日からスタートだ。

頑張るのだ。

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まずグランド50周ランニングだ!」

ヒエ~ッ!

僕らは走らされた。

ただただ永遠とランニングだ!

体力の無い僕はすぐに遅れ始めた。

いや…。

あれ?

走っても走ってもキツく無いぞ??

〜ワシの盡力で引っ張ってやっているのじゃ…。〜

僕はずっと走り続けた。

自分でも信じられない!

こんなに走れるなんて…。

〜だからワシの盡力で引っ張ってやっているのじゃ!〜

ランニングの後、僕ら新1年生は呼ばれ

幾つかのグループに分かれ、テストが行われた。

僕はまず遠投のテストだった。

自慢じゃ無いが僕は50メートルも投げられない。

〜それはお前のフォームが悪いからじゃ!ワシが徹底的にシゴいてやる!〜

僕は笑われるのを覚悟でボールを投げた。

すると僕が投げたボールは外野のネットを越えて行ってしまった。

〜ありゃ!ちょっとやりすぎたかの?〜

みんなが僕を振り返る。

そして50メートル走。

僕は今まで8秒35だった。

それが今日は6秒05だった。

〜これもワシの盡力のお陰じゃ〜

これまた皆が振り返る!

自分自身も信じられない。

〜だからワシの盡力のお陰じゃ!〜

テストの結果、1年は2つのグループに分けられた。

なんと僕は市大会で優勝したエースや元4番バッター達と

共にAチームに選ばれたのである。

そしてAチームには飛んでも無い凄い奴がいた。

あのPM学園の誘いを断わって、この高校に入って来た

リトルリーグ日本一のチームのエースだった剛田タケシ。

彼は本当に凄かった。

そんな彼らと一緒やるのだ。

僕はやって行けるのだろうか?

〜ホイホイホイ〜。頑張るのじゃぞ〜。〜





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新連載「神様がくれた野球」

ピコーン…ピコーン…ピコーン…。

何か機械的な音が聴こえる。


僕は万年補欠だった。

でも、野球は好きなんだ。

ここの野球部は毎年定員ギリギリ

部員が9人ギリギリと聞いて、僕はこの美しヶ丘高校に決めたんだ…。

「神様、お願いします。

どうか9人丁度でありますように~。」

僕は祈った。

だって10人いたら、僕は出られない…。きっと。

入学式が終わり、僕は野球部を覗いて見た。

カキーン!

打球の音!

「おい!コラ!もっと声を出せ!」

定員ギリギリにしては、結構活気があるぞ。

僕はそう思いながら野球部のグランドに行った。

すると!

グランドには野球部のユニフォームを着た部員がいっぱいだ!

数十人はいるんじゃ無いの?

一体どうした事なんだ?

僕が受けた美しヶ丘高校は平凡な公立高校で、野球部も弱い

試合ではいつも一回戦負け。

僕にピッタリの高校だ。

しかし今年赴任した校長先生が大の高校野球ファンで

甲子園優勝経験のある監督を引き抜いて来たのである。

その監督をしたって、多くの才能ある球児が入部して来たのであった。

ガビーン…。

なんと言うことだ!

僕は心から泣いた。

「ふふふ心配する事なかれ…。」

何処からか声が聴こえた。

「ワシは野球の神様じゃ。

ワシが手助けしてやろう…。」

そう言う声が聴こえたような気がした。

振り向くと、古いユニホームを着た老人が立っていた。


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「あなたは誰ですか?」

僕はその老人に聞いて見た。

「ワシは野球の神様。

ワシがお主を色々指導してやろう。

だから心配する事は無い。

どんな強豪校じゃろうが、お主をワシの盡力でレギュラーにして見せよう。」

「しかし、どうして僕なんかを?」

「それは、お前が野球を愛してるいるからじゃよ。」

僕はこの老人と、レギュラーを目指して行く事になった。

この老人は、本当に野球の神様なんだろうか?

しかしこの老人は凄い力を秘めていたのだった。



「神様がくれた野球」



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アイコム2号…番外編


「アイコム1号」

ハスミ博士はロボット作りに没頭していた。

色々試行錯誤しながら、やっとひとつの試作品が完成した。

人工知能を持った世界初のロボットである。

ハスミ博士は愛を込めると言う意味でアイコム1号と名付けた。

アイコム1号はとても優秀だった。

何より命の尊さを分かっていた。

ある時、子供が道に飛び出し、そこにダンプカーが突っ込んで来る!

アイコム1号は、咄嗟に子供を跳ねのけた!

ダンプカーは通過し子供は命が助かった。

しかし母親はロボットが子供に暴力を振るったと騒ぎ立てた。

アイコム1号は子供に危害を加えるロボットとして解体される事になった。

ハスミ博士は抗議したが受入れられなかった。

ハスミ博士は泣き暮らした。

そしてこんな日本を見限って、アメリカのシリコンバレーに研究の場所を

移した。

そして十数年後、親友のR博士から招待状を受けて、久しぶりに日本に戻って来たのである。

アイコム2号と共に、ロボコンに出場する為に。

日本に戻って来て、何より驚いた事は、あの時の子供が立派な科学者になっていた事だった。

「博士、あの時は命を助けて頂いたのに、飛んでもない事になってしまって…。

すみませんでした。

本当にすみませんでした。」

彼女はハスミ博士に涙を流して詫びた。

「ううん、それより君が立派な科学者になっていて驚いたよ。」

そして彼女はハスミ博士の助手になった。

ハスミ博士は、日本もそんなに悪く無いかもと少しだけ思うようになった。

「それじゃロコくん、行こうか。」

ハスミ博士とロコ助手のコンビによって数々の素晴らしい発明がもたらされるのである。

アイコム1号!君のお陰だ…。


ハスミ博士は、心の中で呟いた。



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アイコム2号…最終回

みなさん、ご訪問ありがとうございます。

いよいよ最終回になりました。

宇宙最強のロボット。

ノンビリ28号相手にアイコム2号はどう闘うのか?

勝てる見込みはあるのか?

人類の存亡を掛けた闘いが今始まる!


初めから読みたい方はここから→「アイコム2号」



「アイコム2号」


人類の存亡を掛けたロボット対決は始まった。

人工知能を備えたアイコム2号はこの闘いが

どんなに大事な闘いか分かっていた。

愛する者を守るため、アイコム2号は闘う。

相手は宇宙最強のノンビリ28号!

キンタ3号はアイコム2号の目を見つめ、泣きながら言った。

「頼む!無事に帰って来てくれ!頼む…。」と

全人類が見守る中闘いは始まった。

パワーに勝るノンビリ28号が仕掛ける!

ズバーン!

凄い破壊力だ!

一撃で吹き飛ばされるアイコム2号!

ノンビリ28号の容赦無い攻撃は続く。

アイコム2号は耐えるのが精一杯だ。

このままではやられるのは時間の問題だった。

あまりに実力が違い過ぎる。

ついにノンビリ28号の攻撃がアイコム2号に直撃した。

アイコム2号の左腕が吹っ飛んだ!

アイコム2号の身体はショートし火花が飛び散っている。

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ノンビリ28号は、攻撃の手を緩めない。

もはやアイコム2号は原型をとどめていない。

みんな悲鳴を上げている。

「もう止めてくれ!」

それでもアイコム2号は立ち上がった。

ノンビリ28号が止めの一撃を放った時

アイコム2号はノンビリ28号の背後に回り

左腕の無い腕で、ノンビリ28号を掴まえた。

そして残りの全エネルギーを使いノンビリ28号を

持ち上げ言った。

「ナメタラアカンゼヨ…。」

しかしアイコム2号は、ノンビリ28号を持ち上げたまま崩れ落ちてしまった。

ノンビリ28号は立ち上がろうとした。

しかしボロボロになったアイコム2号はまだしがみ付いている。

そして言った。

「みんなサヨナラ…。」

その瞬間、アイコム2号はノンビリ28号にしがみ付いたまま爆発した。

2台のロボットは粉々に大破した。

「なんと言うことなの?アイコム2号に自爆装置なんて

付けてないわ!」

蓮見博士は言った。

「きっとアイコム2号は人類を守るため、相手を倒す為、

自から選んだんですよ。最後の手段を」

ロン助手が涙を流しながら言った。

「ナントイウタタカイナンダ?

コンナヤツラヲアイテニデキン!

カッテニスルガイイ!」

そう言ってケプラー62e星人は去って行った。

アイコム2号の犠牲の上に人類は生き延びる事が出来た。

ありがとう!アイコム2号!

だが、もうアイコム2号は戻らない…。

しかし、みんなの心の中にアイコム2号は生きている。

私たちはあなたを永遠に忘れない!

私たちがこうして生きているのは、誰かの犠牲の上に

立っていることを忘れてはならない。

アイコム2号…。



そして数年後、アイコム3号は誕生した。

終わり



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



宇宙最強のロボット!

ノンビリ28号。

彼もまた哀しいロボットだった。

彼は宇宙の平和を守るために作られた。

銀河宇宙連合の警備隊の花形だった。

しかし銀河宇宙警備隊は最新式の戦闘ロボット

ワタヤン5号を導入した。

その為ノンビリ28号は 廃棄処分が決定した。

しかしノンビリ28号は、スクラップになるところをケプラー62e星人によって

買取り修理され、この闘いに用いられたのだ。

ケプラー62e星人にとってこの闘いは、まさにテスト見たいな 物だった。

ノンビリ28号は、まだやれると言う自負があった。

また警備隊に復活する為に 死に物狂いで闘った。

しかしアイコム2号の捨身の爆発と共に

宇宙の藻屑と消えてしまったのだ。

哀れなノンビリ28号よ…。

闘いの後、ケプラー62e星人は言った。

「総督、やっぱり中古品はいけませんな。」

「そうだな、やっぱり新品を導入する事にしょう。

そして、あの星は危険だ。

早目にやってけてしまおう。」

総督は、新しい戦闘ロボットが整い次第

手始めに地球で試して見ようと思案していた。


地球は大丈夫なのか?

地球の平和はアイコム3号に託される事になるのである。


争い事の無い世界はいつ訪れるのだろう。

平和について今一度考える時では無いのだろうか…?




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アイコム2号…その6

みなさん、ご訪問ありがとうございます〜♪

ハテサテ物語も終盤に成りました。


初めから読みたい方はここから「アイコム2号」


「アイコム2号…その6」


戦闘好きなケプラー62e星人が地球に乗り込んで来た!

「オマエタチ、ナニガモクテキデココ二キタノダ?

ココハワレワレノテリトリーダ!

スミヤカニタチサレ!

サモナイトヨウシャシナイゾ!

ワレワレハホンキダ!」

地球人代表としてオマバ大統領が対話した。

「我々は争いに来たんじゃ無いんだ!

太陽系の軌道を外れてしまって、ずっと彷徨い

やっとここに辿り着いたんだ。

頼む!仲間に入れてくれ!」

オマバ大統領は得意の演説でケプラー62e星人と対話した。

しかし結果は上手く行かなかった。

「ダメダ!オマエタチガクレバアラソイゴトガオコル!

ハヤクタチサレ!」

ケプラー62e星人は頑なに拒んだ。

しかしオマバ大統領は食い下がった。

人類の存亡がかかっているのだ。


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ついにケプラー62e星人は折れて、一つの提案を出した。

「ワレワレトショウブシテ、カッタラナカマトシテムカエヨウ!

マケタライサギヨクタチサルノダ!」

なんと!

ケプラー62e星人が出した勝負とはロボット対決だった。

地球代表のロボットはなんとあのアイコム2号だ!

対するケプラー62e星人代表のロボットは

宇宙最強のロボット!

ノンビリ28号だ!

アイコム2号に勝ち目はあるのか?


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次週感動の最終回!

こうご期待!



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アイコム2号…その5

こんばんは~♪
みなさん、ご訪問ありがとうございます〜♪

昨夜、飲み過ぎて、今日は一日中気分が悪かったです。
もう2度と酒は呑みません…。(ーー;)

初めから読みたい方はここから「アイコム2号」


「アイコム2号…その5」

地球は太陽系を離れて、彷徨い続いている。

そして昼も夜も関係ない日々が続いていた。

太陽の恵みの凄さ!

人類は改めて太陽の有り難さを感じていた。

しかし後の祭である。

もう太陽は無いのである。

気温は全世界氷点下!

海は凍り、人類は殆どが死滅した。

いや死滅したと思われた。

しかし蓮見博士は地下エネルギーを活用し、地下に

巨大都市を築き上げていた。

そこは人種も関係なく、みんなが共栄共存していた。

そしてこの地下都市建設にはロボットの活躍が欠かせなかった。

「蓮見博士!太陽に似た星を見つけました。」

ある時、ロコ助手が蓮見博士に言った。

それはケプラー62と呼ばれている恒星だった。

博士は巨大ジェット噴射エンジンを調整し、その恒星の

軌道に地球を載せる事に成功した!

「やったわ!ロコくん!」

地球は新しい太陽のお陰で、凍った海は溶け、気温は

今までの地球と同じ気温に復活した。

人々は歓喜に溢れた。

しかし、その恒星には地球と同じ生命が宿っている惑星が

存在していたのであった。

しかもその星の文明は地球より優れていた。

その惑星の名はケプラー62e。

しかもその惑星の種族は好戦的だった。

そしてそのケプラー62e星人が襲来して来たのである!

地球はどうなってしまうのか?


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アイコム2号…その4

みなさん、ご訪問ありがとうございます。

暑い暑い暑い暑い…。

ハスミ博士は暑くて服を脱いでいた。

これ以上脱いだら、読者の方が怒りますよ!

ロコ助手に止められてこれ以上脱ぐのを我慢している。

しかし何でこんなに暑いの?

ロコ助手の研究により原因が分かった。

それは地球が太陽に近づいていたのだった。


「アイコム2号…その4」

太陽との距離が縮まり、地球は灼熱地獄と化していてた。

ハスミ博士はなんとかこの問題を解決しようと

研究を重ねているはずだった…。

いや、なんと言うことでしょう?

ロボットの反乱により、人類はロボットから

こき使われていた。

ハヤクサラヲアライナサイ!

ソノツギハトイレソウジヨ!

ハスミ博士はアイコム2号のお世話をさせられていたのだった。

しかし、地球と太陽との距離はドンドン縮まって行く!

ハスミ博士!

立ち上がるんだ!

この問題を解決出来るのはあなたしかいない!

ハスミ博士は隙を見つけて、アイコム2号のスイッチを

切り逃げ出す事に成功した。

ハスミ博士はR博士を助け出し、2人でこの問題を

研究した。

まずプログラムを作り、ロボットの反逆を鎮めた。

そして次は太陽との距離の問題だ!

ハスミ博士は地球に巨大ジェット噴射エンジンを取り付け

噴射した!

見事成功!

地球は太陽との距離が縮まるのを食い止めた。

人類はハスミ博士を称賛した。

しかしジェット噴射は止まらず、地球は太陽から

グングン離れて行って、遂に太陽系から飛び出し

宇宙の彼方に消えて行ってしまったのだった。

果たして人類は大丈夫なのだろうか?



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アイコム2号…その3

みなさん、ご訪問ありがとうございます〜♪

甲子園高校野球が始まりましたね。

春の優勝高校が一回戦で敗れる波乱がありましたが

相手の高校も強いですね。

これからも楽しみです。


「アイコム2号…その3」

ハスミ博士のアイコム2号は勝ち進みついに決勝戦の舞台に上がったて来た。

決勝戦の相手はライバルのR博士のキンタ3号だ。

R博士とは大学時代から首席を争うライバルだった。

ロボット工学の論文についても何時も競い合っていた。

今回のハスミ博士の来日の目的のひとつはこのロボコンに

出場して、R博士のロボットをやっつける事だった。

キンタ3号も人間型のロボットだ。

闘いは始まった。

アイコム2号と睨み合うキンタ3号!

どうした?

2台とも動こうとしない!

しかし次第に2台は接近した。

なんとアイコム2号とキンタ3号は恋に落ちたのだ!

会場は静まり返った!

この戦闘型ロボットコンテストで恋が芽生えるとは…。

本来、ロボットは戦争の為に使うべき物では無い。

平和の為に使われる物なのだ。

この2台のロボットはそれをみんなに知らせた。

R博士は介護分野のロボット開発に力を注ぎ

ハスミ博士は人間と共存出来る対話型ロボットの開発に力を注いだ。

しかしそのロボットが暴走し、人間を支配するようになろうとは

この時、ハスミ博士は気付いていなかった。


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アイコム2号…その2

みなさん、ご訪問ありがとうございます〜♪

台風が過ぎ去って行きました。
被害は無かったでしょうか?


「アイコム2号…その2」

いよいよロボコン大会は始まった。

今回の大会は対戦型のコンテストだ。

各大学企業は対戦型ロボットを用意していた。

ハスミ博士のアイコム2号はどう見ても対戦型ロボットには見えない。

果たして大丈夫なのだろうか?

一回戦が始まった。

アイコム2号の相手はとある企業の戦車型ロボットだ!

銃口がアイコム2号に狙いを定めた。

途端凄い勢いで砲弾が放たれた!

ズドーン!

アイコム2号は素早くよけた。

アイコム2号の後ろの壁が大破した。

本格的戦闘型ロボットだ!

アイコム2号は相手の後ろに周り、相手のロボットを

持ち抱えた!

どこにそんなパワーが秘められているのだ?

アイコム2号はそのまま相手ロボットを相手企業の陣営に投げ込んだ!

ズドーン!

相手企業の陣営は大破した。

そしてアイコム2号は決め台詞を発するのだった。

「なめたらあかんぜよ!」

作ったハスミ博士の年齢がバレてしまう台詞である。

こうしてアイコム2号は勝ち進み、ついに決勝戦へと

進むのであった。



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「アイコム2号」

みなさん、ご訪問ありがとうございます。

新作の登場です。

「アイコム2号」

ロボット工学は進歩している。

ロボットの技術を磨くため各ロボット大会も行われている。

それは「ロボコン」としてみんなに定着しているのだった。


ハスミ博士はロボットコンテストに出場していた。

会場はあのハスミ博士が出場すると言う事で大騒ぎ。

何と言ってもハスミ博士は東大の大学院を卒業後、

アメリカのシリコンバレーで

ロボット工学の研究を重ね、ロボット産業の

沢山の特許を取得していた。

そんなハスミ博士が出場するのだ。

ハスミ博士のロボットはアイコム2号

アイコム2号は人工頭脳を搭載していた。

ロボットと言うより、人間そのものしか見えない。

しかし出場者達も各大学や企業の威信を掛けて臨んで来ている。

果たしてハスミ博士のロボット、アイコム2号はロボットコンテストで

勝てるのか?


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河童の河太郎

みなさん、ご訪問ありがとうございます〜♪

怪盗Rの物語も終わり
さてさて次は何を書こうか?
ちょっと前に書いていた物語をアップしたいと思います。

「河童の河太郎」

なこは子供達も独り立ちし、今は一人暮らし。

絵手紙など、水彩画や色鉛筆画を描くのを趣味としている。

なこは幼い頃を思い出していた。

大人になって忘れてしまっていたこと。

遠賀川の川辺で遊んでいて、深みにはまり溺れたこと。

誰にも気付かれず、川底に沈んでしまった。

…私は死んじゃうの?…幼い心にも、そう感じた。

すると人影が…。

「なこちゃん、大丈夫だよ。息も出来るよ。」

なんと現れたのは河童でした。

本当だ!息も苦しくない。

「あなたは誰?」

なこは聞いた。

「僕は遠賀川に住んでいる河童の河太郎だよ。」

全身緑色、頭にはお皿が乗っている。

まさに河童そのものだった。

「なこちゃん、ついておいで。良いところに連れて行って上げるよ。」

河太郎は優しく笑って言った。

「えー、でも私泳げない!」

なこが困った顔で言うと。

「あははは…。大丈夫だよ。こうして足をヒラヒラさせれば良いんだ。」

河童は足を人魚うのように振って見せた。

なこも真似して足をヒラヒラさせると

なんと言う事でしょう。

すいすい〜水の中を自由に泳いで行けます。

「上手い!上手い!なこちゃん、上手だよ。」

「えへ。」

なこは褒められて嬉しくなりました。

「じゃ、僕の後をついて来て。」

河童はそう言うと、すいすい泳いで行きます。

なこも後をついて行って、すいすい泳ぎます。


フナや鯉、メダカやドジョウ、たくさんの魚たちが泳いでいます。

河童はドンドン川底に泳いで行きます。

すると川底に煌びやかなお屋敷か見えて来ました。

「なこちゃん、ここが遠賀川の竜宮城だよ。」

そこはまさに夢に出てくるような煌びやかで気品のある大きな大きなお城でした。

「わあ、きれい!」

なこは思わず叫びました。

「僕はここのお城の王子様なんだ。なこちゃん、一緒に楽しく遊ぼう!」

そう言うと河童はすいすい泳いで竜宮城の中に入って行きます。

なこも後に続いて竜宮城の中に入って行きました。

豪華絢爛!

「わあ、素敵!」なこは思わず声に出した。

そこはまさしく夢の国。

なこは時を忘れて河太郎と遊びました。

そして「私、もう帰らなくちゃ。お父さん、お母さんが心配しちゃうわ」

そう言うと河太郎は哀しい顔をして

「嫌だ!もっと遊びたい!」と言った。

「ありがとう。でも、また来るからね。」

なこがそう言うと河太郎は

「分かった。きっとだよ。」

河太郎は何やら箱を取り出してなこに渡した。

「これはお土産だよ。でも絶対開けら駄目だよ。」

「分かったわ、なこ絶対に開けない。」

なこはお土産の玉手箱をもらって帰りました。

川辺にたどり着くとあんなに賑やかだったのに誰もいません。

どうしちゃったの?

お父さん、お母さんは?

誰も居ない中、あるのは玉手箱だけ…。

まるで時が止まっているようでした。

…絶対に開けてはいけないよ!…

そう言われると開けたくなるのが心情…。

なこは少しだけ玉手箱を開けて見ました。

すると中から白い煙がモクモクと出て来て…。


気が付くとなこはパソコンの前で寝てしまっていました。

そして机の上には書き掛けの水彩画が…。

「あれ…。今のは夢だったのかしら?」

その水彩画には川辺で遊ぶ河童と少女の絵が描かれていました。

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怪盗Rの挑戦状…最終回

みなさん、ご訪問ありがとうございます。

怪盗Rの真実とは一体何なのか?

マリーは瞑想によって何が分かったのだろうか?

マリーの涙の訳は…?

今明かされる怪盗Rの真実!

初めから読みたい方はココから「怪盗R」


怪盗Rの挑戦状…最終回 〜怪盗Rの真実〜



涼子は、窓の外を見ていた。

怪盗Rとして、犯罪を重ね現金を手にして、やっとこの孤児院は

金策に走り回らなくて済んでいた。

しかし気になるのは園長先生だった。

高齢の園長先生はここのところ体調を崩され、寝たきりの生活が続いていた。

ある時、涼子は園長先生に呼ばれた。

「涼子…。実は大切な話がある。

私はもう長く無い。

私が息を引き取る前に、お前に話しておかなければならない事がある。

涼子、ここのところ世間をに義わかせている怪盗Rはお前じゃろ?

全く困った子じゃ。

しかしこれも血と言う物かも知れんな。」

園長先生は、ポツリポツリと話し出した

「お前の父さんのことじゃ。

実は私とお前の父さんとは親友じゃったのだ。」

涼子には父の記憶は無かった。

殆ど記憶に無いほど幼い頃からここの孤児院に預けられていたのだ。

ただ夢の中に出て来る父は優しく微笑んでくれていた。

園長先生は話を続けた。

「お前の父さんは全てにおいて天才だった。

しかしその才能をお前の父さんは悪い方に使ってしまったのじゃ。」

《怪人28面相!またまた予告通りダイヤを強奪!警察は為す術もない無し!》

「お前の父さんは、怪人28面相と称して、あらゆる盗みを働いた。

そしてそれは面白いほど上手くいた。

お前の父さんは天才だった。

そしてルーブル美術館から、あのモナリザの絵が初めて海を渡って日本に来たのだ。

天狗になっていたお前の父さんは、モナリザを 盗む予告状を出した。

お前の父さんにとってそれはゲーム見たいな物だった。
 
警察は厳戒体制を敷いた。

しかしお前の父さんにとっては赤子の手を捻るような物だった。

お前の父さんはモナリザを盗むのに成功したかに思えた。

そこに立ちはだかったのが、名探偵明智小太郎だった。

お前の父さんがモナリザを抱えて出て来たところを明智小太郎が率いる

警察隊が待ち構えていた!

お前の父さんは命辛々逃げて来た。

それ以来、怪人28面相の前には事ごとく明智小太郎が立ち塞がった。

お前の父さんはまるで人が変わったかのように荒んで行った。

そんなお前の父さんを救ってくれたのがお前に母さんだった。

お前のお母さんは全てを分かった上で、お前の父さんを愛して支えてくれた。

ふたりは幸せなひと時を過ごした。

しかし幸せは長く続かなかった。

お前の母さんはお前を産んで直ぐに亡くなってしまった。

お前の父さんは泣いた。涙が枯れるほどなきつくした。

そして泣き尽くした時、お前の父さんはお母さんの笑っている笑顔が浮かんだのだ。

お前の父さんは、私にお前を預け、最後の勝負に出た。

あるデパートで展示されている、世界最大のルビーを狙ったのだ。

しかしまたしても明智小太郎に阻まれ、そのまま行方知れずになって

しまったのじゃよ。」

園長先生は息も絶え絶えにお父さんの事を話してくれた。

まさか私のお父さんが、あの有名な怪人28面相だったなんて…。

「涼子、いや怪盗R!

あのモナリザをお前が奪えば、きっとお前の父さんも姿を現すかも知れん。」

園長先生は最後の力を振り絞って、言った。

と、その時だった!

「そこまでだ!怪人28面相!

こんな処に隠れていたとは、全く気が付かなかったぜ!」

なんと!ワタやんがマリーと一緒にドアを破り乗り込んで来た!

「あっ!お前は明智小太郎!」

そう言うと、園長先生は立ち上がり顔を剥がした!

「あっ!あの時の銀行マン?」

え?え??どうなっているの?

涼子は狼狽えるばかりだった。

そう、涼子が銀行に行った時に冷たく断わった銀行マン!

それも怪人28面相だったのである。


「ワシは明智小太郎だ!今は捜査上、渡辺金之助、通常ワタやんと呼ばれている。

そしてお前が園長先生と慕っていたのは、怪人28面相!お前の父親だ!

こいつは園長先生になりすまし、実の娘を怪盗にしたて上げようといている

悪人や!」

「じゃ、私がずっと園長先生だと思っていたのは、怪人28面相!

私のお父さんだったの?」

涼子は、何がなんだか信じられなかった。

「そしてこの孤児院の経営が苦しいように装い、お前に怪盗への道を歩ませたのや!

銀行の融資打ち切りも、こいつの仕業や、

他の孤児院からの電話もこいつが仕組んだ物やで!」

「そうよ!私はこの真相を知った時、あなたが実の父親に騙されていて

哀しくて涙が出たわ!」

「そしてあなたが弟のように可愛いがっていたカズオとノブオも怪人28面相が

幼い頃から仕込んでいたのよ。」

マリーが涼子に言った。

「さあ、怪人28面相!そして怪盗R!観念するのね!

外には大勢の警察官が取り囲んでいるわ!

逃げる事は不可能よ!」

「ふふふふ…。色々教えてくれて、ありがとう!

でも、私は捕まる訳には行かないわ。」

そう言うと涼子の姿は消えて行った。

「あっ!消えた!」

ワタやんが驚きの声を上げた!

怪盗Rは、何処に行ってしまったのか?

またタイムスリップしてしまったのだろうか?

マリーは特殊能力を使えば、追えない事は無かったが

今回は敢えて、追って行かなかった。

怪盗Rとは、またいずれ決着を付ける日が来るだろう。

外に待機していた警察が部屋に入って来て、怪人28面相とノブオこと怪盗N、そしてカズオを捕まえた。

「怪人28面相!今度こそ観念するんやな!」

ワタやんは、長年追い続けていた怪人28面相を捕まえられて、上機嫌だった。

真実を知った涼子こと怪盗Rは、姿を消して行った。

あの時の涼子は悲しみと共に凄まじいパワーを秘めていた。

マリーは追って行けなかった。

怪盗Rの悲しみのパワーとマリーの特殊能力がぶつかれば、空間の歪みが生じ

危険な状態に成りかねなかった。

そして怪盗Rと、マリーの闘いは永遠に終わらない。

怪盗R!

いつか捕まえて見せるわ。

マリーの目が光った。

終わり



「マリー!大変や!

あのモナリザにRの落書きがされてるんや!

チクショー!怪盗Rの仕業に違い無いぜ!」

ワタやんが慌てて、科学調査研究所のマリーのいる部屋に入って来て言った。

それを聞いたマリーは何故か嬉しくて笑みがこぼれていた。

そうモナリザの微笑みのように…。


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怪盗Rの挑戦状…その6

みなさん、ご訪問ありがとうございます〜♪

ちょっと忙しく更新出来ませんが、頑張って少しだけ…。

初めから読みたい方はココから「怪盗R」

「怪盗Rの挑戦状…その5じゃ無くて6」

科学調査研究所

マリーは怪盗Rの狙いを考えていた。

世界的に有名なモナリザ、恐らく世界一有名な絵画である。

盗むのも世界一困難な筈だ。

しかも優秀な日本の警察が厳重体制を敷いている中、モナリザを盗むなんて不可能だわ。

しかも盗めたとしても、あまりに有名過ぎて、売ることは出来ないはず。

それなのに怪盗Rは、何故モナリザを盗もうとするの?

何故予告状を出したりするの?

怪盗Rの挑戦?

誰に何のために挑戦すると言うの?

マリーは瞑想を続けた。

すると怪盗Rの意外な真実を見つけたのだった。

「なる程…。そう言う訳だったのね。」

マリーは怪盗Rの真実を知った時、涙が止まらなかった。

怪盗Rの真実とは何なのか?

それは…。


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「怪盗Rの挑戦状…。その5」

みなさん、ご訪問ありがとうございます〜♪

怪盗Rとマリーとの闘い。

タイムスリップとか出て来て、段々複雑になって行っています。

さてさて、今後の展開は…?


初めから読みたい方はココから「怪盗R」

「怪盗Rの挑戦状…。その5」

マリーは考えていた。

時間の巻戻り…。

そんな事が本当に起こり得る物なのだろうか?

本来はタイムスリップして時間を遡っても、その世界の時間は進んで

戻った者だけが消えてしまうか?

そのまま時間が経過して、その世界はそのまま進んで行くはず。

私の記憶の底に時間を戻ったと言う記憶が残っていると言う事は、この世界その物も

時間が戻ってしまったのか?

怪盗R一味と私だけが戻ってしまったのか?

それは私には解らない。

しかしマリーはこの事件をきっかけにタイムスリープ出来るようになろうとは

本人も気付いていなかった。

その時、ワタやんが飛び込んで来た!

「マリー、大変や!

怪盗Rの奴が予告状を出して来やがったぜ!」

〝怪盗Rモナリザを盗みに参上!″

なんと言うことだ!

今、ルーブル美術館の好意により、あのモナリザが日本にやって来ていた!

展示されている国立美術館はモナリザを見ようと言う人で連日長蛇の列だ!

そのモナリザを盗むなんて!

もし本当に盗まれたら世界的大問題だ!

日本の立場は無くなってしまう!

これは絶対阻止しなければならない!

モナリザを絡んでマリーと怪盗Rの闘いが始まった。


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怪盗Rの挑戦状…。その4

みなさん、ご訪問ありがとうございます

怪盗Rに立ち向かう特殊捜査研究所のマリー。

マリーは特殊能力を秘めていた。

しかし怪盗Rは時間を巻き戻す事が出来るのであった。

マリーと怪盗Rの闘いはどうなるのか?


初めから読みたい方はココから「怪盗R」



「怪盗Rの挑戦状…。その4」



特殊科学捜査研究所

マリーは怪盗Rを追っていた。

予知夢により、怪盗Rを追い詰めた筈だった。

しかし怪盗Rは現れず、他の現金輸送車が襲われていた。

何か変だ!

こんな事は今まで1度も無かった。

そしてここ数日の違和感!

何だか1度経験した事があるような感覚に襲われている。

ひょっとして同じ時間を繰り返している?

そんな馬鹿な事が起こる筈は無い。

マリーは瞑想に入った。

心を無にする。

意識を遡る!

記憶の中の時間が巻き戻される。

深夜の東京丸ノ内、現金輸送車に怪盗R一味が襲い掛かる。

待ち受けていた私たち警察が怪盗R一味を取り囲み

怪盗Rの一味の1人を射殺した。

そしてアミを掛け怪盗R達を捕らえた瞬間、怪盗R一味が消えた。

そして…。

ウァアアア…。

時間が巻き戻される!

何と言うことなの?

時間が巻き戻されている!

怪盗R!

時間を操ることが出来るの?

遂にマリーはハッキリとタイムスリープの事実を突き止めた。

マリーは、ワタやんに報告した。

「そ、そんな時間が巻き戻る何て事が本当に起こり得ることなのか?」

ワタやんは信じられないと言った口調でマリーに言った。

「これじゃ、幾ら捕まえても、また時間を巻き戻られるんじゃ無いのか?」

マリーはこの時間の巻戻りにどう対応して行くのだろうか?


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イラストタイム その2

みなさん、ご訪問ありがとうございます〜♪

童話作家ゆうこんさんのポエムにイラストを描いて見ました。

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華の時間

夕暮れ時の華時間

空が紅く染まるのを

息をのんで見つめます


こんなにきれいに見えるのは

きっとあなたに会えたから

星がまたたく夜までの

時を忘れる黄金時間



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イラストタイム

みなさん、ご訪問ありがとうございます〜♪

童話作家ゆうこんさんのポエムにイラストを描いて見ました。

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ハート

いったりきたりの

あなたと私

時には葉っぱに隠れて

見えなかったりするけれど

どこかでいつもつながってる

心はひとつ

ほっこりハート



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ちょっと仕事が忙しくなっております

みなさん、ご訪問ありがとうございます〜♪

ちょっと仕事が忙しく、更新が遅れています。

今度の土日でいっぱい更新したいなぁ〜と考えたりしております。

取り敢えず、イラストを描いて見ました。

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ヤバイ!
もうこんな時間だ!

ではでは〜♪
仕事に行って来ます〜♪


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勘太と言います。
よろしくお願いします。
下手ですがイラストを描くのが好きです。
暖かい絵を描きたいなぁ。

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