言えなかった。

おはようございます〜。
今日は童話作家、ゆうこんさんの物語にイメージして描いたイラストを
アップします。
感性豊かなゆうこんさんのお話。
ぜひ読んで見てくださいね。

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今日は、森のみんなが広場に集まって話し合いをする日です。
森の広場につきました。
くまにおおかみ、うさぎにたぬき。沢山集まっています。
みんな、一緒にきた友だちと話しています。

ロンは、一人でした。
友だちがまだいないのです。
今日こそ、友だちを作りたいのです。


※お話の一部分だけ引用させて戴きました。
本文はゆうこんさんのところでお読み下さい。

友達がいない。出来ない。
みんなと仲良く、仲間に入りたいけど
なかなか出来ない。
そんな気持ち良く分かりますよね。

今日は日曜日、請求書作りも何とか、あと少しで終わりです。
映画「風立ちぬ」も観たいけど、撮り貯めしている録画番組を観ましょう。(^^;;

みんなどんな日曜日をお過ごしですか?

懐かしく思い出すピュアな想い出

今思えば、恥ずかしいくらいピュアな想い出。
幼い青春時代。

中学を卒業してすぐのころ、ずっと好きだった同じクラスの女の子に電話して映画に誘った。
   ~もうすぐ春ですね~彼を誘ってみませんか♪~と言う唄に励まされ。。。
   「今度の日曜日映画見に行かん?」 「行かれん」
   「その次は?」 「行かれん」 「ずっと行かれんと?」 「うん」。。。
   こうして僕の初恋は終わった。
   今でもキャンディーズの「春一番」を聞くと心せつなくなる。。。



   S51年のヒットだそうだ。ラジオでイルカの「なごり雪」、「春一番」などと一緒に
   流れてきた。懐かしいなぁ。。。
   私立の高校受験の日。僕は博多駅から徒歩15分のところにあるH高校を受けた。
   あの高校サッカー日本一になった高校である。
   もし合格したらこんな街に来られるんだ。
   博多駅のデパートのレコード店で岩崎宏美のレコードを見ながら思った。
   もしこの高校に通うようになったら絶対このレコードを買おう。
   受験の結果は見事に合格。
   でも公立高校にも受かり、博多駅とは逆の方向の田舎の公立高校に通うようになった。
   博多駅も建て変わり、すっかり明るくなり福岡のいや九州の顔となりました。

  高校に入学してテニス部に入った。中学の時にしていたからだ。
  その女子テニス部の中で1番可愛いと言われていたとなりクラスの彼女。
  当時「バスボン」のCMで人気があった松本ちえ子に似ていた。
  そうあの「65点の人が好き~♪」と歌っていたアイドルである。
  その彼女に誰か好きな人がいるらしいとうわさが流れた。
  ある日、その彼女から友達通じて階段の踊り場に呼ばれた。
  行ってみると彼女が友達といた。こっちの友達もなかなか可愛い。。。
  「誰か好きな人いるんですか?」と聞かれた。
  「え、い、いやいませんけど。。」と僕。
  「彼女がつき合ってほしいって」とその友達。。。
  「えっ、う、うん。」ただただ顔が真っ赤になってる僕。
  「じゃ、今日クラブが終わって門の前で。。。」
  ゆ、夢みたいだ~。。。


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勘太さんライブ

みなさん、おはようございます〜(^O^)/
今日は雨が降っています。


古い写真の中から勘太さんがライブしていた頃の写真が出て来ました。

勘太さんは、ギターを持ってステージに上がるのが夢でした。
しかし勘太さんは歌が音痴です。
ギターもそれほど上手くありません。
それでもステージに立ちたい。
スポットライトを浴びたい。
友達とバンドを組みました。
そして歌の上手いやつとギターが天才的に上手い
やつをメンバーに入れました。
そして勘太さんがリーダー。^_^イイトコドリ
そして念願のステージへ。
んで、調子こいて、ヤマハのポップコーンに出場!
っと言っても、1次予選の楽器店大会ですけど…。
それでも、ディスコなんかで演奏しているバンドを退け
入選!
次の予選に進めるのはグランプリの人だけでしたが
とても良い思い出になりました。


青春の輝き。
後悔するより、やって見る。
出来ないことは何もない。

今夜はオヤジ仲間と酒を飲みに行く。
今でも青春。
下手な歌を歌いまくる。

つもりだったけど、1人が風邪を引いて熱を出して
延期になってしまいました。(^^;; ザンネン

ドライブ

みなさん、ご訪問ありがとうございます。
ドライブの絵を描いてみました。

おまけにポエムも…。
新しい勘太ワールドですね。(o^^o)

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君と一緒に夕日を見に行こう
地平線に沈む夕日を

僕の車はポンコツだけど
ふたりでドライブに出かけるんだ

途中で君が作ったおにぎりを食べるんだ
潮風が心地良い

君はkissしてとせがむ
僕は辺りを気にしながら
優しく口づけ…。

何処までも、走り続けよう
君とふたりで

by 勘太


雪と雪だるまとXmas

みなさん、ご訪問ありがとうございます。

久しぶりにのんびりくんハッチさんの仲良しペアですね。






幼い日のXmas

わーいわーい
雪だ雪だ〜♪
ふたりは大の仲良し

大きくなったら結婚しようね
うん、しようしょう〜♪

ふたりはクリスマスの夜に誓いました。

あれから十数年の月日が流れ
ふたりは別々の道を歩き始めました。

時々思い出す。
幼い頃のクリスマス。

結婚を誓い
ホッペにkissしたことを

覚えてくれているかなぁ…。

久しぶりに帰った故郷
そんな淡い想いを浮かべながら駅のホーム

あっ。。。。
ふたりは目が合い
立ち止まりました。

どちらからともなく微笑み
ふたりは自然に寄り添い歩き始めました。

メリーXmas

続き



ふたりは並んで改札口を出た。
なんと2人とも数年ぶりの帰郷だった。

久しぶりね。元気だった?

うん、すっかり可愛くなっちゃって見違えちゃったよ。

え?そう?
のん君上手になったわね。

イヤイヤ、本当だよ。

雪が降って来た。

あの時と同じね。

うん。

ねえ、覚えてる?
あの時の約束。

もちろんさ。
忘れたことなんかないよ。

ふたりは自然と手を握り歩いた。

ハッピーXmas








勘太全集「幼い日のXmas」より

Kくんと仲良しのふたり

みなさん、ご訪問ありがとうございます。








由布となこは仲良し

いつもふたりは一緒
好きな食べ物も好きなお菓子もジュースも
好きなお花も動物も。
本当にふたりはよく似ています。
でも、よく似ているのは、好きな人も
一緒でした。
由布はKくんに恋をした。
とても優しく素敵なKくん。
でも、この想い誰にも打ち明けられません。
だって、なこちゃんもKくんのことが好きだから

由布は一度だけ、一度だけ
Kくんにブレゼントを渡したい。

だって今日はKくんの誕生日。

ねえkくん、覚えてる?
由布が大切に育てていたシクラメン。
野球のボールが鉢に当たって割れちゃったよね。
Kくん、一緒に哀しんでくれたよね。
あの時、あなたの優しさ感じたの。
あなたはシクラメンを花壇に植え直してくれたわ。
あの時のKくんの笑顔を忘れない。

密かに編んだ手編みのマフラー。
Kくんの事を思い浮かべると
自然と頬が緩む
Kくん、大好き。

Kくん、これ着けてくれるかな〜?
想像するだけで、由布の頬は紅く染まります。

由布ちゃん、どうしたの?
顔が赤いよ。
ううん、なんでも無い。
由布ちゃん、今日も公園に遊びに行こう。
ごめん、なこちゃん。
今日は用事があるの…。

由布はマフラーを綺麗な箱に入れてリボンを付けて
いそいそとKくんのお家へ。
でも、そこにはたくさんの女の子が…。
立ち尽くす由布。

マフラーを渡せず由布が1人でトボトボ歩いていると
なこちゃんのお母さんが
あっ由布ちゃん!
なこが車に跳ねられて、病院に運ばれたの!
ええっ!
由布は慌てて、お母さんと病院へ。

なこちゃん!
死なないで!
もうKくんの事を想ったりしないから
なこちゃん、元気でいて

そこには、おでこに絆創膏を貼った、なこが
笑っていた。
車が来て、ビックリして転けちゃったの。
心配かけてゴメンね。

由布は泣き出した。
良かった。
本当に良かった。

あれ?
由布ちゃん、今日は用事があったんじゃなかったの?
ううん、良いの!
ハイ、なこちゃん。
ちよっと早いけど、Xmasブレゼント。
わっ、手編みのマフラー!
ありがとう♪

由布は心の中で思った。
Kくんは心の中だけで、想い続けて行こうと。
Kくんは心の恋人

由布となこは仲良し
いつもふたりは一緒。


勘太全集「Kくんと仲良しのふたり」より

私の彼はサイボーグ

みなさん、ご訪問ありがとうございます。
「その後のその後」も完結しました。
そして、早速の新作。
「僕の彼女はサイボーグ」のパロディーと言う訳ではありませんが。。。



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私の彼はサイボーグ

イチゴはため息をついた。
世間では楽しいクリスマスイブ。
だけどイチゴは1人でコンビニの弁当を食べていた。
そしてコンビニのショートケーキでひとりクリスマスを楽しんでいた。
わーい、メリークリスマス〜♪

。。。。
やっぱりひとりクリスマスパーティーは
つまんない。
イチゴ、彼氏いない歴、25年。
性格 明るいつもり
容姿 可愛いつもり
なのに何で彼氏が出来ないの?

ピンポーン
その時、玄関のチャイムが鳴った。
イチゴさーん
白ネコヤマトの宅急便。
お届けものです。
はーい♪

玄関を開けると、何やら大きな箱が!
えー!
なに?
恐る恐る箱を開けると。。
ぎゃ〜っ!
なんと箱の中には人間が入っていた。
ひぇ〜、ビックラコイタ!

箱の隅に手紙が入っていた。
その手紙には、驚く内容が書かれていた。

イチゴ、元気にしていますか?
あなたが生きていて、この手紙を読んでいる事を祈ります。
私は未来のあなた。
そう未来のイチゴです。
今、あなたには危険が迫っています。

未来で私は、偶然時間の狭間を行き来できる機械を発見しました。
しかしそれは国の最高秘密でした。
そして私は重大な秘密を知ったのです。
それはテロリストや凶悪犯罪などを過去に戻って
いなかった事にする事でした。
そして秘密を知った私を捕らえるため私を指名手配していましたが
私を捕らえられないと悟った彼らは、過去の私を消す方法を取ったのです。
そう、それはあなたを消すこと。
私は時空移動装置を使って
あなたを守るボデーガードを送ります。
コレがあなたに届く事を祈ります。
お願いです。
生き延びて下さい。
未来のイチゴより。

※首の後ろのスイッチを押して下さい。
自動起動します。


えー?
何なのこれ。。。
信じられない。

私が消される?
私が何をしたって言うのよ。
彼氏もいないまま死んじゃうなんて嫌よ。

箱から人間のようなロボットのような男を取り出した。
女のイチゴには重労働だった。
良く見るとイケメンじゃない。

えーと、首の後ろのスイッチ。。。?
あ、これね。
ポッチと。
イチゴは何も躊躇いもせずボタンを押した。

ウィーンウィーンウィーン。
ロボットは突然立ち上がり、目が光出した。
ヒェ〜ッ

ウィーン、ウィーン
ロボットは、イチゴの方を振り向いて話し出した。

オレハ、ランスロット。
イチゴ、オマエヲマモルタメニキタ。

イチゴはこのロボットと暮らすことに。
イチゴを襲う奴らとは?
ランスロットはイチゴを守り切れるのか?
イチゴとランスロットの奇妙な共同生活が始まるはずだった。

翌朝、イチゴが目覚めると置き手紙があった。
その置き手紙には…。

イチゴ、ワタシハミライ二モドルコトニシタ。
モウ、オマエヲマモルヒツヨウガナクナッタ。
ミライノイチゴガツカマッタ。
モウ、オマエハネラワレルコトハナクナッタ。
ミジカイジカンダッタガセワニナッタ。
ゲンキデクラシテクレ
ミライデマタアオウ

こうしてロボットは未来に帰って行った。
未来の私は果たして無事なのだろうか?

クリスマスが終わると
もうみんなはお正月気分だ。
あっと言う間にクリスマスツリーは片付けられた。

イチゴは未来に向かって、明るく生きて行こうと思った。

謹賀新年

みなさん、明けましておめでとうございます。

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イラスト描いたり
最近は調子に乗って小説家気取りで
物語も書いたりしています。

小学1年生の時、高野のぼる君と言う絵の上手い子がいた。
僕はその子の絵の虜になり
一緒に漫画を描き始めた。
ウルトラマンや川崎のぼるのアニマルワンとか
描いていました。
それからもずっと漫画を描いていた。

中学に入り、田浦君と言うこれまた絵の上手い子と意気投合。
一緒に漫画を描いた。
あるクラスの役員を決めるとき
その田浦くんともう1人の子と投票になった。
田浦くんは役員になりたくなかった。
手を上げて、多数決で決める。
田浦くんの時、クラスのほとんど全員が手をあげた。
僕もつられて手をあげた。

それ以来、僕を裏切り者と言って口をきかなくなった。
残念だけど仕方が無い。
その後に話すようになって、一緒に遊ぶようにもなったけど
前みたいに仲良くなることはなかった。

高校に入って、大滝くんと言う頭の良い奴と仲良くなった。
これが意外と絵が上手くて、一緒に野球漫画を描いた。
自分達が登場して、お互いにチームが戦うと言う漫画でした。
彼はその後、京都の立命館に行って、学校の先生になりました。

僕は一浪して三流大学に行った。
学生時代、彼の下宿先に遊びに行った。
ウィスキー「ホワイト」を飲み干し
ラーメンが食べたくなったと言って
天下一とか言うラーメン屋さんに夜中、30分くらい歩いて
食べに行った。

大学では、軽音楽部に入った。
音楽と言うものは才能が無いと全く惨めなものである。
いや、才能のせいにしているが全くもって、今思えば
努力不足だった。
軽音楽部では、あまり楽しいとは言えなかったが
楽しい仲間とも巡り会えた。
なかでも藤田と言う男。
鹿児島出身だった。
鹿児島の言葉を喋っていたらバカにされると
同じ下宿の奴の言葉を真似して、言葉を覚えた。
しかし、その下宿の奴は大分出身で、藤田は変な大分弁を喋っていた。

北九州洞海湾で船の荷物の検査をするバイトをした時
待合室に碁盤があった。
小さい時から、父に囲碁を教えられていた勘太さん。
あ、碁盤がある。と言うと
え?お前も碁を打つと?
と言うことになり、その藤田と毎日碁を打った。

軽音楽部では、ロック、フォーク、ハワイアン
ウエスタンと分かれていた。
藤田は、楽器はそれほど上手いわけではなかった。
ギターを少し弾けるといったくらいで、勘太と
似たようなものだった。
それでどこに入るか?
ロックか?ウエスタンか?
どこでも良いですよ。と言った感じだった。
結局、ひとの良さそうな先輩がいると言う事で彼は
ウエスタンに入った。
楽器も何でも良いですよ。
と言っていたら、ベースを持たされて、黙々と練習していた。
その後、ドラムに変更させられ、今度は黙々とドラムの練習を
していた。
もちろんドラムもベースも初めてである。
けして音楽の才能がある訳ではない。
歌もけして上手くない。
それでも黙々とスティックを叩いていた。

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ドラムの練習でスティックを振る藤田

今思えば、勘太は音楽の才能も無いのに軽音楽部とかに
入って、全然面白くなかったと言っている。
その前に努力したのだろうか?

藤田は黙々と努力していた。
ドラムも叩けるようになり、それなりに役割を果たしていた。

フォークに入った勘太はフォークのグループでベースを持たされた。
でも、結局マスター出来ずに、ベースは嫌いだとか言っていた。
それで部活とは別にグループを作った。

大学に入ると女の子ばかりが頭の中を占めていた。
先輩からディスコに連れて行ってもらいハマった。
そこで彼女も出来た。
数人の子と付き合ったが長続きはしなかった。

大学に入って、喫茶店のバイトをした。
高校の時から、喫茶店でバイトするのに憧れていた。
でも、思ったイメージとは違い、じっと立っているのは
辛くあまり楽しくはなかった。

その後、船の荷物の検査をするバイトがあると聞き。
そのバイトを始めた。
一晩オールナイトで働く。
働くと言っても、することは何もない。
じっと船の荷物を積み込むのを見てるだけだった。
夜の海を見て、ただただボーッとしているだけだった。

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それで1万円前後もらった。
ある日、そのバイト先から下宿先に戻る途中、雨が降って来て
近くのパチンコ屋に避難。
一晩バイトしててもらったお金が、ほんの30分くらいで無くなってしまい。
呆然とパチンコ店を出る勘太だった。
その後、後輩がパチンコ店でバイトして、勘太が行くと少しサービスしててくれた。
こっそり羽が開くところに玉を入れてくれた。

新年を迎え、なんとなく昔を思い出す勘太だった。

タイムスリップ書簡

みなさん、ご訪問ありがとうございます。


「なことお母さん」

なこは思い出していた。
亡くなったお母さんのこと。
お母さんのエプロン姿、美味しい玉子焼き。
大きなおにぎり。
ああ…。お母さんに会いたいなぁ。

吉田幸子様

お元気ですか?
あなたの美味しい玉子焼きの味が忘れられません。
味噌汁も美味しかったわ。
いつもにこにこ明るい笑顔。
私も笑顔を忘れずに生きて行きたいと思います。
                   松尾なこ

なこはお母さんに手紙を書いた。
便箋に懐かしいお母さんを思い出しながら
お母さんに想いを込めて、便箋を引き出しにしまった。
なこは何だか本当にお母さんに手紙を書いたような気持ちになり
それから嬉しいこと悲しいこと
その度にお母さんに手紙を書いた。

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引き出しの中はもうかなりの便箋が溜まっていた。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
吉田幸子様

今日、ブロ友さんの物語を纏めて、私のブログにアップしたの
そしたら喜んでくれたわ
なこ、嬉しくなっちゃった。
松尾なこ

何時ものように便箋を引き出しに入れようとすると
あれ?
沢山溜まっていた便箋が無くなっている。
どうしたのかしら?
すると見慣れない便箋が1枚入っていた。

松尾なこ様

沢山のお手紙ありがとうございます。
引き出しを開けると沢山のお手紙が入っていてビックリしました。
なこさんって、私の娘と同じ名前ですわ。
とても親しみやすいお名前ですね。
何処かでお逢いしたことがあるのでしょうか?

今日は思い切って、お返事書いてみました。
でも、お返事の出しようがありませんね。

取り敢えず、引き出しにしまっておきます。
                吉田幸子
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
え???
どう言う事?
誰かのイタズラ?

まさかお母さんから返事が来たの?
見覚えのあるお母さんの文字になこは泪が潤んだ。
イタズラでも良い!
なこは返事を書いた。

吉田幸子様

お返事ありがとうございます。
まさかお返事がもらえるとは思わず
大変嬉しいです。
私はあなたの事をとても良く存じています。
そして貴女には言葉にならないほどお世話になりました。
こうしてお手紙がもらえて、とても嬉しいです。
                      松尾なこ

なこは夢のようだった。
いやきっと夢に違いない。
こんな夢なら覚めないで欲しいなぁ。。

そして次の日もお母さんから返事が来ていた。

松尾なこ様

あなたと同じ名前の子は末っ子で今年小学校に入学します。
まだまだお転婆で今日も転んで箪笥の角でおデコをぶつけて
大きなコブを作ったのよ。
ふふふ…。呆れちゃうでしょ?
でも、末っ子だからでしょうか?
私はそのなこが1番可愛いの。
お転婆だけど、とても可愛いのよ。
あら嫌だ、親バカですね。
なんだか貴方とならなんでも話せそうです。
どなたか解りませんが、お返事楽しみにしています。
                   吉田幸子
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
あああ…。覚えてるわ。
メチャメチャ痛かったんだから
実はあの傷、今でも残っているのよ。
なこは額の、小さな目立たない傷をさすった。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
松尾なこ様

なこさん、こんにちは
あなたと不思議なお手紙をやり取りするようになって
なんだか私の人生が輝きだしたような気がします。
来週は主人が大阪に出張です。
ジャンボ機に乗って出張だって、主人はウキウキしているのよ。
お土産もしっかり頼んでおきましたから
なこさんにもお裾分けしたいですね。
                          吉田幸子

なこは手紙を読んで愕然とした。
そうだ!
お父さんは飛行機事故で亡くなったって、聞いたわ!
なこは顔が青ざめた!
え?日付けはいつ?

え?あと一週間しかないじゃない!
早く知らせて、出張をやめさせなきゃ!

なこは手紙を書いた。

お母さん!
びっくりしないで聞いて下さい。
実は私はあなたの娘、なこです。
未来のあなたの娘なこです。
私の父は大阪に出張に行く飛行機で
墜落事故にあって、亡くなりました。
お願いです。
お父さんの出張を辞めさせて下さい!
お願いします。
お願い…。
お母さん。
                       松尾なこ

なこは急いで、手紙を引き出しに入れた。
翌朝、手紙がお母さんの元へ届いていますように…。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
だけど、手紙はそのままだった。
どうして何時もみたいに、行ってくれないの?
なこは涙を流した。
お願い!
届いて…。

なこの手紙は届くのか?
お父さんの運命は?

次の日も手紙はそのままだった。
どうして行ってくれないの?
日にちだけが過ぎて行く。

やっぱり、歴史は変えられないようになっているのね。

吉田幸子さん

旦那様、出張ですか?
出張は止められたほうが良いと思います。
出張は止めさせましょう!
                             なこ

なこは言葉を変えて、送って見た。
しかし手紙はやはりそのままだった。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
もう手紙のやり取りは出来なくなったのかしら…。
そう思っていたら
引き出しに一通の手紙が入っていた。
それは哀しい手紙だった。

なこさん

なこさんにお土産のお裾分けは出来なくなりました。
主人が出張に行く飛行機が墜落して、亡くなってしまいました。
もう、私は生きて行く気力が無くなってしまいました。
でも、この子を置いて逝けません。
私はこれからどうすれば良いと言うのでしょう。
なこさん、私の哀しさ分かってくれますか?
                                   吉田幸子

その手紙は走り書きで、涙に滲んでいた。
なこは泣いた。
泣いた。
結局何にも出来なかった。
事故を止める事が出来なかった。

お母さん、ごめんなさい。
ごめんなさい。

なこは手紙を書いた。

お母さん。
私はあなたの娘なこです。
未来のあなたの娘なこです。
出張と聞いて
日付を見て、びっくりしました。
そうお父さんの出張を止めさせるために
何度も手紙を書きました。
何度も送ったのに手紙は送れませんでした。

結局私は何も出来ませんでした。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
                            なこ
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
なこさん。


お手紙ありがとう。
なんとなくそうじゃないかしらと思っていました。
主人が亡くなったのは、悲しいけれど
あなたがこんなに立派な大人に育っていると分かって
私は幸せです。
事故を止められなかったのは、あなたの責任ではありません。
おそらく歴史は変えられないようになっていたのでしょう。
これが運命と言うものでしょう。

私は強く生きて行きます。あなたを育てるために・・・
きっとあなたがいる時代には
もう、私は生きていないのでしょう。
あなたと話せて、良かった。
ありがとう。
                             吉田幸子
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
この手紙以来、手紙は来なくなったし、送れなくなりました。
お母さん、元気でね。

なこはふっと思い、母の遺品を探して見た。
母の箪笥の引き出しの奥に箱があり、私が送った手紙が入っていた。
そして、その後母が送ろうとして送れなかった手紙も…。

なこさん。

何度手紙を送っても送れなくなってしまいました。
でも、あなたへはこの手紙はきっと届くはずですね。
何十年後かに…。
きっとあなたはこの手紙を見つけてくれるでしょう。
あなたとの手紙のやり取りはとても楽しかったわ。
これからも時折手紙を書きますね。
何十年後かに見てくれることを祈りながら。
                        吉田幸子
お母さん、
ちゃんと読んでるよ。
ありがとう…。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

あれから引き出しも開けることも無くなった。
久しぶりに引き出しを開けてみると
一通の手紙が

お婆ちゃん、未来の孫のサユリです。
ある時、お婆ちゃんとひいお婆ちゃんのお手紙を見つけました。
それで私もお手紙を書いてみました。
ちゃんとお婆ちゃんのところに届くのかな?

終わり

スーパーマンZ

みなさん、ご訪問ありがとうございます〜♪
「ボクシングを始めたアリサヤさん」の途中ですが、間に一作アップします。


なこはイタズラが大好きな天使。

ある日、神様が大事にしていた箱を神様がいない内にちょっとだけ触って見ました。

「いったいこの箱は何なんだろう?

いつも神様が大事にしているけど…。」

なこは箱を抱えて見た。

「よいしょっと。結構重たいなぁ。」

なこは一生懸命持ち上げた。

と、その時なこはバランスを崩し箱を落としてしまった。

箱は雲を突き抜け下界へと落ちて行ってしまった。

「あひゃ〜!どうしよう!」

そこに神様が戻って来た。

「なんじゃと?あの箱を落としてしまったじゃと?

このバカモーン!

あれは悪魔を閉じ込めていた箱なんじゃ!

もし愚かな人間が開けてしまったら大変な事になってしまうぞ!

人間が開ける前に回収して来るんじゃ!」

なこはこうして人間界にやって来るのであった。

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「あ〜あ、たいくつだなぁ〜。」

正夫はボーッと空を眺めていた。

すると何かキラリと光る物が!

それは段々大きくなって…。

ドスンッ!

正夫のすぐそばに落ちて来ました。

「うわぁっ!」

眠気も吹っ飛ぶほどの強い衝撃です。

落ちてき物体の周りがヘコんでしまってクレーターのようになってしまっている。

正夫は恐る恐る近づいて見ると箱のような物があるます。

すると中から声が聞こえます。

タスケテクレ…。

正夫は箱を開けて見た。

するとモクモクモク〜と黒い煙が舞い上がり大きな大男が飛び出して来た。

「ひぇえええええ」

正夫はビックリして腰を抜かしてしまった。

ウォォォォホホホホホ〜

オレサマハアクマダ!

タスケテモラッテレイヲイウゾ

オレイニヒトツダケネガイヲカナエテヤロウ

サア、ヒトツダケネガイヲイエ!

大男は自分を悪魔だと言い、箱から出してくれたお礼に願いを一つ叶えてくれると言う。

「ヒローになりたい!空が飛べて、力は人間の百倍!あるんだ!

そんなヒローになりたい!」

ソラヲトベテチカラハニンゲンノヒャクバイ!

ソレダトフタツノネガイニナッテシマウガ…

マアヨカロウ!

サービスデネガイヲカナエテヤロウ!

キェエエエエエ!

悪魔の指先から光線が正夫に注がれた。

コレデナガイハカナエタゾ!

ソレジャサラバダ!

悪魔は消えた。

「いったい今のは何だったんだ?

夢だったのか?

しかし落ちて来た箱はまだそのままある。

「ハハハ…。本当に願いが叶ってたりして…。」

正夫は空を飛ぶポーズをやって見た。

すると…。

シュパ!

凄い勢いで空に舞い上がった!

「凄い!凄いぞ!」

なんと正夫の願いは叶っていたのだった。

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正夫が調子に乗って空を飛んでいると、またしても空から何か舞い降りて来た。

可愛い天使か妖精のようだった。

「あーっしまった!もう開けられている!」

その妖精は空から落ちて来た箱を見て何か言っている。

「どうしたんだい?」

正夫は妖精に訪ねてみた。

妖精はびっくりした顔をして言った。

「私の事が見えるの?」

「そりゃそこにいるんだから見えるに決まっているだろう。」

正夫は憮然として言った。

「君は妖精なのかい?」

正夫は聞いてみた。

「私はなこ。天使よ。天国からやって来たの。」

「えー!天使?天国から来た?

さっきから悪魔だの天使だの色々降ってくるんだな。」

「えー!あなた悪魔を見たの?」

「あなた悪魔を見たの?」

なこは驚いて聞いた。

「ああ、空から箱が凄い勢いで落ちて来たんだ。

ビックリして覗いてみると箱があって

タスケテクレ〜って聞こえたから箱を開けたら

黒い煙と共に大男が出て来たんだ。
そして助けてくれたお礼に一つだけ願いを叶えてやろうって言うから

ヒーローにしてもらったんだ。

とても良いやつだったぜ!」

正夫は嬉しそうに言った。

「え?とても良いやつ?何だかイメージが違うわね。

それじゃ、その願いを叶えて上げる代わりに魂をよこせとか言われなかった?」

なこは言った。

きっとそうやって魂をもらう誓いをさせたに違いない!

「いいや、そんな事は言われなかったぞ。

空を飛べて、力は百人分と言ったら、それじゃ願いが二つになるけどオマケしてくれたんだぜ。

なぁ、良いやつだろう?」

そう言いながら正夫は大きな岩を持ち上げて見せた。

「そう、分かったわ。その力は人に見せちゃダメよ。

ヒーローは正体を現したらいけないんだから!」

「うん、分かった!」

正夫は嬉しそうに言った。

「しかし困っちゃたわ。

神様になんて報告しよう…。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「なんじゃと?すでに人間に箱を開けられていたじゃと!

このバカちんがぁー!」

なこは天国に戻って神様に報告した。

「バカモンとかバカちんがー!とか

最近神様、ヒステリックなのよね…。」

なこが言うと。

「なんじゃと?聞こえておるぞ!」

そこにはまだ神様がいた。

「ひぇえええええ!お許しを〜!」

「お前は人間界に降りて悪魔の行動を監視するんじゃ!

そしてその正夫とか言う男の監視も忘れるんじゃ無いぞ!

さあ、行くが良い!」

なこは神様の命令を受けて再び人間界に舞い戻った。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


正夫は学校に登校した。

実は正夫は今まで学校に行くのが憂鬱だった。

学校には正夫を虐める不良グループがいて正夫はイジメられていた。

いつもヘラヘラ笑って耐えているけど、それがまた不良達には気に食わないらしい。

あいつらを殺してやりたいとさえ思っている。


学校に行くと早速不良達に呼び出された。

「おい、正夫!今日パンを買う金を持って来るのを忘れたんや。

スマンけどちょっこっと貸してくれんかの?

友達やろ?頼むよ。」

いつもそうやって正夫の小遣いを巻き上げる。

今まで返して貰った事は一度もない。

もちろん返すつもりなんてこれポッチも無い!

正夫はヘラヘラ笑っている。

いつもは怖くて、顔が引きつって笑っているように見えるだけなのだが今日は本当に笑っていた。

「いつもいつもヘラヘラ笑っていやがって!何考えているんだよ!」

不良の1人が殴りかかって来た。

正夫は軽くよけ、ポンッと背中を叩いた。

不良は吹っ飛び壁に激突した。

これには正夫の方が驚いた!

軽く叩いただけなのに…。

不良は壁に激突して伸びている。

「あ悪魔や〜!」

不良達は正夫を恐怖の目で見て逃げ出した。

「悪魔って!失礼な奴やな!僕はヒーローになったんやで!」

しかし何で今まであんな奴らを怖がっていたんだろう?


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


なこは正夫を見つけた。何か作っている。

「正夫さん、お久しぶり〜♪何を作ってるの?」なこは正夫に声をかけた。

「あ、天使さん!今ヒーローに変身した時のコスチュームを作っているんだ。」

ベレー帽にサングラス。マフラーにお母さんのブーツ!

とてもヒーローって言う感じでは無い!

「そうだ、天使さん!ヒーローに変身する時のコスチューム!

何か考えてよ!正体をバラさない方が良いって言ったのは天使さんなんだからね。」

「む〜ん。仕方ないわね。」

なこがお尻を振るとキラキラキラ〜と輝き、正夫はカッコいいヒーローのコスチュームに変身した。

「ワッ、カッコ良い!」正夫は大喜びだ!

「良い?変身する時はなこ!って叫ぶのよ。分かった?」

これで変身する時はなこを呼ぶ事になる。暴走はしないだろう。

「うん、分かったよ天使さん。」正夫はカッコ良いコスチュームが気に入って嬉しそうだった。

「それと天使さんじゃなくて、なこちゃんって読んでちょうだいね。」

「うん、分かったよ。天使さん、いやなこちゃん!」

なんだかなこも嬉しくなっていた。

20140518154226080.jpg

正夫は有頂天だった。何たってヒーローに変身する時、わざわざ着替えなくても

「なこ!」って叫ぶだけでカッコ良いコスチュームに変身出来るんだから本当に変身した見たいだ!

あ〜早く事件が起こらないかな?

その時だったTVでサラ金に強盗が押し入り人質をと取って立てこもっているとニュースで報じている!

それだ!正夫は「なこー!」と大きな声で変身した。

見事にカッコ良いコスチュームに変身した正夫!

シュッパっと空を飛び立てこもっているサラ金に到着した。

正夫のヒーローデビューである!正夫は人質を救い出し事件を解決出来るのか?


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


その男は関西の下町て鉄工所を経営していた。

従業員数人とコツコツと誠実な仕事をこなしていた。

ある時その鉄工所に有利な提携の話が舞い込んで来た。

安定した受注!有名大手会社との提携の話だった。

「お宅の誠実な仕事ぶりを見て、是非提携させて欲しい。」と言われた。職人堅気に尽きる。

男は大手有名会社と提携した。書類にも印鑑を押し無事提携完了!

これで男の鉄工所は安泰のはずだった。しかし受注は入って来ない!

委託金は払っている。その額も工場、家屋敷全てを抵当に入れての借入金だ!

男は担当者に問い合わせた!するとうちにはそんな人間はいない!と言われた。

男は目の前が真っ暗になった。騙されていたのである。

その男がインチキファイナンスの関係者であるらしいと男に情報が入った。

確かに間違いない!男は確信した。

男は自分の鉄工所でライフルを作った。超強力エアガンである。

特殊バネを使った破壊力抜群のエアガンである。本物のライフルと遜色ない!

鉛の弾も特注だ。男はそのエアガンを持ってインチキファイナンスに乗り込んだ!

「俺の財産を返せ!」男はエアガンを撃ち放った!

向かいの建物の壁に大きな穴が空く。みんなは震え上がっている。

そこに正夫扮するヒーローが到着したのだった。


サラ金の周りは警察機動隊で取り囲んでいる。

正夫が近づくと「君は誰だね。変な格好をして!危ないからこのロープより中に入っちゃダメだ!」

「僕はスーパーヒーロー!スーパーマンZです!」正夫がそう言うと「分かった分かった!危ないから

下がってなさい!」と警察官は取り合ってくれない。

ライフルを持った犯人は社長室に入った。

いた!こいつだ!俺に提携話しを持ちかけて来た奴は!

「遂に見つけたぞ!良くも騙しやがったな!さあ!金を返せ!」男はライフルを構えて迫った!

「何を言っているんだ?何のことかサッパリ分からんぞ!」提携話しを持ちかけた奴は恍けている。

「クソッバカにしやがって!」男は引き金を弾いた!忽ち社長室は血の海と化した。

悲鳴が響く!

2014051819161605c.jpg

焼けになった男はライフルを発射し続けた!そして窓際に立った処を狙撃班から射殺された。

痛ましい事件だった。正夫は結局何も出来なかった。

サラ金のビルの上では悪魔がリンゴを齧りながら、その様子を見ていた。

フフフハハハハ…。

鉄工所では、そんな提携話しも無かったし、工場家屋敷も抵当には入っておらず

借入金もなされて無かった。もちろん委託金なども払われた形跡は無かった。

悪魔はリンゴの食べカスを捨て、飛びだって行った。

そして駅の繁華街でも無差別通り魔事件が起こっていた。

なんと言う事なの!あれもこれも悪魔の仕業だわ!

それにもっともっと増えるわね。なんとかしなくちゃ!

なこは唇を噛み締めていた。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


異常犯罪は学校にも及んでいた。

いつもイジメられていた生徒が虐めていた不良達を刺した。

「ハアハアハア…。僕を虐めていた奴は許さない!みんな殺してやる!」

教室は血が散乱した。虐めはエスカレートしていた。

抵抗しない内気な子を寄ってかかって虐めた。

不良達は「お前なんて生きてる価値ないんだよ!自殺しろよ!」そう言いながら殴り付け蹴飛ばした。

その生徒は蹴られ蹲ったかと思うと、突然ナイフを振り回し不良達を刺しまくった。

校舎の上では、悪魔が踊っていた。そうだ!やられたらやり返せ!

こんな奴らは生かしておくな!自殺するくらいなら、こいつらを殺っちまえ!

ギャハハハハハハ〜♪

早く悪魔を退治しなくちゃ!なこは自分がした事の重大さを痛感した。

涙がこぼれ止まらない。

「神さま…。」

〜これが悪魔の恐ろしさじゃ!人の心の弱みを突き操るのじゃ〜

日本各地の学校で同様の事件が起こっていた。

虐められっ子の反撃!虐めていた不良を襲う。ある者はナイフで刺す。ある者は椅子で殴り付ける。

ある者は電車が迫るホームで後ろから突き落とす。殆どの子が自分が自殺するはずの子だった。

正夫は信じられなかった。

自分もイジメられていたので気持ちは良く分かる。

しかし現実にこんな事が起こるとは…。しかも日本各地で同じような事件が起こるとは…。

なこは遂に悪魔を見つけた。「あなたは何て事をしてるの?」

〜虐められている奴に反撃させて何が悪い?〜

泣き寝入りして、怨みを抱いたまま自殺する方が良いと言うのか?

俺は真っ平だ!そんな不条理な事があって良いのか?

虐める方は虐められている物の痛みが分からない!

これでイジメも減るだろう!

俺は悪魔のクセに良い事を行なっているんだぞ!

お前らに感謝こそされても、文句を言われる筋合いは無い!

ギャハハハハハハ〜!俺は俺のやりたいようにやる!邪魔をするな!

悪魔はそう言い残し、空の彼方へ飛んで行った。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


正夫は誰もいない高層ビルの屋上にいた。

空を飛べる力を授かった正夫にとってはこう言う処に来るのも容易い事だ。

しかし正夫は特殊能力を得ても、何も活用出来ない自分を実感していた。

数々の事件は起こっているのに、ヒーローとして何も出来ない。

そんな自分に苛立っていた。

「あ、こんなとこにいた。」誰かが声をかける。こんな処で誰だ?

天使のなこだった。「全く酷い事件が続くよね。」

なこはもう大変と言った表情で言う。

しかし正夫は虐められっ子が反撃する事に爽快感を感じていた。

虐められたことがある人間じゃ無いと分からない。

「この状況を解決するにはあなたの力が必要なの!お願い力を貸して頂戴。」

なこは正夫に頼んだ。

誰れも味方がいないなこにとって、正夫の力は頼りだ。

しかし悪魔の仕業はどんどんエスカレートして行くのだった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


遂に悪魔は国と国の争いにまで発展して行く。

領有問題で一触即発のレベルまで達していた。このままでは世界大戦に発展しかねない!

なこは神様に助け求めた!

〜そうじゃのう…。イジメも大夫減って来たしのう…。

溢れかえっている人間どもをもう少し減らしたかったんじゃが…〜

なんと!神様らしくない言葉…。

「ひょっとして悪魔を操っておられるのは神様なのですか?」

〜ホォホホホホホ…良いか!人間どもは本来悪の塊なのじゃ!

こうして我々が管理してやらないといけないのじゃ!

放っておくとドンドン増えて行きこの星を蝕んで行く。

もうかなり増えすぎておるので、少し減らそうと思っておった処じゃ。

しかし今回はこの辺にしておこう〜


神様は杖を振り降ろすとピカ〜っと光り、悪魔が吸い寄せられあの箱の中に閉じ込められた!

クソー!マタジジィノシワザダナ!ダセー!ダシテクレー!

悪魔が箱の中で泣き叫んでいる。

なこは神様の事が恐ろしくなった。

「神様、神様のお名前は何と言われるのですか?」なこは聞いてみた。

〜何故そんな事を聞くのじゃ!まあ良かろう。

今じゃ、神様と言われておるが、昔はサタンと言われておった時もあったかのう…。〜

20140518161744a19.jpg

なんと言うことだ!私もこの神様に操れれていただけだった。

なこは天使を辞め地上に降り、人間となった。

そして特殊能力も無くなってしまった正夫の元に行った。

「あ、天使さん!僕もうそれを飛べなくなってしまったんだ。」正夫はなこに言った。

「ううん。空なんか飛べなくったって良いじゃない。私も天使を辞めて人間になったのよ。

これからもよろしくね。」

20140519210200653.jpg


なこは正夫の腕を組んで歩き出した。これからは人間として正夫と共に暮らして行こう。

辛いことも哀しい事も正夫と共に乗り越えて行こう。人間だって捨てたもんじゃない。

「ねえ、正夫くん、私のこと好き?」

「え?ええええ!だ、大好きっす!」

ふふふ…ありがとう。

おわり

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

おまけ

なこは正夫と一生寄り添い生きた。ふたりは結婚し、子供を授かり、孫も出来た。

正夫も歳をとり、旅立つ。

「君のお陰でヒーローにもなれたし、楽しい人生だったよ。ありがとう。」

最後にこの言葉を残し旅立った。

なこは泣いた。そしてなこも孫達ちに囲まれ、幸せな人生を閉じた…。

なこは目覚めた。そこには神様がいた。

〜どうじゃったかな?人間の一生は?凄く短く儚いものだったじゃろう。。。

あんなに短い一生の為にあせくす働いておるのじゃ…人間は。

そして死ぬ時に楽しい人生だった充実した人生だったと思って死ねるように頑張っておるのじゃ。全く儚いのう〜

神様はそう呟きながら日課の散歩に出かけた。



※目が疲れると言うご意見がありましたので、行を空けて見ました。

「ドイツ菖蒲の想い」

ドイツのある地方で
病弱な妻と2人ぐらしの夫婦がいました。
夫は妻を愛していました。
心のそこから・・・
夫は妻の好きな花をいつもベットのそばに飾って上げていました。
妻はいつも「あなたありがとう。」と
感謝の言葉を言いました。

20140524060304c4f.jpg



その度、夫は優しく微笑んで
「早く元気になるんだよ。」と言いました。
でも妻の病状はなかなか良くなりません。
夫は妻の病気が良くならない事は知っていました。
でも、なんとか生きてくれ!
少しでも自分のそばにいてくれ!
祈るような気持ちで花を飾りました。
ある日、彼が花を持って行くと
妻は元気に起きて、微笑んでいます。
あなた、今までありがとう!
妻は夫に口づけをしました。
夫は嬉しくて妻を抱きしめました。
しかし妻の身体はすり抜けてしまいます。
気が付くとベットには安らかな顔をした妻が眠っていました。
そして二度と目を開けることはありませんでした。
彼は泣きました。
泣いても泣いても涙が枯れることはありませんでした。
彼は妻の事を想いながら
妻が好きだった花を植えました。

気が付くと彼の家の周り一面
妻が好きだった花で埋め尽くされていました。

彼の想いを込め
その花はドイツ菖蒲と名付けられました。

201405240604125d3.jpg

「なこさんの作品」

星に願いを

20140524220342359.jpg


なこは星空を眺めていた。
流れ星が線を描いて燃え尽きて行く。
「あ、また願い事言えなかった。」
なこはお母さんの病気が治りますようにと流れ星に祈るつもりだった。
またじっと空を眺めていた。
「あ、光った!お母さんが元気になりますように!」
言えた!
やったー!
その時、お父さんが
「なこ!いつまで外にいるんだ!早く家に入りなさい!
今日、母さんの退院が決まったよ。今度の日曜日退院だ!」
「えー?本当?」
なこは嬉しく涙が出て来た。
そして和かに微笑んでいるお父さんがいた。

チューリップと夕日

みなさん、ご訪問ありがとうございます〜。

「作家勘太先生の妄想」

みなさん、ご訪問ありがとうございます〜♪

20140610050054664.jpg


勘太は今日も妄想物語を書いていた。

〜その時、アリサヤはオナラをした。あまりの臭さに敵は逃げ出したのである。
こうしてアリサヤは地球の平和を守ったのであった。
めでたしめでたし…。
終わり。〜

「やったー!遂に完成だ!これを持って出版社に投稿しよう!」
勘太は自分のブログに作品をアップするだけではもの足らず、出版社に投稿するようになっていた。
もちろんそんな素人の作品が採用されるはずも無く。
「あー、また君か!分かったから、そこに置いておいてくれ〜。」
編集部は忙しく素人を相手にしてる暇はない。
適当にあしらって帰らせた。
それでも勘太は編集部が作品を受け取ってくれたと大喜びで、また次の作品を書くのであった。
そんな忙しい編集部で事件は起きたのである。
「編集長、芥川賞作家の先生の作品はこれですか?」
新米の編集員が聞いた。
「そうそうその棚に置いてあるやつだよ。急いで印刷に回しておいてくれ。」
編集長はろくに確かめもしないで、指示を出した。
そして新米編集員もまた確かめもしないで、印刷に回したのである。
こうして勘太の大長編小説「アリサヤと7人の盗賊」は大手出版社から
世に出たのである。

ところが世の中は不思議なもので、勘太の単純明快な物語が大ウケ!
増版に次ぐ増版で、瞬く間に勘太は時の人になったのである。
しかもブログも大人気!
1日に何万もの訪問者数をカントしていた。
そして勘太のブログに掲載していた「月と太陽」は映画化が決まった。
しかもワタやん役はワタやん本人!
Rコーチも本人が努める事になった。
アリサヤ役もアリサヤが演じることになった。
そしてその天然キャラが受けて、これまたアリサヤも女優の仲間入りだ。
アリサヤは女優として成功した。
ライバルは綾瀬はるかか石原さとみ!

しかし勘太にゴーストライター疑惑が持ち上がった。
「耳が聴こえないと言うのは嘘だったんですか?」
記者の質問が飛ぶ!
「初めから耳が聴こえないとか言った覚えはありません!」
と言うと
「開き直るんですか?」と突っ込みが入った。
「女優アリサヤさんと不倫関係にあるって言うのは本当なんですか?」
これまたとんでも無い質問が飛んだ。
「アリサヤさんとは会った事もありません!」
週刊誌には「作家勘太氏、アリサヤとの愛人関係を認める」と言うゴシップが
踊った!
なんと言う世界なんだ!

勘太は、こうなるのを恐れて作家デビューするのをためらっているのである。

終わり

タイムスリップ

みなさん、ご訪問ありがとうございます。
20140616054657aef.jpg

随分前に書いていた物語。
いや、物語を書き始めたばかりの頃のお話です。

お友達のところに掲載して貰っていたんですが
そこを閉じられると言うことで、こちらに保存しておこうと思ったら
アップされてしまいました。
そう言う訳で「ロックンロールに憧れて…。」の途中ですが
アップします。

20140616142459ee4.jpg

「日本負けちゃったよぅ〜」
〜次があるさ!ガンバロー!〜

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「タイムスリップ」


201406160538248de.jpg


なこは何時ものように、PCに向かっていた。
勘太のブログを覗いて見た。
このブログは面白いイラストとか書いているブログだ。

突然、周りが真っ暗になった。
急に停電になったのだ。
灯りはすぐに戻ったが、なんだか感じが違う。
鏡を見て、なこは驚愕した。
なんと若返っているのである。
えーっ!どうなっているの??

部屋の様子も違う。
新聞を見て見ると、昭和60年。
なんと28年前にタイムスリップしてしまったのだった。

「おーい、なこ。ご飯はまだか?」
驚いたことに亡くなったはずの主人が生きている。
しかも若返って…。
あなた…。
なこは思わず涙ぐむ。

直前まで見ていた勘太のブログの「ドライブ」と言う記事だけが頭に残っている。
何故だろう?
頭の隅から、ドライブに行こうと聞こえたような気がした。

「ねえ、貴方ドライブに行きましょう。」
「え?ドライブ?」
「良いから、行きましょう。」
なこは渋る旦那を連れ出し、当時買ったばかりのカローラでドライブに出かけた。
なこは幸せいっぱいだった。
胸には先週買ったばかりのブローチ。

「ねえ貴方お弁当を食べましょう。」
しぶしぶ来ていた旦那も楽しんでいた。
そして、なこは優しく口づけをされた。
本当に幸せだった。
忘れていた想い出。
主人の温もり。
なこは幸せをかみしめていた。
夢でも良い、ずっと貴方のそばにいたい。

「すっかり遅くなってしまったわね。今、灯りをつけますからね。」
なこは灯りを点けた。

そこは今までいた部屋だった。
主人もいない。。。
PCの画面は勘太のブログが映っていた。

「タイムスリップ その2 おまけ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なこは思った。
あの体験は何だったのか?と
夢ではない。
確かに現実だ。
まだ口づけの感覚は残っている。

なこはアルバムを取り出した。
古いアルバムだ。
アルバムを開いて、なこは愕然となった。
ついさっき体験したことが、28年前の写真に載っている。
それはまだ記憶に新しい体験だった。

そしてなこはアルバムの中の1枚の写真を見て、驚いた。
それは…。
先週買ったばかりのブローチがその写真に写ってたのだ。
え?
どういうこと?

じゃ、あのブローチはどこに?
なこの胸にブローチは付いてなかった。
すると机の引出しの中から、28年の歳月を経た
ブローチが
出て来たのである。

「タイムスリップ」完結編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そしてブローチとともに
一通の手紙が

なこへ

この手紙が君の所へ届くだろうか
君と思いもよらないドライブに行けて楽しかったよ。

ある日、私は夢を見た。
夢中にトマトが現れ、そのトマトが私に話した。
未来から君がやって来ると。

あの日、妻は今までの妻と感じが違っていた。
そして突然のドライブ。
楽しかったよ。
そして言葉の端はしに出て来る不思議な未来の話。
どうやら未来では、私はもう亡くなっているようだった。
そして君が僕を見る目。
懐かしい遠くを見ているようだった。
そして家に帰ると、君は
いや妻は元の妻に戻っていた。

楽しかったドライブの話をしても、全然覚えていない。
記憶喪失になったのか?と思った。

そしてその夜、夢を見た。
また、あのトマトが現れ
君が未来から来たことを教えてくれた。
そしてこの机が君との連絡の道だとも。

あの日、あなたが忘れて行ったブローチを
送ります。
そして私は今の妻、今の時代のあなたを大事に守って行きます。
どんな事があっても幸せにします。
だから心配しないで下さい。

未来のなこ。
会いに来てくれて、ありがとう。
わたしは未来の事は分からないが
君が幸せだったと思えるような家庭を築く事を約束しょう。

なこ、本当にありがとう。


あああああ。。。あなた。
思い出したわ。
あの日あなたは、とても楽しそうだった。
ドライブがどうのと言っていたわね。
私は何の事だか分からなかったけど。。。。
でも、あの日からあなたは今までにまして
優しくしてくれたわ。
私との約束を守ってくれたのね。

ありがとう。あなた。
私はとても幸せでした。
あなたが教えてくれた絵手紙のお陰で
たくさんの友達も出来たし
私は淋しくない。

本当にありがとう。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お読み頂きありがとうございました。

続編と言う訳では無いのですが、
タイムスリップシリーズ 「タイムスリップ書簡」も読んで頂けると嬉しいです。
そしてタイムスリップ物 三部作を締めくくる。「絵手紙列車」もどうぞ
プロフィール

kantakun007

Author:kantakun007
初めまして
勘太と言います。
よろしくお願いします。
下手ですがイラストを描くのが好きです。
暖かい絵を描きたいなぁ。

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