あなたに会い来たの その18

みなさん、ご訪問ありがとうございます。

ご挨拶の順番が逆になってしまいましね。

相変わらず、カラオケにハマっている勘太さんです。

最近、少し歌い方を変えました。

今までは、声を張り上げて大声で叫ぶように歌って今のですが

低い声で、歌いだすようにしました。

すると今まで歌えなかった曲まで歌えるようになりました。

一緒にカラオケに行った妻も

「歌は相変わらずやけど、苦しそうな歌い方じゃ無くなった」と言ってくれました。

しかしここのところの急激な寒さで、風邪を引いてしまい。

声が出なくなって、体調も最悪です。

みなさんも風邪引かないように気を付けて下さいね

あなたに会い来たの その18

そして幕は上がった。

緊張の瞬間だ!

監督の委員長も心配そうな顔で出演者の僕らを見つめている。

僕は物語の中へと入っていった。

舞台「ロミオ」


古い小さな町に2つの名家があった。

ひとつは古くからの地主でいくつもの事業をやっていた。

戦後、その財力はかなり減っていると言われているものの

依然として町を支配している名家である橘家。

そして近年成り上がった山田家。

山田正夫は貧しい家に育ち、幼い頃から橘家へ奉公に出されていた。

正夫は、商才があり、また努力を惜しまなぬ性格で奉公仲間の中でも

頭角を表していた。

そして橘家の1人娘、千鶴の婿養子の候補として噂されていた。

しかも正夫は、千鶴に淡い恋心を抱いていた。

千鶴は正夫に対して、いつも優しく接してくれていた。

そして密かに2人は結ばれたのである。

しかし橘家は千鶴の婿養子として隣町の名家の次男坊を婿養子として

迎える事になった。

正夫の存在が疎ましくなった橘家は、売上げの一部が無くなったと

在らぬ濡れ衣を掛けて、正夫を橘家から追い出した。

勿論、正夫は無実を訴え続けたが聞き入れられず

橘家を追い出されたのである。

正夫は、千鶴への恋心と橘家の惨い仕打ちの怨みを抱へて

町を出て行った。

正夫は、橘家への復讐心を胸に働いた。

奉公時代僅かに溜めていた資金を元手に独立し

あらゆる投資や商いに付いて学んだ。

インベーダーゲームの流行が過ぎ去った後のゲーム機を買い漁り海外で

売りさばき、利益を得て

NTT株で莫大な資産を築いた。

そしてその資金を元手に土地を買い漁り、バブル期と共に

買った土地は鰻上りに高騰した。

正夫は満を持してこの町に戻って来た。

正夫の心は、橘家への怨みだけだ。

正夫の資産はもう橘家のそれを軽くしのいでいた。

正夫は橘家に対抗するように大きな屋敷を築いた。

橘家は、商才の無い隣町のボンクラ次男坊を婿養子に迎えたため

表向きは名家の気品を なんとか維持していたが

内情は火の車だった。

千鶴は、無理やり隣町の名家の次男坊と結婚させられ

子供を産んだ後も突然、姿を消した正夫の事を思い続けていた。

正夫にも娘が生まれ、正夫は娘を溺愛していた。

正夫は橘家への復讐心と娘への愛情だけが全てだった。

千鶴も自分の産んだ息子、ロミオを愛していた。

ロミオは活発な子だった。

何かにつれ頭が切れていた。

ロミオは幼いながらにも、衰退していく名家の橘家を案じていた。

ロミオの父は、自分の事業の失敗で手放したいくつもの支社を

買い取って大きくなって行く正夫の山田家を苦々しく思っていた。

「昔はうちで丁稚奉公をしていた分際でうちと張り合おうなんて

とんでもない奴だ!」

小さな町、山田家と橘家は、何かにつけてぶつかっていた。

そしてロミオが高校2年の時に、正夫の娘翔子と出逢ったのである。

2人は一目見た時から恋に落ちた。

勿論、2人が因縁の家柄だとは思いもしない。

哀しい恋の始まりだという事も…。








コメントの投稿

非公開コメント

No title

PS☆あれ?昨日は書かれてなかったような?
…気付かなかったのかしら?
カラオケv-264奥様のお褒めの言葉で
ぐっと、テンションも上がりますね〜♪
私も、風邪から声が全く出なくて辛かったです。
勘太さんも、早く治るといいですね(*^^*)
お大事にね!

No title

メグちゃんも…ですか(╹◡╹)♡
さすが、勘太さん!物語に奥が深いですね!笑
どんな展開に??楽しみですね♪

yumeさん

おはようございます。

メグは物語の後半で出て来る予定です。

物語の構想が浮かんで来ました。

ではでは〜♪

yumeさん

おはようございます〜♪

さてさて、小説としての「ロミオ」は

別の機会に書いて行くとして

舞台はロミオと翔子の出会いの場面から始まります。

あなたに会い来たの その19

舞台の幕は上がった。

オープニングのナレーションで物語の情景が朗読され

いよいよロミオと姫野さん演じる翔子との出会うところから

舞台は始まった。

町を歩いているロミオ。

そこに助けを呼ぶ女性の声。

「助けてぇ〜!

助けてぇ〜!」

声を上げながら駆け寄る姫野さん演じる翔子。

その後を柄の悪い男達が追ってくる。

コテコテの演出だ!

翔子を演じる姫野さんがロミオを演じる僕に持たれるように

助けを求める。

僕は姫野さん演じる翔子を見つめ

「どうしたんだい?」と尋ねる。

「不良たちに絡まれているの。お願い、助けて。」

姫野さんが僕の顔を見つめながら言う。

見つめ合う暇も 無いほど、親友の渡辺達が演じる不良達が

僕らを襲う。

僕は姫野さん演じる翔子を庇いながら

渡辺達が演じる不良達と闘う。

不良達はダンボールで作った木刀を振り回しながら襲いかかってくる。

僕はそれを上手に避けながら、反撃のパンチを見舞う!

不良達は「覚えてろよ!」と

決まり文句を言って立ち去って行く。

「さあ、もう大丈夫だよ。

いったいどうしたんだい?」

僕は姫野さん演じる翔子に向かって台詞を言う。

「実はあの不良達に交際を申し込めれて

断っても断っても言いよって来るの。

それで、今日はあの不良達にバレないように逃げて来たんだけど

見つかっちゃって、追われていたの。」

僕を見つめる姫野さん。

もう可愛くて仕方ない。

「そうだったのか?

それじゃ、またいつ襲って来るか

分からないね。

良し、ずっと 僕が守って上げるよ。」

そう言って、僕は姫野さんを抱き寄せる。

姫野さんは僕の胸に「嬉しい。」と言ってもたれ掛かる。

なんて素晴らしい演出なんだ。

姫野さんの良い香りが心地いい。

こうしてロミオと翔子はお互いに惹かれ会い

恋に落ちて行くのだった。




No title

こんにちは〜♪
前回の物語、どんなハプニングが待ち受けているのか
意外とドキドキ、わくわく楽しみでしたが(笑)
そして、メグちゃんの再登場?もね(*^^*)
ちょっと内容が、変わってきた感じですね〜

正夫や千鶴の運命を知らない二人…
思春期を迎えたロミオと翔子の出会いと運命は
さて?今度は、ハッピーエンドと期待したいのですが!
悲しい恋のはじまりなのでしょうか…(・・?)

のんびり屋さん

こんばんは〜♪
すかっりのご無沙汰です。
それなのに早速のコメントありがとうございます(^∇^)

物語は行き詰まってしまってましたが
ロミオの話しを思い付き書きました。
ロミオの話しと言うより
正夫の話しを書いて見たくなってしまいました。

次はロミオと翔子の出会いから始まる予定です。

No title

奥が深い物語ですね(#^.^#)
何も知らない二人の関係。。。
そして、それぞれの両親の関係。。。
物語の内容と、舞台の演技それぞれが
どう進んで行くのか楽しみです(^^♪
プロフィール

kantakun007

Author:kantakun007
初めまして
勘太と言います。
よろしくお願いします。
下手ですがイラストを描くのが好きです。
暖かい絵を描きたいなぁ。

最新コメント
カウンター
ブログ村
にほんブログ村 小説ブログ ファンタジー小説へ
にほんブログ村
最新記事
楽しい物語
ちょっと不思議な楽しい物語がいっぱいです。是非読んでみてね。
リンク
くろックCute DC01
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

月別アーカイブ
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
{\rtf1\ansi\ansicpg1252 {\fonttbl\f0\fnil\fcharset0 ArialMT;} {\colortbl;\red255\green255\blue255;\red0\green0\blue0;\red255\green255\blue255;} \deftab720 \pard\pardeftab720\sl320\partightenfactor0 \f0\fs26 \cf2 \cb3 \expnd0\expndtw0\kerning0 \outl0\strokewidth0 \strokec2 \ \ \ }